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No.056 ブルーレイレコーダー購入状況調査! -ご自宅の録画事情は?-

所有しているブルーレイレコーダーの満足な点:1位「画質がよい」58.0%、2位「操作がしやすい」45.1%

所有するブルーレイレコーダーで気に入っている点を複数回答で答えてもらった。もっとも満足度が高かったのは「画質がよい」という点で58.0%。「画質がよい」というのは、まさにブルーレイの最大の特長で、フルハイビジョンの映像コンテンツを再生できるほか、テレビのハイビジョン番組も高画質で録画できる。テレビの地上デジタル化の時もそうだったが、やはりアナログからデジタルへの移行において、もっともそのメリットを感じられるのは画質面と言っていいだろう。 次に多かった回答は「操作がしやすい」で45.1%。これには、電子番組表による録画予約の簡単さが大きく寄与している。また、SONYの製品に搭載される「おまかせ・まる録」に代表されるような自動録画機能も大きく進化してきており、録画予約に関する操作のしやすさは、ここ数年で飛躍的に向上した感がある。次点の「録画機能がすぐれている」(33.7%)なども、おそらくはこのあたりの理由によるものだろう。

【図4 所有しているブルーレイレコーダーの満足な点(複数回答)】

図4:所有しているブルーレイレコーダーの満足な点(複数回答)

所有しているブルーレイレコーダーの不満な点:1位「動作が遅い」45.2%、2位「HDDの容量が小さい」32.4%

【図4】とは逆に、所有するブルーレイレコーダーで不満な点を複数回答で答えてもらった。もっとも多かった回答は「動作が遅い」(45.2%)というもの。ブルーレイレコーダーは起動に十数秒を要するものが多く、電源ボタンを押してから操作ができるようになるまで若干のタイムラグがある。これが操作時のイライラにつながるという人が多いようだ。最近のモデルではこの起動時間の短縮もかなり図られてきているが、テレビなどに比べるとまだまだ遅いというイメージはぬぐえない。
また、「HDDの容量が小さい」という回答も32.4%と多かった。ブルーレイレコーダーで録画できるハイビジョンコンテンツは情報量が多いだけに、データ量も相当なボリュームとなる。そのため、1TBレベルの大容量HDDを搭載していても、そのままの画質で録画してしまうと100時間程度しか録画できず、あっという間に容量がいっぱいになってしまう。これを解消するために、各メーカーとも録画データの圧縮記録に力を入れており、最近のモデルではどの製品も10倍程度の「ハイビジョン長時間録画」に対応するようになっている。また、外付けHDDを接続してHDD容量を拡張できる機能も実装されてきており、HDDの容量不足問題はだいぶ解消しつつあるが、まだ現状ではHDD容量に対する不満は多いようである。
なお、次点には「価格が高い」(25.6%)や、「操作がしづらい」(22.7%)などもあがっているが、【図4】の結果とあわせて考えると、それほど大きな不満となっているわけではないようだ。

【図5 所有しているブルーレイレコーダーの不満な点(複数回答)】

図5:所有しているブルーレイレコーダーの不満な点(複数回答)

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