敷布団 人気商品ランキング
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敷布団 商品一覧
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色々な布団やベッドで寝てみると、明らかに寝心地のいいものとそうでないものがある事がわかります。いったい何が違うのでしょう? もちろんお部屋の環境によっても印象は変わりますが、快適な寝具にはある特徴があります。
1 適度な暖かさがあること
2 放湿性に優れ、蒸れないこと
3 身体の重みを、分散して受け止めてくれること
いずれも敷布団を選ぶ際に重要な事ばかりですが、湿気については見落とされがちです。人は寝ている間にコップ一杯程度の汗をかくと言われています。そしてこの汗の多くは敷布団に吸収されるので、この汗をすばやく吸収・発散できなければ快適な寝心地にはなりません。使われている素材の特徴を理解して、自宅の睡眠環境にあったものを選ぶことがポイントです。

素材の特徴を知って敷布団を選ぶ
身体にとって硬すぎず柔らかすぎず、そして寝返りがしやすい。さらに保温性・吸湿性・放湿性に優れているものが理想的な敷布団です。敷布団に使われる素材には、それぞれ長所と短所があって、素材だけで決めることはできません。また、人によって寝室の環境も異なります。畳の上に敷いて使うのか、フローリングの部屋で使うのかによって最適な敷布団は変わってきますし、毎日布団の上げ下げをするなら、重量も意識する必要があります。併せて使う掛け布団や、寝室の環境を考えつつ、素材の特性がうまく生かされるものを選ぶようにしましょう。
ポリエステル

軽く取り扱いやすく、弾力性と保温性が高いことが特徴です。丸洗いができる、乾きが早いなどの長所がありますが、繊維自体はほとんど湿気を吸収しません。羊毛や綿など他の素材と組み合わせて使うことの多い素材です。
コットン

古くから使われる素材で、保温性と吸湿性に優れ、ほどよい肌触りが特徴です。厚手のものは一枚で十分なボリュームがあります。吸湿性が高いので、こまめに干して湿気をとりましょう。打ち直しをすると弾力性が戻り、再利用できます。
真綿(まわた)・絹・シルク

真綿(まわた)とは、かいこの「まゆ」を綿状に引き伸ばしたもので、木綿とは異なります。高価ですが、保温性・吸湿性・放湿性・軽さ・肌触りの良さなど、布団に必要な性能をすべて満たしている、肌に優しい素材です。
低反発素材

低反発素材は、身体の重さで沈み込んで、その状態で身体を包むようにサポートし、体圧が偏らずに分散される特徴と持ちますが、通気性にやや難があります。身体が沈んだ後で押し上げる力が働く、高反発素材の製品もあります。
ウール

保温性、吸湿性、放湿性にすぐれているので、いつも布団がさらりとしています。羊毛は反発力が弱く、そのままでは厚めの敷き布団には向かないため、2枚敷きで使う薄手のものや、化学繊維と混紡したものが一般的です。
キャメル

寒暖差の激しい環境で育ったらくだの毛は、吸湿性・放湿性が高く、常に乾いた状態になる性質を持っており、四季を通じて快適に使うことができます。高価ですが、弾力性もあり、へたりも少ないので長期間安心して使えます。
敷布団の、主な素材の特徴 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
素材 | 保湿性 | 吸湿性 | 放湿性 | 耐久性 | 重さ | 価格 | ポイント |
ポリエステル | 標準 | やや劣る | やや劣る | 良好 | 軽い | お手軽 | ポリエステルの布団は、軽量でお手軽です。さらに、丸洗いができたり、防ダニや抗菌、防臭といった様々な機能を持った布団があり、機能を意識した布団選びが楽しめます。 |
コットン | 標準 | 良好 | 標準 | 良好 | やや重い | お手軽 | できれば綿100%のものが良いですが、化学繊維とのミックスの場合は綿の比率が高いものを選びましょう。上質の綿はふんわりしていて、しっかりと重みを支える強さも持っています。 |
真綿・絹・シルク | 良好 | 良好 | 良好 | 良好 | 軽い | 高価 | 古くから使われていますが、今では国産の真綿は高価で貴重な素材です。真綿をたっぷり使った厚手のものはかなり高価になりますので、信頼できるメーカーの商品を購入しましょう。 |
低反発素材 | 良好 | やや劣る | やや劣る | 標準 | やや重い | 高価 | 1枚で使うのか、補助的に使うのかによっても異なりますし、メーカーによって様々な特徴の商品が発売されています。価格や性能も異なるので、ハッキリとした目的を持って選びましょう。 |
ウール |
良好 | 良好 | 良好 | 良好 | 標準 | 標準 | ウールマークの付いたものを選びましょう。化学繊維とのミックスの場合は羊毛比率の高いものが良いでしょう。原産国や洗い加工の方法にもよりますが、ある程度の匂いが残ります。 |
キャメル |
良好 | 良好 | 良好 | 良好 | 標準 | 高価 | 布団の素材として理想的と言われていますが、高価なため、信用あるお店で購入しましょう。らくだ100%のものは、一枚で使うには薄いものが多く、マットレスや他の布団に重ねて使います。 |
注:各項目の評価については個別の商品によって異なります。あくまで目安として参考にしてください
敷布団を選ぶポイント
敷布団の基本性能や品質を左右するのは、中の素材とその良し悪しですが、素材以外にもチェックしておきたいポイントがいくつかあります。実際に布団を購入する時に、あわせてチェックしましょう。
側生地(がわきじ)
側生地(がわきじ)とは、素材を包んでいる外側の生地のことです。より細い糸できめ細かく織られた側生地は、しなやかで肌触りの良いものになります。また、羽毛や羊毛のように繊維が細い素材の場合、目の緻密な高級な生地でなければ、中から素材が飛び出してしまいます。生地の違いは、実際に触ってみればハッキリと分かりますので、ぜひチェックしてみましょう。
内部の構造
敷き布団は、固綿(かたわた)を中芯として、その周りに羊毛や綿などの素材を巻きつけた、3層式といわれるものが一般的です。布団には、固綿と中綿(なかわた)に使っている素材についての説明が必ずあります(固綿が使われていない敷布団もあります)。
素材をチェックするときは、中綿の素材だけでなく、固綿の素材や厚みまでチェックしましょう。また、綿や羊毛などの天然素材とポリエステルなどの化学繊維がミックスされている場合は、天然素材の比率が低いと、その素材が本来持っている特徴があまり生かされません。

外観と匂いのチェック
汚れやホコリがないのは当たり前ですが、縫い目や糸の始末がきちんとしているかも大事です。丁寧に作られた布団は長年の使用にも耐えられます。縫い目や側生地から、中の素材が飛び出してしまうようでは困ります。
羊毛や羽毛などを素材に使った布団では、ある程度の匂いは残りますので、事前にチェックできれば安心です。というのは、完全に匂いがなくなるほど洗浄すると、素材が持つ機能も失われるからです。匂いは使用したり干したりすることで軽減されます。
サイズ
敷き布団のサイズは、1人用のシングル(100cm×200cm)、1人でゆったり使えるセミダブル(120cm×200cm)、2人で使えるダブル(140cm×200cm)の3種類が一般的です。ベッドのように、クイーンやキングといった大きなサイズは特注になりますし、かなりの重量になるので、かえって使い勝手が悪くなります。なお、敷布団のカバーを購入する際は、敷布団のサイズよりも、縦横それぞれ5cm程度大きめのものを購入するようにしましょう。
敷布団を長持ちさせるポイント
フローリングの床に敷布団を敷いて、布団がカビてしまった経験はありませんか? きちんと手入れをすれば、布団は長く使うことができます。
寝具を正しく使っていなかったり、誤った手入れをしてる方も多いようです。敷布団を快適に長期間使うための、簡単なヒントをご紹介します。

敷布団は湿気に注意!
睡眠中の汗の多くは、敷布団が吸収します。特に綿の敷布団は、吸湿性が高いので湿気がこもりがちです。外に干すことで湿気がとれて、再び快適に利用できますが、そのまま放置しているとカビの原因になります。
特にフローリングの上に敷布団だけを直接敷いていると、湿気の逃げ場がなくカビが発生しやすくなります。毎日布団を上げて湿気を逃がす工夫をするか、除湿効果のあるシートやマットを敷くようにしましょう。

正しい布団の干し方
布団を干すのに適した時間があります。朝や夕方は避け、午前10時から午後2時の間に、布団の表と裏を干すのがベストです。直射日光に当てると、生地が傷みやすくなるので、布団カバーを掛けたまま干すといいでしょう。
また、布団を干した時に、布団たたきで叩くと、側生地や中の素材を傷めますので、ホコリを除去したい時は掃除機を使うと効果的です。なお、羊毛は週に1回程度を目安に、綿の布団はそれ以上の頻度で干すようにしましょう。

布団は丸洗いでよみがえります!
真綿や低反発素材など一部の素材を除き、多くの布団は丸洗いが可能です。ただし、洗い方や乾燥の仕方によっては、中の素材が固まったり、よれたりする場合があるので、自宅での丸洗いは避け、クリーニング店や専門業者に依頼しましょう。ただし、頻繁に丸洗いすると素材の特徴が失われるため、1〜2年に一度くらいが適切です。

布団は再利用できます!
綿・羊毛・ポリエステルなど多くの布団は、仕立て直し(綿は打ち直しと言います)することで生まれ変わり、再利用が可能です。ただし、中綿の状況によっては仕立て直しできない場合もあります。素材の状態やお店にもよりますが、綿や羊毛の布団の仕立て直しの費用は、シングルサイズで1万円前後が目安です。