AV8805 のスペック・仕様・特長

基本仕様 | |||
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製品種類 | AVプリアンプ | 消費電力 | 90 W |
通信機能 | Wi-Fi AirPlay DLNA |
ハイレゾ | ○ |
USB接続 | ○ | 録音機能 | |
マイク付 | 真空管 | ||
サイズ・重量 | |||
幅x高さx奥行 | 440x185x410 mm | 重量 | 13.7 kg |
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マランツは、13.2chプロセッシング対応AVプリアンプ「AV8805」を発表。3月中旬より発売する。
チャンネル数を13.2chに拡張し、最新世代のデュアルコアDSPを新たに採用することで、最新かつ最高水準の民生用イマーシブオーディオフォーマットをサポートするというモデル。豊かな情報量を余すところなく引き出すため、「かつてないレベルのチャンネルセパレーション、空間表現力をターゲットに開発した」とのことだ。
具体的には、「Dolby Atmos」、「Auro-3D」(ファームウェア・アップデートにより対応予定)、「DTS:X」に対応。7.1.6ch/9.1.4ch構成でのDolby Atmos、また13.1ch構成でのAuro-3Dの再生が可能だ。DTS:Xについては、5.1.6ch/7.1.4ch/9.1.2chに対応。最新のバーチャル3Dサラウンドテクノロジー「DTS Virtual:X」もサポートする。
音質面では、大規模な回路およびパーツの見直しを行い、ほぼすべての基板をゼロから再設計したとのこと。プリアンプには、マランツオリジナルの高速アンプモジュール「HDAM-SA」を用いた13.2chの電流帰還型回路を搭載。チャンネルごとに独立させた合計15枚におよぶ基板にマウントし、チャンネル間の干渉を排除する。
さらに、アナログオーディオ回路も一新。これまで1つのICに統合されていた入力セレクター、ボリューム、出力セレクターをそれぞれの機能に特化したカスタムデバイスによって置き換えた。これにより、不要な回路の引き回しを排除し、音質最優先のレイアウトおよび信号ラインの最短化を実現するという。
加えて、専用のローノイズSMPSの採用、専用基板によるDAC回路、導電性ポリマーコンデンサーや薄膜高分子積層コンデンサーなどの高音質パーツ、銅メッキシャーシなどによる徹底した高周波ノイズ対策によって、「プレミアムHi-Fiコンポーネントにも通じる、精密かつ透明感の高い空間表現を実現する」とのことだ。
また、8入力/3出力すべてのHDMI端子がデジタル映像コンテンツの著作権保護技術「HDCP 2.2」をサポート。映像のダイナミックレンジを拡張するHDR(High Dynamic Range)については「HDR10」、「Dolby Vision」、「Hybrid Log-Gamma」の3方式に対応する。従来のHD映像の2倍以上の広色域表現を可能にする「BT.2020」のパススルーにも対応した。
このほか、ネットワークオーディオ機能にはHEOSテクノロジーを投入し、Amazon MusicやAWA、Spotify、SoundCloudなどの音楽ストリーミングサービスに対応(一部有料プランのアカウントが必要)。PCやNASなどのミュージックサーバー、およびUSBメモリーからのファイル再生では、5.6MHz DSD、192kHz/24bit PCM(WAV/FLAC/Apple Lossless)に対応。インターネットラジオ、AirPlay、Bluetoothなど、さまざまな音楽コンテンツを楽しむための機能も充実させた。
「AV8805」本体の操作や設定はワイヤレスリモコン、またはスマートフォン/タブレット対応の「Marantz 2016 AVR Remote」(iOS / Android / Kindle Fire対応)で直感的に行える。Wi-Fi接続にも対応する。簡単に初期設定ができるようにガイドする「セットアップアシスタント」も用意した。
本体サイズは440(幅)×185(高さ)×410(奥行)mm(ロッドアンテナを寝かせた場合)、重量は13.7kg。
価格は500,000円(税別)。
- 価格.com 新製品ニュース
マランツ、13.2chプロセッシング対応AVプリアンプ「AV8805」2018年2月28日 14:50掲載