4Kテレビの購入意向:「購入予定」「購入を検討」合計13.5%。購入意欲の喚起は順調
4Kテレビを今後購入する予定があるかどうかを聞いた。「購入予定」「購入を検討」を合わせた割合は、全体の13.5%。明確に「購入予定である」と回答した人は1.5%だったが、「購入を検討している」とした人が12.1%に上り、30万円を超えるような高額製品で、しかもまだ初期段階の製品カテゴリーであることを考えれば、まずまずの購入意欲を喚起できているのではないだろうか。
なお、「当分購入の予定はない」と回答した人は全体の約7割に達する勢いだが、4Kの地上波テレビ放送の開始メドが経っておらず、また、フルハイビジョン(2K)対応のテレビを購入したのがここ数年という人が多いことを考えれば、妥当な割合だろう。
【図3-1 4Kテレビの購入意向】

4Kテレビの購入を検討するのは、今使用するテレビの買い替えタイミング
4Kテレビの購入意向への各回答者が現在使用しているテレビの購入時期をまとめたのが【図3-2】だ。やはりというべきか、4Kテレビを「購入予定である」「購入を検討している」と回答した人は、現在使っているテレビの購入時期が全般的に古く、5年以上前に購入したという人の割合が3割以上となっている。これに対して、「当分購入の予定はない」と回答した人は、5年以上前にテレビを購入した人の割合は2割程度で、逆に3年以内に購入した人が半数近くに達する。なかには、まだ現在のテレビを購入してから数年で、4Kテレビの購入を検討している人もいるが、全般的に見ると、比較的テレビを購入した時期が古い人ほど、4Kテレビの購入意欲が強いといえそうだ。
【図3-2 4Kテレビの購入意向(現在使用しているテレビの購入時期別)】

大型テレビ所有者ほど、4Kテレビの購入意欲が高い傾向
上記の設問と同様に、4Kテレビの購入予定に対する回答ごとに、各回答者が現在使用しているテレビの画面サイズをまとめたのとなるが【図3-3】である。こちらのほうが比較的顕著に表れているが、4Kテレビを「購入予定である」「購入を検討している」と回答した人は、全般的に今使っているテレビの画面サイズが大きい。「購入予定である」とした人では、42インチがもっとも多く、次いで47インチ、50インチとなっており、40〜50インチクラスの所有率が高い。42インチ以上の割合でいうと6割以上にも達する。また、55インチ60インチの割合もそれぞれ5%以上あるなど、全体的に大型画面のテレビを現在利用していることがわかる。
これに対し、「当分購入の予定はない」と回答した人では、もっとも多い画面サイズは、32インチで、次いで42インチ、37インチとなっており、30〜40インチくらいのサイズが中心となっている。大型テレビの所有率も、55インチ、60インチクラスはほとんどなく、全般的に小型サイズが中心というイメージだ。
この結果から、4Kテレビへの購入意欲が高いのは、現在も大型サイズのテレビをお使いの方だということがわかってくる。現状の4Kテレビは、50V型以上の大型モデルしかないので、4Kテレビを購入したいと考えている人の多くは、元からそのサイズの大きさのテレビを置くスペース的な余裕があり、逆に、4Kテレビを購入する予定がないと言う人の多くは、それだけのスペース的余裕がないということも見えてくる。
【図3-3 4Kテレビの購入意向(現在使用しているテレビのサイズ別)】

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