空気清浄機の満足度:約65%が、効果を実感。目的、アレルギー症状により効果実感度は異なる
お使いの空気清浄機に対する満足度を5段階に分けて聞いた。もっとも多かったのは「やや効果を実感している」というもので、半数近い48.8%がこう回答した。次いで多かったのは「効果を実感していない」で20.9%、次いで「大変効果を実感している」が16.4%という結果になった。「まったく効果を実感してない」は3.5%と少なかったが、「わからない」が10.4%おり、こうした点を総合して考えると、「効果がない」というようなネガティブな意見も3割程度にはのぼることとなる。
この結果と合わせてフリーアンサーでの回答を見てみると、主に「花粉症対策」を目的にして空気清浄機を購入した人は、その性能を実感している割合が高いのに対して、「イオン放出機能」などを重視して製品を購入した人は、性能の実感がつかみづらいという傾向が見られた。ただし、いずれの場合も「消臭」に対してはその効果を実感している人が多く、また、イオン放出機能については、カビなどの抑制に対しても効果を感じている人が多いという印象である。なお、価格の安い空気清浄機(小型空気清浄機など)については、ほとんど効果を感じないという意見も多かった。
全体としては、空気清浄機に対して「おおむね効果があるように思う」という意見が大勢を占めたが、効果を実感できるかどうかは、空気清浄機の利用目的や個人のアレルギー症状の重さなどによっても、かなり差があることが明らかになった形だ。
【図9 所有している空気清浄機に対する満足度】

空気清浄機のお手入れの頻度:1位「1か月に1度」(22.5%)。加湿空気清浄機のお手入れ頻度が特に高い結果に
空気清浄機をお手入れする頻度を聞いた。もっとも多かったのは「1か月に1度程度」(22.5%)で、次いで「1か月に1度以上」(18.2%)と、全体的に見ると比較的こまめにお手入れを行っている人が多いことがわかる。
ただし、このお手入れ頻度を製品タイプ別に見た結果では、もっともこまめにお手入れを行っているのは「加湿空気清浄機」で、少なくとも1か月に1度以上のお手入れを行っている割合は6割近くにのぼる。これに対して、単機能の空気清浄機やイオン放出機能付き空気清浄機ではお手入れの割合は低くなり、1か月に1度以上のお手入れを行っている割合は、それぞれ30%、40%を割り込むという結果になった。この結果から見て、お手入れしている割合が高いのは、おもに加湿機能であり、一般的なホコリフィルターなどについては、それほどひんぱんに清掃していないということがわかる。
【図10-1 空気清浄機のお手入れする頻度】

【図10-2 空気清浄機の方式別お手入れする頻度】

空気清浄機の購入意向:過半数が購入に関心を示す
空気清浄機を現在所有していない人に対して、今後の空気清浄機の購入意向を聞いた。これによれば、「具体的な購入予定はないが、今後購入したい」と考えている人が約半数の50.4%にのぼっており、「購入する予定がある」の6.9%と合わせて、過半数の人が空気清浄機の購入に関心を示していることがわかる。
逆に「購入したいと思わない」という人も32.0%いるが、その理由を見ると、現状の空気環境に不満がないという回答が多い。空気清浄機という製品の性質から言って、現状の空気環境に問題を感じていない人には、空気清浄機という製品はまったく価値を見いだせないということなのだろう。
そう考えると、過半数の人が今後空気清浄機を購入したいと考えていることは、空気環境に対して、かなり多くの人が関心を持っていることの現れと言っていいだろう。
【図11 空気清浄機の購入意向(空気清浄機非所有者のみ)】

【図12 空気清浄機を購入したいと思わない理由(複数回答)】

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