タブレット端末の価格への感想:「高い」と感じている人が66.1%。使用状況により、感じる“価値”に差
タブレット端末の価格についてどう思うかを聞いた。
もっとも多かったのは、「本体価格も維持費も高い」という回答で41.7%。次いで「本体価格は高いが、維持費はそこまで高くない」で24.4%となり、この2つを合わせた、全体のほぼ3分の2にあたる66.1%の人が、「タブレット端末の価格は高い」と感じていることがわかった。ちなみに、現在のタブレット端末の主要製品の価格はおよそ3〜6万円くらいで、スマートフォンやノートパソコンに比べても、それほど価格帯が高いとは言いがたい。それでありながら、イメージ的に「高い」という意見が多いということは、タブレット端末に対して、その価格に見合うだけの利用頻度やメリットを感じにくいということなのだろう。
なお、逆に「タブレット端末の価格は安い」と感じている人も合計で27.5%いるが、使用頻度などによっては、タブレット端末の価格は十分安いと感じられる。このように、タブレット端末の価格に対する印象は、使う人によってかなり異なってくるのがおもしろいところだ。
【図13 :タブレット端末の価格についての感想】

今後のタブレット端末に求めること:「価格の低下」(70.2%)が首位、次いで「駆動時間の長さ」(56.5%)
最後に、今後のタブレット端末に求めることを聞いた。
もっとも多かったのはやはり「価格の低下」で、70.2%の人が回答している。【図13】の内容ともほぼ一致するが、まだまだタブレット端末の価格は高めであるというのが、多くの人の印象であるらしい。ただし、すでに述べてきたように、台湾メーカーのAndroidタブレットなどでは2〜3万円というものも珍しくなく、ほかのデバイスに比べてタブレット端末の価格がそれほど高いというわけではない。価格的には高止まり傾向にあるアップルの「iPad」などをイメージする人が多いため、このような回答が多くなっていることも考えられる。
次いで多かったのは、「駆動時間の長さ」(56.5%)。端末購入時にはあまり重視されなかったポイントではあるが、バッテリー駆動時間に関しては、まだユーザーの満足レベルには達していないようだ。このほか、「維持費の低下」も53.4%と比較的多かった。これは主に、3G通信対応のタブレット端末における月額通信利用料に対する不満と思われるが、こちらもユーザーの満足レベルには達していないようである。
以下、「軽量さ・コンパクトさ」(45.9%)、「処理・通信の速さ」(39.5%)と続くが、どちらかと言えば、ハードウェア性能の向上よりも、価格面で安くなることを求めている人が多い。言い換えれば、家庭内のインターネット端末としての利用が多いタブレット端末は、もはやほぼ十分なハードウェア性能を実現しているが、外に持ち出すためのバッテリー駆動時間や、通信に関係する維持費などはまだ高く、持ち出して使う気にならない、というのが、多くのユーザーの感じているところなのかもしれない。
【図14 :今後、タブレット端末に求めること(複数回答)】

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