カードローン利用中に転職。収入が変更した場合どうすればいい？

返済が厳しくなるようであれば、カードローン会社に連絡を入れましょう。

カードローンの利用中に転職・離職をすると、当然収入が変わります。カードローン会社に転職・離職したことを伝える義務があるわけではありませんが、それまでの返済額・返済方法を継続するのが難しいのであれば、必ず連絡するのが基本です。

転職にもさまざまな方法がありますが、退職から再就職まで期間が空いたり、すぐ転職しても給料日がずれたりして、無収入の月が出てしまうことは珍しくありません。カードローンの月々の返済が間に合わなくなりそうなら、延滞してしまう前に自分から事前連絡を入れましょう。無収入であることを証明できれば、一定期間返済を猶予してくれる場合もありますし、返済計画の相談にも乗ってもらえます。

転職報告を行うと新規の職場への在籍確認や利用限度額の見直しなどの再審査が行われます。収入が下がっても同じだけの利用限度額を持っておきたい、と考えてしまうかもしれませんが、適切な利用限度額を守らないと、今後の自分の家計に過度な負担をかけることになります。総量規制で定められた、年収の3分の1までの利用限度額は守りましょう。

ちなみに、転職・離職の報告義務はないと記しましたが、あえて転職・離職を連絡せず、以前の利用限度額で新規借り入れを行い、かつ延滞履歴があるなど悪質な隠ぺいを行うと、事実が発覚した時点で新規借入が禁止となることもあります。

また、利用限度額いっぱいの借入をしている状態で転職・離職して収入が下がった場合、新しい収入で定められた利用限度額までは返済のみの利用に限られ、新規借り入れはできません。