チャンネル数
チャンネル数は、スピーカーの数と配置を指します。(1chは1つのスピーカー、0.1ch=サブウーファーの組み合わせ ※バーチャルサラウンドも含む)一般的に、チャンネル数が大きいほど迫力ある音を楽しめます。
4K伝送
4Kの映像出力に対応した機器から受けた映像信号を4K対応テレビなどへ出力できる。
ハイレゾ
CDの最大6.5倍の情報量を持つ、高品質な音楽データです。
SBC
Bluetoothでのオーディオデータ伝送における必須コーデックであり、多くの機器で対応しています。ただ、音質は他のコーデックに劣ります。
AAC
iTunesやデジタル放送などで使用されているものと同じコーデック。元の音楽ファイルがAACで圧縮されていれば再圧縮されずに伝送されます。iPhoneなどで採用されています。
aptX
SBCよりも圧縮率が低く、広い音域の音をしっかりと再現できます。Android OSのスマートフォンで採用されています。
LDAC
ソニーが開発した新しいコーデック。96kHz/24bitのハイレゾ音源をダウンコンバートせずに伝送できます。
NFC
NFC対応スマートフォンにタッチするだけで、簡単にBluetoothのペアリング設定ができる機能です。
2015年5月13日 13:24掲載
ソニーは、ホームシアターシステムの新モデルとして、「HT-ST9」「HT-NT3」「HT-XT3」「HT-CT780」「HT-CT380」「HT-XT100」の6機種を発表。「HT-CT780」「HT-CT380」を5月23日より、そのほかの4機種を6月13日より発売する。
■ハイレゾ&4K対応「HT-ST9」「HT-NT3」「HT-XT3」
いずれも、同社のホームシアターシステムとして初めてハイレゾ音源の再生に対応し、最大192kHz/24bitのPCM方式の音源やDSD 5.6MHz(リニアPCM変換)の再生が可能。スピーカーユニットには、新開発ツイーターを搭載しており、ハイレゾ音源の高域表現を実現した。
機能面では、CD音源やMP3などの高音域を補完し、最大96kHz/24bitまで拡張してハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載。Bluetooth接続では、最大約3倍の情報量を伝送することが可能な「LDAC」に対応し、高音質再生を実現。HDMI端子は、著作権保護規格HDCP 2.2準拠の4Kパススルーに対応する。
「HT-ST9」は、7.1chのサウンドバータイプを採用した最上位機種。各スピーカーの音の強弱を独立して制御する波面制御技術を採用し、後方から回り込む音響効果も得られる。本体にはツイーターを含む計10個のスピーカーを搭載し、8つのフルデジタルアンプS-Master HXで独立して駆動させている。実用最大出力は800W。
「HT-NT3」は、2.1chのサウンドバータイプで、奥行き65mmの薄型モデル。前方のスピーカーだけで仮想的にサラウンドを再現する技術「S-Force PROフロントサラウンド」を搭載。実用最大出力は400W。
「HT-XT3」は、2.1chの台座タイプで、本体底面に2基のサブウーハーを内蔵する。実用最大出力は350W。耐荷重50kgまで、65V型以下のテレビとの組み合わせが推奨されている。
市場想定価格は、「HT-ST9」が150,000円前後、「HT-NT3」が80,000円前後、「HT-XT3」が70,000円前後(いずれも税抜)。
■「HT-CT780」「HT-CT380」「HT-XT100」
「HT-CT780」「HT-CT380」は、2.1chのサウンドバータイプ。HDMI端子は、「HT-CT780」がHDCP 2.2準拠4Kパススルー、「HT-CT380」が4Kパススルーに対応する。実用最大出力は、「HT-CT780」が300W、「HT-CT380」が270W。「HT-XT100」は2.1chの台座タイプで、実用最大出力が70Wとなる。
市場想定価格は、「HT-CT780」が50,000円前後、「HT-CT380」が40,000円前後、「HT-XT100」が25,000円前後(いずれも税抜)。