小さいながらも解像度の高い液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイは4型ワイド。解像度は1024×600ドットだ。サイズはNTTドコモの「MEDIAS WP N-06C」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)など少し大きめのスマートフォンと同程度。解像度はネットブック並みだ。小型液晶ながらかなり高精細なものになっている。

画質は、明るさ、コントラスト、発色いずれも良好で画質に不満は感じられない。タッチパネル液晶で、タッチ操作時の感度は良好だ。

操作はキーボードとトラックボール

液晶部分をスライドさせると、パソコンと同じQWERTYキーボードが現れる。ここまで小さなキーボードで入力できるWindows 7パソコンはF-07Cぐらいだ。

キーボードはボタン式だが、適度な固さで押しやすい。本体が小さいためキー配列はやや特殊だが、さほど苦労することなく慣れた。両手で持って親指で入力するスタイルだが、かなり素早い入力もできる。長文を入力したい人には、ソフトウエアキーボードやテンキーよりもQWERTYキーボードの方がずっと入力しやすいだろう。バックライト付きで、暗い場所でも入力しやすくなっている。

ポインティングデバイスは、小型のトラックボールを右側に備えている。ボールを押し込むとクリックが可能だ。それとは別に、キーボード左上に左クリックボタンも備えている。画面に直接タッチして操作することも可能だ。パソコンとしては超小型ながら操作性は良好だ。

QWERTY配列のキーボードを搭載。適度な固さで押しやすい。素早く文字入力ができる。Windowsキーもしっかりとある (画像クリックで拡大)

キーボードにはバックライトが付いている。暗い場所でもキーが見やすい(画像クリックで拡大)