製品特長
[PR]Piano Forteシリーズの特徴は今までのイヤホンには難しかったライブ会場の雰囲気やホールの臨場感をそのまま伝える空間表現力です。ファイナル初のエントリーモデルPiano ForteUにも、高級品と同等の設計思想を惜しむ事なく注ぎました。独自の開口部形状によって、良好なフィット感とイヤーパッドの追放を両立。開放感ある音質を実現しました。ライブ会場の空間の広がりを立体的に感じられます。
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シリコン製イヤーパッドを追放しても高いクオリティの再生音を得るために、大口径15.5mmφのドライバーユニットを自社で開発しました。振動板面積は、一般的な8mmφのイヤホンに比べて約3倍。素材や振動板の形状にも徹底的にこだわりました。
イヤホンメーカーであっても、ドライバーユニットは社外品を購入する事が多くなりつつある現在、ドライバーユニットの開発から製造まで一貫して社内で行える事は、製品開発上の大きな強みとなっています。
PFシリーズについても、製品にあわせた細かなチューニングと選別を行っており、類似のものとは一線を画すドライバーユニットとなっています。
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振動板前面を金属板にて覆い、空気圧調整口との組み合わせで、振動板に最適な圧力がかかるようにしたのが、ファイナル独自の技術によるプレッシャーリングです。永年ホーンスピーカーを扱ってきたノウハウに基づいて設計。聴き慣れた曲から、思わずハッとする新体験のリアリティを引きだします。
ファイナルではシリコン製イヤーパッドのない独自の形状の音導管を持つPiano Forteシリーズをカナルオープン型と呼んでいます。少し突き出た音導管は振動板からの音をもれなく耳道に伝え、オープン型の開放感はそのままに優れた装着感が得られます。
Piano Forteシリーズの音質の要はこの開口部にあります。通常のカナル型イヤホンでは、シリコン製イヤーパッドで耳道を密閉して使用します。振動板と鼓膜とをつなぐ耳道が密閉される事によって、最低域まで再生できる一方、振動板は高い圧力にさらされ、歪みが発生します。同時に耳道を遮断するシリコン製イヤーパッドも、振動板のような動きをしてしまいます。密閉度を上げ、遮音性を高めるほど、歪みとイヤーパッドの共振音は大きくなり、鈍い低音と歪み感が、音楽にいつもまとわりつきます。Piano Forteシリーズでは、シリコン製イヤーパッドを追放し、本体と一体で切削加工。開放感あふれる自然な音質を実現しました。
通常、イヤホンでの再生では、音が頭の中で鳴っているような感覚になります。Piano Forteシリーズでは発せられた音が空間を経て自分に届くという、自然な聞こえ方を体験する事が可能です。通常の耳道を密閉する事を前提としたカナル型イヤホンのドライバーユニットを、イヤーパッドを外して使用すると、音楽鑑賞に耐える音にはなりません。シリコン製イヤーパッドの追放には、大口径のドライバーユニットを初めとする様々な技術開発が必要でした。
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筐体を密閉すると、振動板の前後の圧力に差ができ、振動板に歪みが生じます。その圧力差を最適化するのが、空気圧調整口です。
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