見慣れた映像で極上体験LG Electronics OLED55C9PJA

薄型テレビ 2019/12/25
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見慣れた映像で極上体験LG Electronics OLED55C9PJA

スマホやタブレットなど小型デバイスの普及が広がる一方、高画質化が進むテレビの意義とは何か? 唯一のテレビ用有機ELパネルサプライヤであるLG。同社の売れ筋有機ELテレビ「OLED55C9PJA」を通じて、その答えが見えてくる。

有機ELが映し出す、豊かな色彩美

実は、2019年現在においてテレビ向けの大型有機ELパネルの量産に成功しているのはLGエレクトロニクス一社のみ。SONYや東芝、パナソニックなどの有機ELテレビも、同社からパネルを供給しています。そのLGが展開する有機ELテレビのうち、売れ筋なのが「OLED55C9PJA」。その映りは家電量販店などでもデモンストレーションされていますが、ザ・鮮やか。今回レビューするにあたって、映画やゲーム、YouTube実況、地上波放送などをチェックしてみましたが、すべての映像コンテンツのレベルを2段階くらい引き上げてる印象です。僕は自宅で液晶テレビを使っているので、その差異は如実に感じられました。感じてしまいました。

映像がきれい、すなわちコントラストや色彩が豊かでハッキリものが見えるということは、映像そのものに多大な説得力を与えます。なんというか立体感があるというか、グっと迫ってくるというか。普段なら流し見するような実況動画や旅行映像なんかも、55インチの大画面有機ELパネルでババーンと映されると「おぉ……」と圧巻せずにはいられません。映像のきれいさは、こうした感動にストレートに寄与してきます。

リビングで存在感を放つ、大画面有機ELパネル

またOLED55C9PJAには複数の映像モードが用意されており、たとえば映画視聴時は「シネマモード」にしてハッキリ感を抑えつつイエローをかぶせることでよりそれらしい映像にしたり、ゲームをプレイするときは「ゲームモード」でキツめの発色を抑えたりと、コンテンツの魅力を引き立てる表現も選択可能。さらにはAI内蔵により輝度やノイズの自動調整も行ってくれたりと、映像表現いたれりつくせり。テレビ=映像を映すだけの装置というのは今やクラシックな認識で、最新のテレビはここまで映像について本気で考えてくれています。テレビが変われば生活が変わる、そこまで言い切ってしまってよいでしょう。

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マジックリモコンの操作性が「神」

OLED55C9PJAはいわゆるスマートTV(webOSを内蔵)で、多くのスマートTVと同様にリモコンで操作するシーンがとても多いです。このへんの操作性がもはや最近のテレビがテレビらしからぬ所以のようにも思うのですが、それはさておき。LGは「マジックリモコン」なる独自スタイルのリモコンを持っています。結論からいうと、もうこのリモコンを全スマートTVに同梱してほしいです。それくらい操作性が神。

独自の操作性「マジックリモコン」

マジックリモコンの操作部には、十字キーおよび決定ボタンを兼ねたホイールが搭載されています。多くのリモコンは十字キーと決定ボタンで操作しますが、マジックリモコンはホイールを回すとマウスにも似たポインタ操作に切り替わるのです。キー入力からアプリ選択まで、ほぼすべての操作がポインタで可能。しかもポインタが画面中央に表示されるよういつでも調整できるため、いちいちテレビに向けて操作しなくてもいいんです。この操作性は、腕がめちゃくちゃ楽! 膝上でリモコン操作もできるし、テレビに対して斜めに座ってるときでもストレスなく操作できました。

ほぼすべての操作がポインタで可能なLGの有機EL

ポインタはクリックできる箇所に吸い付くため、PCでのマウス操作以上にキビキビと反応します。もちろんポインタを出さずに、十字キーやボイスコマンドでの操作も問題ナッシン。でも、文字入力する際はポインタ操作のほうが格段に便利でしょう。スマートTVはできることが多い分操作性も重要ですが、LGはそこがとてもよく考えられていますね。リモコン本体もコンパクトだし、テーブルにあってもじゃましないサイズ感です。チャンネル操作ができればいいってもんじゃないですからねぇ、最近のリモコンって。

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頭1つ抜けたコスパの良さ

美麗な映像と快適な操作性。この2点だけでも十分評価できるのに、LGのテレビはお安いのです。価格.comで薄型テレビ、4K、有機ELに絞って検索し、1インチあたりの価格でソートしてみると、上位を占めるのはほとんどLG。パネルの自社生産による価格面のアドバンテージにより、その他の条件が同じであればコスパは頭1つ分抜きん出ています。

1インチあたりのコスパが高いLGの薄型テレビ

市場的に有機ELテレビはまだ高価なものと位置づけられていますが、LGはそこの部分で導入ハードルが低く、いわゆる「有機ELにちょっと興味がある」レベルの人でも手が出しやすいのが魅力でしょう。そして、有機ELデビュー感覚で購入したとしても、映像にも機能にも満足できるスペックを備えている。買いやすく、満足度も高い。買い替えタイミングが難しいテレビにおいてこれは大きなアドバンテージですし、たとえば「今の液晶テレビでも問題ないけど、有機ELにしてみたい」という人の背中を押してくれる要素だと思います。

見慣れたエンタメも、有機ELの大画面で見たほうが気持ち良い

あと、個人的な見解として、最近のスマートTVはリビングの母艦のようだなと感じていて。YouTubeやNetflix、Hulu、Amazonプライムビデオなどは、スマホやラップトップで見られるけどやっぱり大画面で見たほうが気持ち良い。そういう意味ではスマートTVはリビングに置くブラウザーともいえるし、Google AssistantやAlexa内蔵モデルならスマートスピーカーにもなる。別にテレビだからといって腰を据えて見る必要はなく、大画面でYouTubeを再生できるディスプレイみたいな捉え方でもいいと思うんですよ。そうなると、リビングはエンタメ再生装置たるテレビを設置しているコンソールルームといえませんか? スマホ画面をテレビにキャストできるモデルもありますし(LGのテレビは可能)、大型ディスプレイとしての活きる場面は意外と多いものです。

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毎日のエンタメをアップグレード

レビューしてみて、大画面テレビの魅力は美麗さだけではないんだなと実感しました。映像美がもたらす感動、さまざまなコンテンツにアクセスするための操作性や機能性。これらが自分の家にインストールされたとき、生活スタイルはどう変わるのか。今までスマホでYouTubeを見ていたのがテレビで見るようになったり、携帯モードでしかプレイしなかったNintendo Switchを積極的にテレビにつなぐようになったりと、美麗な映像へのアップグレードが容易になるでしょう。リビングでまったりする機会も増えるかもしれません。

有機ELの極上の表現力をリビングに

有機ELテレビだからといって、毎日映画を見る必要はないのです。極上の表現力がリビングにあれば、それだけで今アクセスできるエンタメが何倍にもアップグレードできてしまいます。一度クリアしたゲームも有機ELテレビで映して「こんなにきれいだったのか……」となること、超あります。実体験です。ということは、有機ELテレビは今持っているゲームやBlu-rayの価値を上げてくれるともいえる? ということは、テレビを買うとむしろ儲かる? 錬金術かな? 価格.com

文:ヤマダユウス型 写真:福田 諭(fort)

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LG Electronics OLED55C9PJA

画面サイズ: 55V型
パネル方式: OLED方式
画素数(水平×垂直): 3840×2160
外形寸法(テレビスタンド含む): 122.8×73.8×25.1cm
質量(テレビスタンド含む): 23.0kg
質量(卓上スタンド含む): 13.5kg
地上デジタルチューナー: 3チャンネル
BS・110度CSデジタルチューナー: 3チャンネル
BS 4K/110度CS 4Kチューナー: 1チャンネル
高画質機能: 倍速機能、映像エンジン/α9 Gen2 Intelligent Processor、シネマモード(エキスパート画質調整)
高音質機能: サラウンド回路/Dolby Atmos®、音声多重、自動音量調節、実用最大出力(JEITA)/40W
主な特長: ブラウザー機能、ハイブリッドキャスト対応、Miracast™ Overlay、省電力対応
画面サイズ展開: 55インチ / 65インチ / 77インチ

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