“巣ごもり”をきっかけに、料理に凝る人も増えている。そこで、「石窯キット」(アウベルクラフト)を使って、本格的なパンを焼いてみた。

石窯は、薪を燃やして内部を加熱し、余熱で調理する仕組み。ピザやパン以外にも、肉や魚の窯焼き、煮込み料理など応用範囲は広い。薪を燃やすのと、食材の用意を並行してやる必要があるので、家族で協力して楽しめる。

石窯キットは自宅の庭に設置するタイプで、組み立ては2日かかる。初日に土台部分、セメントが固まるのを待ってアーチ部分を作る。間違えてもやり直しが利くので、難易度は高くない。

意外に難しかったのが、石窯の使い方だ。石窯の内部の温度が高すぎると、パンの中まで火が通らないうちに表面が焦げる。低すぎると、今度は火が通る前にパンが乾燥してしまう。試してみたところ、表面は硬かったが、中はもっちりとしたパンが焼けた。さらにうまく仕上げるには経験を積むしかないが、その過程も楽しめそうだ。

石窯

石窯キット(アウベルクラフト)

実勢価格/4万7250円

遠赤外線でパンが焼ける石窯
実際の調理は、難しい面も

難易度

満足度

★★

★★★

石窯は耐火レンガをセメントで固定して作る。セメントはすぐに固まらないので、少々曲がってもやり直しが利く。ただし、石窯を使いこなすには薪の燃やし方や窯内の温度調整などに経験が必要だ。今回焼いたパンは、表面は硬いが、中はもっちりと仕上がった。

1 耐火レンガからコテまで必要なものはすべてそろっている(画像クリックで拡大)

2 石窯で焼くパンの生地を準備する(画像クリックで拡大)

3 並行して薪をがんがん燃やし、石窯内部の天井に付いたすすが白くなるまで熱しておく(画像クリックで拡大)

4 薪を取り出し、準備しておいたパン生地を入れる。パンを焼く際は石窯の前面にカバーをしてしばらく待つ(画像クリックで拡大)

5 香ばしい香りがしてきたら、焼き加減を確認。焼き色が付いたら取り出す(画像クリックで拡大)

温度の低下を防ぐ前面のカバーと、専用の温度計はオプション。買っておくと料理の幅が広がり、失敗も減る(画像クリックで拡大)