907X & CFV 100C ボディ スペック・仕様・特長

• モジュラー設計のボディにすぐれた技術を融合し、3種類の異なる撮影スタイルに対応した1億画素の中判カメラ。「CFV 100C」は1TBストレージを内蔵。
• 1億画素の裏面照射型センサーを搭載し、前モデル「907X & CFV II 50C」の2倍の解像度を実現している。
• 3.2型、236万画素のタッチ画面はすぐれた柔軟性を備え、豊かな色合いを表現可能。ウェストレベルでの撮影ができる。

基本仕様

• タイプ: ミラーレス
• レンズマウント: ハッセルブラッドXマウント
• 画素数: 1億画素
• 撮像素子: 中判サイズ; 32.9mm×43.8mm; CMOS
• 撮影感度: 標準：ISO64〜25600
• 記録フォーマット: JPEG/RAW/HEIF
• 連写撮影: 3コマ/秒
• シャッタースピード: 電子：1/6000秒〜68分; 1/4000秒〜68分(XCDレンズ); 1/800秒、1/2000秒(HC/HCDレンズ)
• 液晶モニター: 3.2インチ; 236万ドット
• 電池タイプ: 専用電池
• 撮影枚数: 420枚
• 記録メディア: CFexpressカードTypeB; 内蔵SSD

その他機能

• タッチパネル: ○
• ライブビュー: ○
• 可動式モニタ: チルト式
• USB充電: ○
• RAW+JPEG同時記録: ○
• RAW: 16bit
• インターフェース: USB3.1 Type-C
• AFセンサー測距点: 294点

ネットワーク

• Wi-Fi: ○

サイズ・重量

• 重量: 約620g(本体のみ)

付属

• 付属レンズ: 無(本体のみ)

カラー

• カラー: ブラック系

※デジタル一眼カメラ項目解説

*1 撮影枚数
CIPA規格（カメラ映像機器工業会が定める電池寿命測定方法）に基づいた枚数です。

新製品ニュース　ハッセルブラッド、モジュラー構造の中判カメラ「907X ＆ CFV 100C」

2024年1月25日　11:18掲載

ハッセルブラッドは、中判カメラ「907X ＆ CFV 100C」を発表した。なお、ハッセルブラッドの日本総代理店であるセキドでは、1月24日22時から取り扱いを開始している。

「Hasselblad」デザインを踏襲し、クラシックな外観に、モジュラー構造と最新技術を組み合わせたという、1億画素ハッセルブラッド中判カメラとして展開。「907X」と「CFV 100C」を合わせた重量は620gで、「前世代モデルから120g軽量化した」という。

また、ハッセルブラッド フィルムカメラ特有のウェストレベルの撮影スタイルを引き継ぐ、40度と90度にアングルを調整できるタッチディスプレイを装備。「アイレベルよりも低いアングルやクラシカルなウェストレベルでの撮影スタイルが可能」とうたう。

仕様面では、モジュラー設計のボディを採用し、3種類の異なる撮影スタイルに対応。例として、「907X」に「CFV 100C」を装着すると、用途に合わせて、さまざまな高性能の「XCDシリーズレンズ」をカメラボディに取り付けられる。レンズアダプターを使用すれば、HC/HCD、V、XPANシリーズレンズの取り付けも可能だ。

また、「CFV 100C」は、ハッセルブラッド Vシステムの「500シリーズ」と「200シリーズ」などのクラシカルなフィルムカメラに装着できる。これによって「フィルムカメラボディでも、デジタル写真を撮影できるようになり、クラシカルな技術と現代の技術の融合を体験できる」とのことだ。加えて、「CFV 100C」は、テクニカルカメラと組み合わせて、「すぐれた精度で撮影することも可能」とうたう。

このほか仕様面では、「907X ＆ CFV 100C」は、位相差AF（PDAF）を採用し、1億画素センサー面にフォーカスゾーンを294点配置する。フォーカス範囲の97%をカバーするこのオートフォーカス技術によって、「精度の高い焦点調整を実現し、シャープな映像を撮影できる」とのことだ。

価格は1,254,000円。