自由に使える金額:支給額アップに伴い、上昇傾向に。「10万円未満」は減少し、「30〜50万円」「50〜100万円」が増加
夏のボーナス推定支給額のうち、家庭での必要経費を除いた、自由に使えるお金のおおよその額を聞いた。全体としてのボーナス支給予想がアップしているので、昨年2010年の調査時と比べると、全体的には使える金額は増えている印象だ。特に「10〜20万円」という金額レンジが0.6ポイント増加しており、「30〜50万円」「50〜100万円」という金額レンジも、それぞれ0.5ポイント、0.9ポイント増加するなど、全体的に金額レンジ高めにシフトしている。逆に「10万円未満」の金額レンジは全体的に減少しており、昨年夏の調査では半数を上回っていた「10万円未満」という金額レンジは、今年は半数以下に収まっている。若干ではあるものの、自由に使える金額は増加傾向といえる。
【図2-1-1 :2011年夏の税金、ローン返済・生活費の補填などを除いた、実際に自由に使える金額】

【図2-1-2 :2010年夏の税金、ローン返済・生活費の補填などを除いた、実際に自由に使える金額】

「自由に使えるお金」に対する実感:40〜50代は半数以上が「減っている」と回答。世代間の落差が顕著に
【図2-1-1】で示した、夏のボーナスで自由に使える金額の増減について、個別にどのように感じているかを示したのが【図3-1】だ。これを見ると、約半数強の人が「減っている」と感じており、上で見た金額ベースの増加傾向とはやや矛盾した結果になっている。
ただし、この結果を世代別に見ると、若年層ほど「増えている」と感じる割合が多く、特に20代、30代でその傾向は顕著だ。これに対し、40代以上になると「減っている」と感じている人が増え、特に50代では6割以上の人が「減っている」と回答している。【図1-1-1】の結果と合わせてみると、この世代でのボーナス支給率の伸び率は低いのに対し、家族にかかる必要経費も多いため、比較的自由になる金額は少ない。その結果、40代、50代では特に「(自由に使えるお金が)減っている」との回答が増える結果となったことがうかがえる。世代間での感じ方の違いがかなり強く出た結果となった。
【図3-1 :2011年ボーナス支給額のうち、自由に使えるお金の増減】

【図3-2 :2011年ボーナス支給額のうち、自由に使えるお金の増減(世代別)】

![]()
