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外壁のライフサイクルと、外壁に起こりがちなトラブルを紹介。サイディングの外壁にもリフォームは必要です!
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外壁塗装・外壁 リフォーム かかった費用はどれくらい?
2019年 10月 現在
外壁塗装工事や外壁のリフォーム工事の価格を見ると「50万円以下」「51万円〜120万円」「121万円以上」に分かれています。
雨が浸入しやすいつなぎ目部分の補修なら初めの価格帯、とくに30万円前後が中心になります。
また、家全体を塗装する場合は足場代が20万円〜の相場となるため塗装も含めた全体では100万円前後、外壁の新調(重ね張り・張り替え)の場合は規模に応じてそれ以上になってきます。
外壁塗装・外壁のリフォーム いくらで何ができる?
外壁の下地材料は、モルタル、サイディング、タイル、木材などがありますが使用されることが多いのはモルタルとサイディングです。どの工事を行うかで価格帯は大きく異なってきます。
外壁塗装・外壁リフォーム工事の種類と内容
| コーキング(シーリング)補修 | 塗装 | 下地の交換 | |
|---|---|---|---|
| モルタル | 窓枠などのつなぎ目を補修 | 傷んだ塗膜の補修 クラック(ひび割れ)の補修 | サイディングに交換 (重ね張り・張り替え) |
| サイディング | 窓枠・サイディング材などのつなぎ目を補修 | 傷んだ塗膜の補修 | 傷んだサイディング材を交換 |
なお、チョーキングやクラックなど、外壁に起こる一般的なトラブルや塗装時期の目安については外壁塗装・外壁のリフォーム情報ページも参考にしてください。
それでは、イメージ事例とともに価格を確認していきましょう。総額は、材料費や工事費用、諸経費、足場設置、養生、下地処理、解体、撤去処分費用なども含めた一般的な事例の参考金額です。実際の金額は住居の状況や必要諸経費等によって変動します。
また、ここでは素材や工事内容による金額の違いをわかりやすくするために、延床面積30〜45坪(壁面積約100〜150平方メートル)の2階建て住宅を基準にしています。施工業者によっては建坪(1階の床面積)や、作業を行う壁の面積を基準に見積もり金額を算出するなど違いがあります。元になる面積基準によって、1平方メートル当たりの単価が違ってくるのでご注意ください。
20〜40万円 でできる外壁塗装・外壁リフォーム例
延床面積30〜45坪(壁面積約100〜150平方メートル)の2階建て住宅で、外壁材のつなぎ目や窓枠周りなど、雨水が浸入しやすい箇所全体のメンテナンスを行う場合の価格帯です。
例 130万円窓枠と壁のつなぎ目部分補修
| 材料費 | コーキング材など外壁メンテナンス用材料 | 工事費用に含む |
|---|---|---|
| 工事費用 | 足場設置・解体、養生、コーキングメンテナンス一式 (外壁のリフォームでは材料費と工事費用を一式で計上する場合も多くあります) | 30万円 |
| 総額 | 30万円 | |

外壁と窓枠のつなぎ目部分、またサイディング材同士の目地については、コーキング材(シーリング材)などを使って防水処理を行います。モルタルでもサイディングでも、外壁材やコーキング自体の伸縮などの経年劣化により、コーキングにひび割れや傷みが生じる場合があります。
コーキング材が劣化すると外壁材そのものの傷みにつながりますから、5年程度を目安にメンテナンスを行えば安心です。足場を組まない一部分のみの補修であれば、2〜5万円程度です。
80〜150万円 でできる外壁塗装・外壁リフォーム例
延床面積30〜45坪(壁面積約100〜150平方メートル)の2階建て住宅で、外壁をウレタン系やシリコン系の塗料で塗装した場合の価格帯です。
例 295万円外壁を塗装(塗り替え)
| 材料費 | 外壁用塗料 | 工事費用に含む |
|---|---|---|
| 工事費用 | 足場設置・解体、養生 高圧洗浄、下地処理・補修、外壁塗装 付帯工事(軒天・破風板・胴差・水切り・雨樋 各部位塗装) | 95万円 |
| 総額 | 95万円 | |

一般的な外壁塗装工事を行う場合の費用目安です。塗装にはシリコン樹脂塗料を使うことを想定していますが、断熱などの性能がある特殊な塗料を使えば価格はさらに上がります。
塗料は大きく分けて「フッソ樹脂塗料(耐用年数15〜20年)」「シリコン樹脂塗料(同8〜15年)」「ウレタン樹脂塗料(同8〜10年)」「アクリル樹脂塗料(同5〜8年)」の4種類ですが、耐久性と価格のバランスがとれた、ウレタン系やシリコン系のものを使う事例が多いようです。単価の安いアクリル系の塗料を使うと、総額で65〜100万円程度に収まりますが、5〜8年でまた塗り替えをする必要があります。フッソ系の塗料を使う場合は140〜250万円と金額が高くなりますが、耐久性もアップします。光沢も長持ちしますが、メンテナンスフリーというわけではありませんので、つなぎ目部分などは定期的に点検した方がよいでしょう。
なおモルタルの外壁だけではなく、サイディングの場合でも定期的に塗り替えは必要です。サイディング材でもチョーキングは発生しますし、めっきが腐食すると「白サビ」と呼ばれる小さな粒状の模様が現れることがあります。
130〜200万円 でできる外壁リフォーム例
延床面積30〜45坪(壁面積約100〜150平方メートル)の2階建て住宅で、「重ね張り」でモルタル壁からサイディングへ変更する場合の価格帯です。
例 3180万円既存のモルタル外壁にサイディングを重ね張り
| 材料費 | サイディング・下地用材料など | 50万円 |
|---|---|---|
| 工事費用 | 足場設置・解体、養生 下地施工 サイディング本体施工 付帯工事(軒天・破風板・胴差・水切り・雨樋 各部位塗装) | <130万円 |
| 総額 | 180万円 | |
モルタル壁に下地処理を行い、アルミ製のサイディングを設置するリフォームの見積もり例です。
モルタル壁をサイディングにする場合、モルタルの上に直接張り付ける「重ね張り」と、一度モルタル壁を取り壊しサイディング用の下地の工事をしてから張っていく「張り替え」の2種類の工法があります。「重ね張り」の場合は、廃材が少ないことや工事費用をおさえられるメリットがある一方で、柱や土台など内部の状況が確認できないことや壁の重量がアップするといったデメリットもあります。
サイディングには金属系と窯業系の2種類があり、それぞれに、素材やデザインの違いによってさまざまな種類や価格のものがあります。「重ね張り」には軽量な金属系がよく用いられます。
180〜300万円 でできる外壁リフォーム例
延床面積30〜45坪(壁面積約100〜150平方メートル)の2階建て住宅で、「張り替え」でモルタル壁からサイディングへ変更する場合の価格帯です。
例 4230万円既存モルタルの外壁をサイディングへ張り替え
| 材料費 | サイディング・その他材料 | 60万円 |
|---|---|---|
| 工事費 | 足場設置・解体、養生 既存モルタル撤去、防水シート施工 サイディング本体施工 付帯工事(軒天・破風板・胴差・水切り・雨樋 各部位塗装) | 170万円 |
| 総額 | 230万円 | |

モルタル壁をすべて取り除き、下地処理を行い窯業系のサイディングを設置する場合を想定しています。
「張り替え」は、すでにあるモルタルやサイディングをすべて取り除き、下地の工事を行ってから新たなサイディングを張っていく工法です。工事の過程で土台や柱の具合を確認できるので、傷んだ所の補修や交換を行いながら作業を進められます。ただし、工程が増えるため工期が長くなること、廃材が多くなることもあり、工事費用は高くなります。外壁は面積が広いだけに、選ぶサイディングによって費用は大きく変動します。
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もとの外壁はオーソドックスなブラウン系のものでしたが、本当は可愛い雰囲気にしたかったというご希望で、今回は白×赤のデザインで仕上げさせていただきました。
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