海外eSIM料金比較｜海外旅行で使えるeSIM11社【2025年12月】

海外でスマートフォンを使う手段の一つとして登場した海外eSIM。 料金が安い傾向にあるほか、SIMカード交換が不要であったり、オンラインで手続きが完結したりと、その利便性から注目されています。
このページでは、海外eSIMのメリット・デメリットや、注意点、使い方など気になるポイントを解説します。

海外eSIMとは？

自分の使っているスマホを海外でもインターネットにつなげて使えるようにするためのサービスです。

海外eSIMの仕組みのイメージ

• ※詳しい仕組みや契約状況はサービス事業者により異なります

海外eSIM 購入〜利用までの流れ

細かい手順は各社で異なりますが、基本的な流れはどこもおおよそ同じで、「購入→アクティベーション（利用情報登録）→利用開始」の3ステップです。

海外eSIMの使い方の一例

海外eSIMの「ココに注意！」

一番避けたいのは「購入したのに使えなかった…」となること。購入前に以下をチェックしておきましょう。

• 自分のスマホで使えるか？

  • eSIM対応か？(特に海外モデルは要注意)
  • SIMフリー端末またはSIMロック解除済みか？
  • 購入プランの対応機種として明記されていれば安心

• 利用日数・
  利用データ量は十分か？

  • 海外eSIMは期間延長できないケースが多い
  • データの追加購入はできる事業者とできない事業者がある
  • 日数・データ量ともに余裕をもったプラン選択を！

• サポート体制は？

  • 日本語でサポートが受けられるか？
  • サポート窓口は電話？メール？チャット？対応時間は？
    現地でうまくつながらなかった場合のサポート内容は？

海外eSIMについて

海外eSIMは、自分の使っているスマートフォンを海外でもインターネットにつなげて使えるようにするためのサービスです。
そもそもスマートフォンには必ず「SIMカード」が搭載されており、ここに携帯電話会社が発行した契約者情報が記録されているおかげで私たちはネットや通話を使うことができます。
このSIMがスマホ本体に埋め込まれ一体化しているものが「eSIM」です。eSIMでは、SIMカードの差し替えを行うことなく、端末上の手続きのみで契約者情報の登録（アクティベーション）を行えます。
この仕組みを使い、自分のスマホをそのまま海外の現地回線につなげられるよう設定できるサービスが海外eSIMです。

海外でeSIMを使うメリット・デメリット

メリット

海外eSIMのメリットは「安価で手軽・手間がかからないこと」。
特に他サービスと比較して安いプランが多いのは一番のメリットと言えるでしょう。 また、オンライン上で手続きや設定が完了すること、Wi-Fiレンタルのようにルーター機器を持ち運ぶ必要がなく身軽に旅行を楽しめること、プリペイドSIMのように現地でSIMカード交換を行う必要がないこと、 物理的な機器の盗難・紛失リスクがないこともポイントです。
ただし価格に関しては、どの手段が一番お得かは人や状況によりけりです。 大人数での旅行なら、代表者がWi-Fiルーターを借りていくほうがトータルで安く済む可能性もあります。

デメリット

他の手段と比較した際の最大のデメリットは「対応機種が限られること」です。
海外eSIMを使うには、最低限「eSIM対応であること」「SIMフリー端末であること」が条件ですが、近年eSIM対応機種が増えてきているとはいえ、まだまだすべての人が使える手段ではありません。
このほか、以下のようなデメリットもあります。

こうしたデメリットを踏まえて海外eSIMを選ぶのであれば、価格のほかに「サポート内容が充実しているか」「アクティベーション方法は簡単そうか」などといった部分もチェックしながらサービスを選ぶとよいでしょう。

海外でeSIMを使う際の注意点

POINT1 自分のスマホで使えるかどうか

上でも述べた通り、海外eSIMは対応機種が限られます。 「eSIM対応機種であること」「SIMフリー端末であること」は最低限チェックが必要ですが、それだけでは足りません。
たとえばiPhoneは、日本モデルがeSIM対応でも中国モデルやマカオモデルで非対応といったケースがあります。 また、海外eSIMを提供するサービス事業者が、そもそもiOSアプリしか提供していなかったり、Android端末は動作保証対象外としていたりするケースもあります。
手間はかかりますが、実際に購入するプランの販売ページで、対応機種に自分のスマホが含まれているかを確認するのが最も確実です。

POINT2 日数やデータ量は十分か

海外eSIMは「3日間で1GB」など、決まった日数・データ量のプランを販売しているケースがほとんどです。 また、データ量は追加購入できるケースもありますが、利用日数の延長は対応していない場合が多いです。
「利用日数不足・データ量不足で突然ネットが使えなくなった」といったことがないよう、事前に余裕のあるプランを選んで購入する必要があります。

POINT3 日本語対応か、サポートが受けられるか

海外eSIMは、海外のサービス事業者が提供している場合も多いです。その場合、日本語でのサポートが十分に受けられない可能性も。 「現地で利用できなかったのに、サポート窓口と話が通じず返金対応もなく、泣き寝入り…」といったことがないように、日本語対応の有無やサポートの充実度をチェックしておきましょう。

海外eSIMプランのデータ量の見方

海外eSIMは、販売事業者やプランによってデータ量の形式が異なります。

海外eSIMは、データ量が足りなくなった場合に追加購入できる事業者・できない事業者があります。 チャージ可能な事業者ではチャージを見越して少なめのデータ量を選んでもよいですし、逆にチャージできない事業者を選ぶ場合はあらかじめ余裕のあるデータ量のプランを選んでおくのも安心です。

海外eSIMサービス・プランの選び方のポイント

海外eSIMは、販売事業者によって利用方法や設定方法が異なります。 また、一つのサービスの中でもさまざまなタイプのプランが提供されています。
サービス選び・プラン選びの際はそれぞれの特徴を理解し、自分に合うものを選ぶといいでしょう。

海外eSIMのほかにも、海外でスマホをネットにつなげる手段はたくさんあります。それぞれに特徴・メリット・デメリットがあるため、自分にあった手段を選びましょう。

海外でスマホを使うための主なサービス

• 海外データローミング契約している携帯電話会社の
  海外プランを利用

  

• 海外Wi-Fiレンタル空港カウンターや宅配で
  ルーター機器を借りる

  

• 現地フリーWi-Fiホテルやカフェが提供する
  無料Wi-Fiスポットを利用

  

• プリペイドSIM主に現地の空港で購入
  現地でSIMカードを交換

  

• 海外eSIMオンライン上でプランを購入
  現地で設定変更

  

各サービスのメリット・デメリット