正しい知識を持って利用すれば、カードローンはとても便利な商品です。ここでは、みなさんが抱いているカードローンのよくある質問についてお答えします。
業者が登録している「貸金業登録番号」の見方を教えてください。
貸金業登録番号をチェックすれば、会社の所在地やだいたいの営業年数が分かります。
貸金業の営業許可に際して交付される番号が「貸金業登録番号」です。法律にのっとって運営しているカードローン会社はすべて、貸金業登録番号を持っています。(※銀行カードローン除く)
広告やホームページなどに掲載されている貸金業登録番号を見ると「関東財務局長(1)第01234号」などと表記されています。この数字の意味を知っておくと、その会社の規模や、どれぐらいの期間営業しているかなどが分かります。
最初に出てくる「〇〇財務局長」あるいは「〇〇県知事」は、登録番号を交付した地域です。1つの都道府県のみに本店・支店がある場合は「(営業している都道府県)知事」、複数の県にまたがって営業している場合は「(本社がある地域)財務局長」となります。
そしてその後に続くカッコ内の数字は、営業年数を示しています。創業時に登録するときは(1)で、その後は3年ごとに更新されて数字が増えていきます。たとえばカッコ内の数字が「4」であれば、3年×4=12年程度営業している会社です。数字が大きいとそれだけ更新回数も多く、信頼性の高い会社であると判断できます。
貸金業登録番号がない貸金業の会社は、全て違法です。悪質なケースだと、存在しない登録番号を記載したり、「〇〇財務局認可」「〇〇県知事推薦」などのまぎらわしい表記をしたりすることがあるので注意しましょう。金融庁のホームページで登録番号の検索ができるようになっているので、怪しいと思ったらまず確認を。