スマートウォッチ部門

今のスマートウォッチ市場は、GPSを内蔵したモデルと、非内蔵モデルとに大きく2分することができる。前者は、アップルのApple Watchや、GARMINのGPS搭載モデルに代表される本格派の製品で、価格も3万円以上するのが普通だ。いっぽう、GPS非搭載のモデルになると、1万円を下回るような低価格モデルが中心で、スマートウォッチの初心者などを中心に人気がある。そんな中、価格帯としては明らかに後者のエントリーモデルでありながらも、なんとGPSを内蔵した製品として登場したのが、この「Xiaomi Smart Band 9 Pro」だった。公式サイト価格で7,980円という低価格ながら、1.74インチの有機ELディスプレイに加え、GPSやコンパス、血中酸素や心拍数などの計測センサーを搭載し、150種類以上のアクティビティの記録が行える。しかも、バッテリーの持ちが大変よく、最大21日持続という超ロングライフを実現。まさに信じられないほどの高コストパフォーマンスで、スマートウォッチのエントリーモデルの中でも一躍人気となった。