NEX-VG900 スペック・仕様・特長

基本仕様

• 画質: フルハイビジョン
• 撮像素子: CMOS
• 総画素数: 2470万画素
• 動画有効画素数: 2030万画素
• タイプ: ハンディカメラ
• 記録メディア: SDカード; SDHCカード; SDXCカード; MS PRO Duo; MS PRO-HG Duo; MS PRO-XC Duo
• 液晶モニター: 3 型(インチ)

詳細仕様

• ファインダー: 0.5型/約235.9万ドット
• タッチパネル: ○
• 静止画解像度: 6000×4000
• メモリー静止画記録形式: JPEG
• メモリー動画解像度*2: 1920×1080
• インターフェース: USB2.0/AV出力/miniHDMI
• 付属バッテリー: NP-FV70
• 最低被写体照度: 8 ルクス

サイズ・重量

• 本体重量: 825 g

カラー

• カラー: ブラック系

※ビデオカメラ項目解説

*1撮影時間
付属バッテリーを使用した時間です。

*2メモリー動画解像度
フラッシュメモリに保存できる最大の解像度です。

*3焦点距離
35mm判換算値の焦点距離です。

新製品ニュース　ソニー、35mmフルサイズセンサー搭載Eマウントハンディカム「NEX-VG900」

2012年9月12日　16:40掲載

ソニーは、35mmフルサイズセンサーを搭載した“ハンディカム”シリーズの最上位機種「NEX-VG900」を発表。10月26日より発売する。

同社のミラーレス一眼「NEX」シリーズと同じEマウントを採用したレンズ交換式ビデオカメラ。イメージセンサーに、Eマウントとして初めて35mmフルサイズExmor CMOSセンサーを採用したのが最大の特徴だ。撮像素子の有効画素数は2430万画素で、センサー出力、記録ともに60pに対応。AVCHD Ver.2.0（Progressive）に準拠した1920×1080/60pの動画撮影のほか、2400万画素の静止画記録、RAW画像記録に対応する。

レンズマウントはEマウントだが、同梱の新開発のマウントアダプター「LA-EA3」を装着することで、Aマウントレンズを装着することが可能。フルサイズ対応Aマウントレンズを画角が削られることなく使用できる。なお、「LA-EA3」装着時は、マニュアルフォーカスのみとなる。また、35mmフルサイズ対応レンズ以外の現行のEマウントレンズやAマウントDTレンズを直接装着する場合は、四隅に発生するケラレを防止する「APS-Cモード」に自動で切り替わる仕様になっている。

操作性の面では、従来のカムコーダー同様のシューティングスタイルで持ちやすい位置にシーソー式ズームレバーを搭載。電動ズームレンズを使用すればレンズが動作する光学ズームとして機能し、電動ズーム未対応レンズでは電子ズーム（最大2倍、32段階可変）を行える。

また、従来モデルの「NEX-VG20」同様、P/A/S/Mの露出モードを切り替えることなく、ダイレクト操作でフルマニュアルコントロールが可能なほか、ブルーとアンバー、グリーンとマゼンタの2つの方向でホワイトバランスが微調整できる「2軸ホワイトバランス設定」や、「ゼブラパターン表示」「ピーキング」に対応するなど豊富なマニュアル機能を備えている。

液晶モニターは、3.0型92万ドットの「エクストラファイン液晶」を搭載。タッチパネル操作にも対応する。ファインダーは、235.9万ドットのXGA OLED“Tru-Finder”を採用。高精細な有機ELパネルの採用により、視認性が向上している。

本体のハンドル部分には、4つの無指向性マイクカプセルを配置したステレオマイクを搭載。2.1ch/5.1chのサラウンド記録に対応する。また、マルチインターフェイスシューも装備。オプションのXLRアダプターを使用することで、XLRバランス入力対応した外部マイクの取り付けも可能だ。

このほか、撮影機能に「ピクチャーエフェクト機能」が追加されているのもポイント。動画で11種類、静止画で13種類のエフェクトを楽しめる。

本体サイズは105（幅）×130（高さ）×223（奥行）mm、重量は約825g（本体のみ）。対応メディアは、メモリースティックPROデュオ（Mark2）、メモリースティックPRO-HGデュオ、 メモリースティックXC-HGデュオ、SD/SDHC/SDXCメモリーカード（Class4以上推奨）。 バッテリーは「NP-FV70」で、連続撮影時間は約2時間40分となる。

市場想定価格は35万円前後。