ハイビジョン(HD)
「HD」とは「High Definition」(高品位)の略称であり、「ハイビジョン」の別称として使われている。「1280×720ドット」の解像度を持ったものを「ハイビジョン(HD)」と呼んでいる。
フルハイビジョン(フルHD)
「HD」よりもさらに高解像の規格である「1920×1080ドット」の解像度を持ったものを「フルハイビジョン(フルHD)」と呼んでいる。
4K
フルハイビジョン画質の4倍となる「3840×2160ドット」の解像度を持ったものを「4K」と呼んでいる。
HDR動画
従来より広いダイナミックレンジを持ち、明暗や諧調表現に優れるため、より人間の目に近い自然な映像となります。
ハンディカメラ
手で持って撮影する、現在主流のタイプ。業務用の特殊な機種を除けば片手で持てる。
アクションカメラ
身体や自転車などに装着して、アウトドアスポーツ中の映像を撮影することができるカメラ。
光学ズーム
レンズを動かし光学的に焦点距離を変更することにより様々な画角で撮影できるようになる。最短の焦点距離からの倍率であらわす。
デジタルズーム
レンズに映る映像をデジタル処理で引き伸ばし拡大する方法。
細部や輪郭は機械的に補正されるので、拡大するほど画質の劣化が生じる。
光学式
ブレる方向とは逆の方向にレンズやCCDを動かす方式。
電子式に比べ、手ブレに強い傾向にあります。
電子式
ブレた映像を解析しソフトで補正する方式。
光学式に比べ、手ブレに弱い傾向にあります。
夜間撮影機能
ビデオカメラは暗いところでの撮影が苦手です。赤ちゃんの寝顔などを撮りたいなら、赤外線を利用したナイトモードを搭載するなど、低照度に強いモデルを選びましょう。
360度カメラ
360度(全天球)撮影が可能な機種および水平方向360度で撮影可能な機種です。
タッチパネル
画面へのタッチで被写体へのピントあわせや、設定変更などができる。
最低被写体照度
どれぐらいの暗さで撮影できるかの値。
数値が小さいほど暗いところでも撮影できる。
防水性能
アクションカメラは防塵・防水機能を備えていますが、通常タイプだとよく確認する必要があります。JVCのALL-WEATHER MOVIEモデルなどが対応しています。
2016年2月23日 14:44掲載
キヤノンは、ビデオカメラの新モデルとして「iVIS HF G40」を発表。直販サイト「キヤノンオンラインショップ」で2月25日より発売する。
2013年2月に発売した「iVIS HF G20」の後継機種。レンズやCMOSセンサー、映像処理プラットフォームを刷新し、業務用ビデオカメラと同等水準の高画質を実現したというハイアマチュア向けのビデオカメラだ。
具体的には、プロ用ビデオカメラ「XAシリーズ」と同様に、有効約291万画素で1/2.84型のHD CMOS PROセンサーを装備。さらに、演算処理能力を高めた映像エンジン「DIGIC DV 4」を搭載し、なめらかなグラデーションや豊かな色彩をリアルに再現するほか、低照度画質の向上により、最低撮影照度1.2ルクス(シャッタースピード1/30秒)の高感度に対応する。
レンズは、新開発の26.8-576mm F1.8-2.8光学20倍ズームレンズを搭載。放送用カメラレンズとEFレンズ開発で培った独自の光学技術を応用し、小型ボディのまま、広角化と高倍率化を実現する。また、ズーム機能と防振機能を1つのレンズ群が兼務し、リアルタイムで自由自在に動く「3次元リアルタイムレンズ機構」も採用した。
機能面では、カメラガンマ×モニターガンマを目で見た階調性と同じ(輝度リニア)になるよう調整する新記録モード「高輝度優先」、高輝度部をなめらかに圧縮して600%の広いダイナミックレンジを実現する「ワイドDRガンマ」、印象的な映像表現が楽しめるスロー記録と、時間経過で変化するものを早回しで見せる最大1200倍速のファスト記録に対応する「Slow&Fastモーション記録」といった機能が利用できる。
このほか、外部記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード(2スロット)をサポート。バッテリー連続使用時間は約150分(AVCHD、28Mbps時)。本体サイズは115(幅)×84(高さ)×231(奥行)mm(レンズフード、グリップベルト含まず)、重量は765g(本体のみ)。
キヤノンオンラインショップでの直販価格は149,800円(税別)。
また同社では、2015年2月に発売したエントリーモデルのビデオカメラ「iVIS HF R62」の後継機種として、「iVIS HF R72」「iVIS HF R700」を2月25日より発売すると発表した。
従来機種の記録モードに加えて、キヤノンの業務用ビデオカメラ(「XA35」「XA30」)に搭載した記録モード「高輝度優先」を備えたモデル。これまで表現が難しかった、青空の色合いや雲の立体感、水の透明感、金属の光沢感など、中高輝度領域の階調性、色再現性、鮮鋭感を向上させ、目で見たような映像表現が可能だ。さらに、従来機種に比べて、約1.5倍の長時間記録が可能な大容量バッテリーを同梱し、約165分の連続撮影(FXPモード時、内蔵メモリー使用)に対応する。
なお、内蔵メモリーは「iVIS HF R72」が32GBで、「iVIS HF R700」が非搭載。いずれも、外部記録メディアはSD/SDHC/SDXCをサポートする。また、「iVIS HF R72」はWi-Fi機能に対応し、「iVIS HF R700」はWi-Fi非対応となる。
キヤノンオンラインショップでの直販価格は、「iVIS HF R72」が45,800円、「iVIS HF R700」が27,800円(いずれも税別)。