冬のボーナスで購入したいもの:1位「洋服・ファッション関連」(19.6%)、昨年は2位につけていた「薄型テレビ」が大きくポイントを下げ上位から転落
今年の冬のボーナスで商品を購入する場合に、どのような商品を購入する予定であるかを聞いた。
この結果でまず驚くのは、昨年まで購入したい商品の上位にあった「薄型テレビ」が、上位から姿を消したことだ。昨年の調査時には18.2%で2位の座にあった「薄型テレビ」だが、今年の調査では実に11.3ポイントダウンの6.9%にまで落ち、すっかり年末商戦の主役の座から滑り落ちた形となった。これまで液晶テレビの購入需要を引っ張ってきた「地デジ化」が完了してしまった今では、セカンドテレビの買い替えや、第一世代のデジタルテレビの買い替えなどの需要しか残されておらず、この結果が顕著に現れた形となっている。
いっぽう「洋服・ファッション関連」を筆頭にしたそのほかの上位商品の割合は昨年とあまり変わっていない。「薄型テレビ」の順位陥落で、相対的に2位の座に上がったのは「ブルーレイ/DVDレコーダー・プレーヤー」だが、これも昨年の調査時に比べて需要の割合はほとんど変わっておらず、特別需要が上がったという印象はない。むしろ、今年の場合は「ゲームソフト」(9.6%)、「ノートパソコン」(9.5%)、「スポーツ用品。アウトドア用品」(8.2%)、「携帯電話・スマートフォン」(6.7%)、「ゲーム機本体」(5.4%)、「デスクトップパソコン」(5.3%)といった商材が、堅実にポイントを伸ばしている。特に、ゲーム関連では、この年末に携帯ゲーム機の新モデル「PS Vita」が発売されたり、任天堂の「ニンテンドー3DS」関係で大幅なソフトラインアップの拡充があるなど、久々に年末商戦が盛り上がりそうな感じを受ける。また、ノート・デスクトップを問わずパソコンの買い替え需要も上がっている。Windows XP世代のパソコンの買い換えが、いまだにあまり進んでいないという状況の中、パソコンの価格自体は非常に下がってきていることなどから、一定の買い替え需要が起こってきているものと思われる。スマートフォンの人気も、母艦となるパソコンの買い換えを後押ししていると言えそうだ。また、今回の調査から新たに追加した「タブレット端末」も5.2%と比較的高い需要を見せている。
全体としてみると、価格としてはそれほど高くない商材が人気で、薄型テレビのように10万円を超えるような大型商材の需要はそれほど高くない。ただし、ここのところやや低迷気味だったパソコンやゲーム機の市場にとっては、今年の年末はやや期待できそうな状況になっている。
【図6-1 今冬のボーナスで購入する商品(ボーナス支給者全体)】

【図6-2 今冬のボーナスで購入する商品(ボーナス支給者、性別)】
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