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雲台の選び方ガイド
雲台とはどんなもの?
雲台は、三脚や一脚にカメラを固定するための部品
雲台(うんだい)とは、三脚や一脚に取り付けてスチールカメラやビデオカメラを固定するための部品です。雲台を使用することで、カメラの向きや傾きを調節することができます。
動画撮影に適したタイプや写真撮影に適したタイプなど、さまざまな製品があります。シーンや用途に適した製品を選ぶことで、よりスムーズな撮影が行えるでしょう。
なお、三脚(一脚)と雲台がセットになっている製品もあります。
雲台の種類・利用シーンを知ろう
雲台の種類は、主に「自由雲台」「3Way雲台」「2Way雲台」「ビデオ雲台」の4つにわけられます。用途や撮影シーンなどの目的に適したタイプを選びましょう。
動きのある被写体なら「自由雲台」
「自由雲台」は、球体状の調節機構を搭載し、1つのネジを緩める動作だけで全方向(垂直・水平・縦横)にカメラの向きを変えることができます。
頻繁に構図を変更して撮影したい場合や、ポートレート撮影・スポーツ撮影など、動きのある被写体の撮影に適しています。ただし、全方向に一度で動かせる反面、向きを固定したまま傾きだけ変える、といった操作は苦手です。
また、構造上、ネジを緩めている最中にカメラから手を離すと、思わぬ方向にカメラが倒れてしまうため、ネジを固定するまではしっかりとカメラを手で支えている必要があります。
自然風景の撮影なら「3Way雲台」
「3Way雲台」は、市販の三脚に付属していることもある、最もスタンダードなタイプです。上下左右に加え、カメラの角度を水平から縦位置まで動かすことができます。
レバー(またはネジ)によって上下・左右・傾きをそれぞれ調整できます。各操作が独立しているため、「向きを固定したまま、傾きだけを変える」といった複雑な操作が可能です。
風景撮影や夜景撮影など、じっくりと構図を決めて撮影するシーンに適しています。反対に、各操作をそれぞれ行う必要があるため、瞬時に構図を変えたい場合や動きの多い被写体の撮影には向きません。
パノラマ写真を撮るなら「2Way雲台」
「3Way雲台」が上下左右を2つのレバーで調整するのに対し、「2Way雲台」は上下左右を1つのレバーで調整します。レバーが1つなので、素早くカメラの向きを変え、構図を決めることができます。
自由に方向を決められる「自由雲台」と、しっかりと構図を決められる「3Way雲台」の中間をとったようなタイプといえるでしょう。パノラマ写真など、広い範囲を撮影したい場合に向いています。
スポーツシーンの動画撮影は「ビデオ雲台」
「ビデオ雲台」は、動画撮影に適したタイプです。可動部にグリスが塗布され、上下左右へなめらかに位置を調節できる「フリュード機構」を搭載した製品が多く、カメラを上下左右に向ける操作が行いやすいという特徴があります。
動画撮影時にスムーズなフレーム移動が可能で、運動会などのスポーツシーンの撮影時にはブレを少なくしつつ被写体を追い続けることができます。
ただし、カメラを縦にして撮影することができないので、構図を柔軟に変えたい場合には不向きです。
これだけは知っておきたい! 雲台の選び方
雲台を選ぶ際に重要な知識である「取り付け方式」「規格」「機能」について解説します
1.取り付け方式を確認
安定感のある「直付け」
「直付け」は、雲台本体にカメラを直接ネジで取り付けるタイプです。安定感が高く、ブレを抑えて精度の高い撮影を行うことができます。大型の一眼レフや望遠レンズを使用する際の撮影に向きます。
ネジには、多くの国内メーカーが採用している「1/4型ネジ(細ネジ)」と、海外メーカーや国内メーカーの一部(大型製品)で採用されている「3/8型ネジ(太ネジ)」の2つの規格があり、基本的には同じ規格同士を組み合わせます。
カメラ側と雲台側のネジ規格が異なる場合は、「止めネジアダプター(太ネジアダプター)」と呼ばれる変換ネジを使うことで、取り付けることも可能です。
取り外しがしやすい「クイックシュー」
雲台からカメラを取り外す頻度が高い場合に便利なのが「クイックシュー」です。雲台に接続するためのプレートをカメラに装着し、カメラを取り外す際はプレートごと雲台から取り外します。
そのため、「カメラにプレートを装着したまま手持ち撮影を行い、必要なときにすぐ三脚撮影に切り替える」といったように、撮影スタイルを柔軟に変えることができます。
ただし、クイックシューの形状はメーカーごとに異なるので注意が必要です。複数のメーカーの雲台を使用する場合には、最も代表的な規格である「アルカスイス規格」に対応したモデルを選ぶとよいでしょう。
2.耐荷重をチェック
雲台を選ぶ際には、組み合わせるカメラの「重量」と、支える側の雲台・三脚の「耐荷重」を事前に確認しましょう。大きなカメラに華奢な三脚や雲台を使用すると、光学性能が発揮されず、転倒の危険性も高まります。
また、カメラやビデオカメラにアクセサリーを取り付ける場合は、アクセサリーを含めた総重量を確認し、機材の総重量が雲台の耐荷重内に収まるようにしましょう。
3.カウンターバランスの有無をチェック
「カウンターバランス」とは、水平を保つ機構のことで、一方にかかった荷重に対して反発するバネが内蔵されています。通常は、雲台を傾けた状態で手を離すと、傾けた方向に倒れていきますが、「カウンターバランス」が搭載されている機種では、手を離してもそのままの状態でピタリと止まります。
これにより、素早くシャッターを切ったり、スムーズな動画撮影が行えたりするほか、腕の負担を軽減できます。
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