今回は、価格.comを利用している一般ユーザーが、家庭内におけるインターネット接続をどのような環境で利用しているのかを調査した。
まず回線の種別では、すでに光ファイバーが半数を超えており、ブロードバンド回線としては光ファイバーが完全に主流になっていることがわかった。家庭内ネットワークについては約半数が無線LANを利用しており、「光ファイバー回線+無線ブロードバンドルーター」というような組み合わせがかなり一般的になっていると言えそうだ。家庭内でインターネットを利用する端末としてはパソコンがダントツで多く、ノートパソコンとデスクトップパソコンの使用率はほぼ同数。無線LANの普及割合もほぼ半々であることを考えると、ノートパソコンの普及が、家庭内ネットワークの無線化にそのまま寄与していると見ていいだろう。
なお、インターネットに関して何か問題が起こった際の相談先としては、当然ながら「契約プロバイダ」や「契約回線事業者」のサポートセンターなどに相談するケースが多いが、周囲の知人や家族などに相談するという割合もそこそこ高く、特に年齢層が低いほど、まずは周囲の詳しそうな人に相談してみるという割合が高いことがわかった。比較的インターネットやIT機器にくわしいと言われる若年層ほど、自分たちで解決できることはサポートに電話する前に解決しようという傾向が強いようだ。
このほか、家庭内でインターネットに接続できる機器としては、パソコンのほか、家電製品のテレビやブルーレイ・DVDレコーダー、ゲーム機といったものが比較的多く普及していることがわかった。しかし、実際にインターネットに接続している割合では、家電製品が約半数なのに対して、ゲーム機は約7割がインターネットに接続しているという結果で、家電製品よりもゲーム機のほうがインターネットに対して親和性が高いということがわかる。ネットワークを介した対戦ゲームや、データダウンロードなどは、家庭内でもすでにかなりの割合で利用されている「標準機能」と見ることができるだろう。
以上のことをまとめてみると、家庭内におけるインターネット環境は今や「かなり良質なレベル」にあることがわかる。多くの消費者が、光ファイバーによる高速インターネットと、無線LANを使ったワイヤレスネットワーク環境を整備しており、パソコンはもちろん、テレビやレコーダー機器、ゲーム機など、ネットワークに接続できるさまざまな機器を所持している。しかも、それらの機器も、かなり高い割合でネットワークに接続されており、さまざまなサービスを享受しているようだ。今後も、無線LANを中心としたネットワーク対応の家電製品などがいろいろ登場してくると考えられるが、家庭内におけるネットワーク環境はすでにかなり整備されており、消費者側がこうした機器を利用するうえでの障壁はほとんどない状況になっていると言っていいだろう。
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- 調査対象:
- 価格.comID 登録ユーザー
- 調査方法:
- 価格.comサイトでのWebアンケート調査
- 回答者数:
- 9,465人
- 男女比率:
- 男88.3%:女11.7%
- 調査期間:
- 2010年7月13日〜2010年7月20日
- 調査実施機関:
- 株式会社カカクコム
