もっとも使っているタブレット端末のOS:躍進めざましい「Android系」(54.6%)が「iOS」(41.2%)を上回る
現在タブレット端末を所有している人に、その端末(複数台所有している場合はもっとも使っている端末)が採用しているOSを聞いた。
OS別に見ると、もっとも多いのはAndroid系という結果になった。54.6%と過半数を超えており、アップルのiOSの41.2%を13.4ポイントも上回っている。上記の所有メーカーの結果とは若干のズレがあるが、いずれにしても、Android系の躍進がめざましいことは見て取れる。
なお、ここ半年の間くらいに急激に製品が増えてきたWindows系OS(Windows 8/RT)については3.4%という割合になった。まだまだ割合としては少ないが、端末の発売時期などを考慮すると、比較的健闘しているということもできるだろう。
【図4 :もっとも使っているタブレット端末のOS】

もっとも使っているタブレット端末を選んだ理由:半数近くが「価格の手ごろさ」(44.9%)をあげる。「バッテリー駆動時間」、「動作速度」はスマートフォンほど重要視されず
現在タブレット端末を所有している人に、その端末(複数台所有している場合はもっとも使っている端末)を選んだ理由を複数回答で聞いた。
もっとも多かった回答は、「価格が手ごろだから」で44.9%。タブレット端末は、昨年秋のGoogle「Nexus 7」の発売以来、2万円前後で購入できる端末が増加したこともあって、割安感が出てきている。そうしたきっかけで、現在使用するタブレット端末を選んだ人が多いようだ。
次に多かったのは「画質がキレイだから」で31.2%。アップルの「iPad」で採用されるRetinaディスプレイや、ソニーの「Xperia Tablet Z」で採用されるフルHD液晶などは、画質のキレイさで定評がある製品だが、こうした製品を選んだ人は、主にこうした画質面に注目しているものと思われる。
その次には、「使い勝手がよいから」(28.8%)、「ディスプレイのサイズが大きいから」(27.6%)、「軽量だから・コンパクトだから」(27.1%)といった回答が続く。いずれも取り回しのよさや、ボディサイズに関連するもので、どちらがいいということはないだろうが、使う人の用途によって、画面が大きいほうがいいと思う人と、ボディが小さいほうがいいと思う人が分かれるという結果になっている。
なお、スマートフォンを選ぶときに必ず重視される「バッテリーの持続時間が長いから」という回答は20.8%と、タブレット端末を選ぶ際にはさほど重視されていない。これは、後述するタブレット端末の利用シーンとも大きく関連してくるのだが、持ち出して外で使うことが意外に少なかったり、スマートフォンほど頻繁に利用しないことから、タブレット端末にとってはバッテリーの持続時間は、スマートフォンほど重要視はされていないようだ。
また、「動作速度が速いから」という回答も17.9%とさほど多くない。これも、タブレット端末の場合、比較的パワーのあるCPUを搭載しやすいため、スマートフォンほどシビアに処理性能を気にする人が少ないことによるものと思われる。
【図5 :もっとも使っているタブレット端末を選んだ理由(複数回答)】

利用しているタブレット端末の画面サイズ:急速に普及している7インチ台(41.3%) が半数近いシェアを獲得
現在タブレット端末を所有している人に、その端末(複数台所有している場合はもっとも使っている端末)の画面サイズを聞いた。
もっとも多かったのは、「7インチ台」で41.3%。この中には、アップルの「iPad mini」やGoogleの「Nexus 7」、Amazonの「Kindle Fire HD」などが含まれる。【図2】の結果から、昨年2012年10〜12月の期間にタブレット端末を購入した人が多いことがわかるが、この結果からも、その多くがやはり7インチクラスのタブレット端末を購入したものと思われる。
次に多かったのは「10インチ台」で28.6%。ここには、ソニーの「Xperia Tablet Z」や、マイクロソフトの「Surface RT」、その他多くのAndroid/Windowsタブレットが含まれる。続いて多かった「9インチ台」(16.3%)は、ほぼアップルの「iPad」と見ていいだろう。そのほかの画面サイズはかなり少ないが、これはそもそもその画面サイズの製品がかなり少ないためである。
現在のタブレット端末は、おもに9〜10インチの画面を持つ比較的大型の製品と、7インチ前後の画面を持つ比較的小型の製品に二分されているが、この調査の結果からも、ほぼこうした二分された状況が明らかとなった形だ。また、7インチタブレットの本格普及が昨年2012年秋から始まったことを考えると、ここ1年間で7インチタブレットがかなり急速に普及し、すでに半数近いシェアを取っていることに驚かされる。
【図6 :利用しているタブレット端末の画面サイズ】

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- タブレット端末の所有率:1年で約20%上昇し、半数に迫る46.9%が所有。パソコン依存度が低い若年層ほど所有率が高い傾向に
- もっとも使っているタブレット端末を選んだ理由:半数近くが「価格の手ごろさ」(44.9%)をあげる。
「バッテリー駆動時間」、「動作速度」はスマートフォンほど重要視されず - タブレット端末の用途:トップは「ネットサーフィン」(49.7分)。
「地図・カーナビ」(27.0分)利用が「動画鑑賞」(26.6分)を上回り3位に - タブレット端末の購入意欲:全体の4分の3に購入意思あり。タブレット端末需要は今後も底堅い模様
- もっとも欲しいタブレット端末を選んだ理由:「画質」(33.7%)、「好きなメーカー」(27.3%)が上位に。
価格よりも各メーカーの商品力、ブランド力が重視される傾向に - 総評
