MP3再生
MP3は音楽や声などの音響データを圧縮する技術の1つです。音楽CDの容量を10分の1程度にまで圧縮しても、極端な音質の劣化がないとされており、PCや携帯型音楽プレーヤーでよく使われています。また、WMAも、MP3と並び一般的な圧縮形式です。近年のコンポでは、MP3とWMAはほとんどの機種で対応しています。
SD/SDHCメモリーカードスロット
SDメモリーカード、より大容量のSDHCメモリーカードを挿入できる差し込み口のことです。このスロットがあれば、SD/SDHCメモリーカードに記録されている音楽を再生することができます。
iPod/iPhoneドック
iPodやiPhoneに記録された音楽をデジタルのままアンプ部に転送できるコネクションドックです。音質の劣化が少ないので、クリアな音質で音楽を楽しめます。中には、音楽再生と同時にiPod/iPhoneの充電を行えるものもあります。
最大出力
最大出力の値(w)は付属する単体スピーカーの合計値を表示。
2014年10月3日 14:44掲載
パイオニアは、ハイレゾ音源に対応したネットワークCDレシーバー「XC-HM82-S」を発表。10月下旬より発売する。
ハイレゾ音源の再生に対応したネットワークCDレシーバー。最大192kHz/24bitで、DSD 2.8MHz、FLAC、AIFF、Apple Losslessなどのハイレゾ音源フォーマットの再生に対応。FM/AMラジオ、USB 2.0端子を備えるほか、実用最大出力100W(50W+50W)のアンプを内蔵する。
音質面では、デジタル用とアナログ用それぞれの電源を搭載し、回路基板も機能ごとに配置するなどのセパレート構造を採用。回路間の相互干渉を抑え、全帯域でクリアな音質を実現している。パワーアンプ部には、ハイクラスオーディオに採用している電気的な抵抗成分の少ない「Direct Power FET」を搭載し、クリアでダイナミックな再生を可能にする。
さらに、左右それぞれのチャンネルに独立したオペアンプを搭載。チャンネル間の干渉を抑制してセパレーション(分離度)を高めることで、ハイレゾ音源ならではの広がりのある音を再現する。
無線接続は、IEEE802.11b/g準拠の無線LANとBluetoothに対応。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルがA2DP、AVRCP、対応コーデックがSBC、AAC、aptX。
このほか、日本語表示に対応した3.5型フルカラー液晶ディスプレイを搭載し、楽曲名やCDアルバムアートなどの情報を表示することが可能。インターフェイスは、3.5mmステレオミニ入力×1、アナログ音声(L/R)入力×2、光デジタル入力×1、ヘッドホン×1、サブウーハー出力×1を備える。本体サイズは290(幅)×98(高さ)×333(奥行)mm。重量は4.8kg。
価格はオープン。
なお、ネットワークCDレシーバー「XC-HM82-S」との組み合わせに適した、低域から高域まで高解像な音で再生するスピーカー「S-HM82-LR」と、コンパクトながら量感のある力強い音を再生するスピーカー「S-HM62-LR」をラインアップする。価格はオープン。