カードローンの利用限度額を増額するためには

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2023年2月24日掲載

借入

カードローンの利用限度額を増額するためには

カードローンの利用限度額を増額するためには

カードローンには利用限度額が設定されていて、その金額は審査結果や契約した金融機関の条件により異なります。「今より多くお金を借りたい」、「利用限度額を引き上げたい」そんなときには、どうしたらいいのでしょうか。今回はカードローンの利用限度額を増額する方法を紹介します。

カードローンの利用限度額は増額できる?

カードローンの利用限度額は、申込時に提出した年収や社会的信用、借金の有無などのさまざまな条件によって決まります。特に初めてカードローンを利用する場合、きちんと返済できる人なのか判断できないため、利用限度額は低めに設定されるケースが多いようです。
しかしなかには「もう少し多く借入れしたい」と思う人もいるはずです。そんなときには利用限度額の増額を検討してみましょう。また、利用限度額を増額すると次のようなメリットも挙げられます。

<利用限度額を増やすメリット>

1.利用限度額が増える
→ いざというときに借入れできる額が増える。

2.金利が低くなる
→ 利用限度額が大きいほど金利は低くなる。

増額審査をクリアするには信用実績が必要

カードローン会社に設定された利用限度額を引き上げるためには、増額の申請をして増額審査を受ける必要があります。
増額審査に通るかどうかの最も重要な基準は、信用実績です。簡単にいえば「今までの返済履歴に問題がないか」がチェックされます。どの程度の期間の返済履歴を見られるかは、カードローン会社や限度金額によって異なります。

半年以上の利用実績があれば、カードローン会社から自動的に増額案内が来る場合もあります。これは信用面の条件をクリアした証です。増額審査もほぼ間違いなく通るでしょう。

増額審査を通過するポイント

増額審査をクリアするには、いくつかの押さえるべきポイントがあります。

利用期間が6か月以上

ここでいう利用期間とは、借入後に順調に返済している期間のことです。少なくても6か月以上の利用期間が必要といわれています。もちろん利用期間が長ければ長いほど、増額審査は有利になります。

延滞していない

遅滞のない毎月の返済だけが、信用実績を形成します。一度でも返済に遅延したことがある、支払いの督促状が届いたことがある方は、「返済能力に問題あり」と考えられてしまうので注意しましょう。また、ほかの金融機関等の借入れも含め、直近の数年以内に滞納実績がある場合には、増額はほぼ不可能だといえるでしょう。
今後増額を検討しているという方は、お金に余裕があるときに、毎月の返済のほかにも随時返済することをおすすめします。カードローン会社の信頼を勝ち得るためには、できる範囲内での小さな積み重ねが大切です。

カードローン以外の金融取引履歴に問題がない

カードローンも含めた金融取引の履歴は、すべて信用情報機関で記録・保管されています。他社からいくら借りているのか、クレジット利用はどの程度なのか、返済に延滞がないかなど、自己申告しなくてもカードローン会社は利用者の詳細な情報を入手できます。増額したいカードローン以外にも問題がないか確認しておきましょう。

増額の依頼方法

増額の依頼方法はローンカード会社によって異なります。
たとえば、三菱UFJ銀行のバンクイックでは、専用ダイヤルに電話をかけて増額を申し込みます。プロミスでは、インターネットの会員ページから「利用限度額変更のお手続き」にアクセスし、希望限度額や連絡先などを入力して申し込むほか、電話や自動契約機、店頭窓口でも増額依頼を行うことができます。
申込後は、新規申込みのときと同様に、増額依頼の場合も審査が行われます。

収入証明書の提出

貸金業法により、消費者金融など貸金業者からの利用限度額が50万円以上、またはほかの貸金業者との借入合計金額が100万円以上の場合には、収入証明書の提出が必要になります。
増額審査でも、借入枠を50万円以上に増額したいのであれば収入証明書が必要になります。なお、銀行は貸金業法の規制の対象外ですが、銀行カードローンでも、収入証明書の提出を求められることが多いようです。
増額によって50万円以上の利用限度額になる場合には、あらかじめ以下の書類を用意しておきましょう。

<主な収入証明書>
  • 最新の源泉徴収票
  • 給与明細書(直近のもの)
  • 所得証明書
  • 住民税課税(非課税)証明書など

審査にかかる時間

増額審査に要する時間は、カードローン会社によって異なります。初回利用実績とその会社が定める利用期間条件を満たしていれば、30分から1時間程度で増額決定になる場合もあるようです。ただ、銀行カードローンの場合は、初回利用時の審査より厳しく査定され、最短翌日〜3営業日程度かかることもあるようです。

いくら増額するか

増額できるとすれば、いくらまで増額できるのか気になる人も多いでしょう。できるだけ大きな額に増額したい場合でも、現在の利用限度額から遠く離れた金額を申請すると、増額審査に通りにくくなります。
10万円程度の少額の増額審査なら、比較的通りやすいといわれています。いきなり大きな額の増額審査を申し込むのではなく、10万円刻みで少しずつ利用限度額を増やし、最終的に希望額にするのが現実的です。
ただし、少額であっても審査を通過しないケースもあります。また、総量規制により、個人が貸金業者から借入れできるのは、年収の3分の1までとなりますのでご注意ください。
“信用”は一朝一夕には築けません。「この人にお金を貸しても間違いはない」と判断してもらうには、時間が必要と考えましょう。

まとめ

カードローンの利用限度額は、増額審査をクリアすると引き上げられます。
増額審査は、カードローンの利用期間が6ヶ月以上で、一度も延滞していない方が通りやすいといわれています。カードローンの利用限度額を引き上げたいなら、延滞せずに毎月返済を続けて、信用を築く必要があります。

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