価格.com

SaaS

勤怠管理×給与計算がスムーズに!給与連携しやすい勤怠管理システム14選

導入前に検討すべきことを専門家が詳しくアドバイス

給与連携しやすい勤怠管理システム14選

  • 同じメーカーの給与計算機能と連携
  • 他社の給与ソフトともAPI・CSV連携が豊富
  • 社会保険手続き・年末調整も含めて総務業務連携
  • 市販の給与ソフトと親和性が高い

2025年6月30日 更新

人事・総務業務の効率化を目指す中小企業やバックオフィス担当者にとって、勤怠管理システムと給与計算システムのスムーズな連携は欠かせません。本記事では、給与ソフトとのデータ連携がしやすく、正確でスピーディーな給与計算を実現できる勤怠管理システムを14製品厳選。クラウド型ならではの利便性や、人事・労務業務との一体化、法改正対応のしやすさも踏まえて、タイプ別にわかりやすく紹介します。自社の運用に合った最適な1つを見つける参考にしてください。

この記事を監修した専門家
執筆・監修 畑美希さん
執筆・監修 畑美希さん
畑美希社会保険労務士事務所 代表 特定社会保険労務士。新卒でエン・ジャパン(株)入社後、デロイト・トーマツ・グループ、外資系企業等にて人事・労務領域業務に従事。2022年社会保険労務士事務所を設立。HR Tech導入支援、社内運用を考慮した制度構築、助成金申請、諸規程の整備等を強みとする。

給与連携しやすい勤怠管理システムはこんな企業におすすめ

  • 勤怠管理システムと同じメーカーの給与計算機能を連携させて導入したい企業
  • 自社で使用中の給与ソフトはそのままに、API・CSV連携させて勤怠システムの導入を検討している企業
  • 勤怠・給与以外にも、社会保険手続き・年末調整も含めて連携を行いたい企業
  • 市販の給与ソフト(弥生など)と親和性が高いシステムを探している中小企業や士業事務所

1.同じメーカーの給与計算機能と連携できる一体型

こんな企業におすすめ

  • 手作業やCSV連携から脱却し、勤怠と給与のデータ連携を自動化へ。できる限り効率化・省力化したい企業
  • 同じメーカーのシリーズで基幹システムを統一し、ヒューマンエラーや確認作業の手間を軽減することで効率化したい企業
  • 勤怠・給与以外にも、人事労務全体のシステム統合やクラウド化を検討している企業

このタイプのメリット・デメリット

メリット
勤怠から給与計算まで同じメーカーのシリーズ利用することで、自動化を大幅に推進できる
勤怠と給与の一体型構成により、一連の業務が効率化され処理スピードが格段に向上する
勤怠データが給与システムと自動連携するため、手動での作業や集計ミスを根本から改善する
勤怠管理システムと給与システムを同じメーカーで揃えることで、サポートを一元的に受けやすく、トラブル時にも問い合わせがスムーズにできる
人事・労務のデータ統合が進み、将来的なシステム拡張や管理効率の向上にもつながる
デメリット
勤怠と給与の両機能を揃えるため、初期導入費や月額費用が高くなる、追加費用がかかることがある
給与機能を他社製品に変更したい場合、連携性に制限が出る可能性がある
勤怠に加え、給与計算の設定も必要なため、導入時に設定項目が多く運用開始まで時間を要することがある
特定のメーカーに依存する形になるため、将来的なシステム変更がしづらくなる
勤怠と給与のシステム連携を正しく機能させるためには、従業員マスター情報が整備されている必要がある

導入前に担当者が検討するべきこと

  • 導入費用や月額コストが予算に見合っているか、長期的な費用対効果を試算する
  • 自社で現在使用している給与計算ソフトとの互換性や切り替えメリットがあるか確認する
  • 今後の事業拡大や制度変更にも柔軟に対応できる機能・拡張性があるかを検討する
  • システム連携を生かすために、社内で勤怠・給与の設定に必要な運用ルールを明確にしておく
  • 導入前にテスト連携を行い、従業員情報のずれや不整合がないか確認する

専門家からの選び方アドバイス

同じメーカーの給与計算機能と連携できる一体型タイプの勤怠管理システムは、勤怠から給与計算までの業務をシームレスに行える点が大きな強みです。業務効率化と正確な処理の両立を目指す企業には、有力な選択肢と言えるでしょう。データ連携により転記ミスを防ぎ、業務負担の軽減が期待できるため、特に給与計算を内製している企業では高い効果を発揮します。いっぽうで、導入にあたっては費用対効果や既存システムとの代替性、将来的な運用の柔軟性などを総合的に検討する必要があり、担当者のマンパワーも求められます。社内リソースが少ない場合には、計画的に導入スケジュールと社内体制を整え、勤怠と給与を段階的に導入することも検討しましょう。

同じメーカーの給与計算機能と連携できる勤怠管理システム一覧

  • この製品の特徴サマリ

    • 同シリーズの「ジンジャー給与」にCSVでのエクスポートやインポート不要で勤怠データを連携でき、担当者の工数や人的ミスを削減できます
    • 月の途中など勤怠データが締まっていない状態でも、ジンジャー給与連携用のデータを作成して給与計算にひもづけることが可能
    • ジンジャー給与側で計算式を組むことにより勤怠データの集計値に計算式を加えることが可能で、複雑な給与計算にも対応できます

    同シリーズの給与計算システムである「ジンジャー給与」と連携できます。CSVファイルを介さずに従業員の勤怠データを連携できるため、ファイルのエクスポートやインポートの作業が不要となり、担当者の工数や人的ミスを削減できます。また、勤怠が締まっていなくても連携用データを作成して給与計算にひもづけることが可能です。ジンジャー給与側では人事情報をもとにした計算式を組むことができ、企業独自の複雑な給与計算にも対応できます。

  • この製品の特徴サマリ

    • 「オフィスステーション 給与」と勤怠データの自動連携に対応しており、スムーズな給与計算を実現します
    • 「オフィスステーション 給与」を軸に「オフィスステーション 年末調整」と「オフィスステーション 給与明細」も組み合わせることで給与計算および周辺業務を完全に電子化できます
    • 給与ソフト取込用に勤怠の月別集計データをCSV形式で出力することも可能です

    同じオフィスステーションの別製品と連携することで、スムーズな給与計算を実現できます。「オフィスステーション 給与」とは勤怠データの自動連携に対応。「オフィスステーション 給与」を軸に「オフィスステーション 年末調整」と「オフィスステーション 給与明細」も組み合わせることで、給与計算および周辺業務を完全に電子化することも可能です。いっぽう、給与ソフトへの取り込み用に勤怠の月別集計データをCSV出力することもできます。

  • この製品の特徴サマリ

    • プレミアム以上のプランの場合は、給与計算機能も利用可能。勤怠管理データから自動計算を行います。交通費や手当の設定、割増賃金の自動計算も対応
    • 社会保険料や税金の計算なども自動で行います。また年末調整機能で、必要書類の収集や控除額の計算、帳票作成などの機能が利用できます
    • 勤怠情報を「freee人事労務」「マネーフォワード クラウド 給与」「弥生給与」にCSV連携することも可能。出力時に使用するサービスのテンプレートが選べます

    無料利用可能(従業員30名まで)な勤怠管理機能に加えて、シフト管理や休暇管理、給与計算や年末調整などの機能が使える有料プランも複数用意されます。これらの機能を組み合わせれば、スマレジ・タイムカードだけで出退勤データを自動集計し、そのまま給与計算を行い、さらに社会保険料や税金の計算、年末調整までがスムーズに行えます。また「freee人事労務」や「マネーフォワード クラウド給与」「弥生給与」などの外部サービスをすでに利用している場合、プレミアム以上のプランではCSV連携も可能です。

    価格.com編集部が実際に使ってみた使い方・使用感レポートを掲載中

    スマレジ・タイムカードについて詳しく見る
  • マネーフォワード クラウド勤怠

    この製品の特徴サマリ

    • API連携に対応し、勤怠データを「マネーフォワード クラウド給与」へワンクリックで取り込むことも可能。給与計算へとスムーズにつなげられます
    • 50名以下の法人向けプランは、「マネーフォワード クラウド給与」をはじめ、会計や年末調整など11のサービスがパッケージされます
    • 基本の勤務体系から裁量労働制、フレックスタイム制、1か月単位変形労働時間制など、さまざまな就業形態に対応しています

    50名以下の法人向けプランは、11のサービスがパッケージされ、「マネーフォワード クラウド給与」も利用できます。APIでの連携が可能で、集計された勤怠データを「マネーフォワード クラウド給与」へワンクリックで取り込めるようになります。なお中小企業向けの「ビジネスプラン」では基本料金だけで勤怠と給与ともに5名まで利用可能。6名からは従量制となり、サービスごとに1人・1月あたり330円です。

2.他社の給与ソフトともAPI・CSV連携が豊富な汎用連携タイプ

こんな企業におすすめ

  • すでに社内で使用している給与計算ソフトがあり、それと連携できる勤怠管理システムを探したい企業
  • 他社システムとの連携が豊富なメーカーから検討し、バックオフィス業務全体を効率化したい企業
  • 既存の業務フローや社内ルールを大きく変えずに、勤怠管理のデジタル化・自動化を進めたい企業
  • 給与計算を外部に委託しており、外部ベンダーとデータ連携ができる勤怠管理システムを導入したい企業

このタイプのメリット・デメリット

メリット
既存の給与ソフトはそのまま活用しつつ、勤怠管理の効率化を図れるため、導入コストや業務負担を最小限に抑えられる
他社システムへの連携先が充実しており、他システムとの連携構築や外注先ともスムーズにデータを共有できる
出力データの形式をカスタマイズできるため、委託先や既存の業務フローに合わせやすい
他社製品との連携を前提に設計されており、給与ソフト以外の社内システムとも連携しやすい
デメリット
CSVやAPI連携には初期設定や運用設計の知識が求められることがある
給与ソフトによっては、データ連携に際しExcelの加工作業や手動補正が必要なケースがあり完全自動化できない場合がある
勤怠と給与で別メーカーを利用することとなるため、サポート窓口が分かれ、トラブルが発生した際は原因特定に時間がかかることがある
設定ミスによる集計エラーが発生しても、連携元・連携先どちらに原因があるか判別しづらい

導入前に担当者が検討するべきこと

  • 使用中の給与ソフトとスムーズに連携できるか、連携方式を事前に確認する
  • 勤怠と給与を連携させる初期設定で困った場合に備え、サポート体制や設定代行の有無、費用を事前に確認しておく
  • 連携後の確認作業や例外処理にどこまで人手が必要か、運用負荷を見積もっておく
  • 勤怠・給与それぞれ担当部署が別れる場合には、連携のフローや担当を明確にしておく
  • 他システムとの併用や将来的な統合を視野に入れ、拡張性を重視した選定を行う

専門家からの選び方アドバイス

API・CSV連携が豊富な汎用連携タイプの勤怠管理システムは、他社製の給与ソフトと連携できる設計になっており、社内の既存システムを生かしたまま勤怠管理の効率化を図りたい企業に最適です。CSV出力やAPI連携などの手段を通じて、自社の既存の業務フローや外部委託先にも対応しやすい点が大きな魅力と言えます。ただし、初期設定や連携方式には一定の知識を求められるため、導入前には運用の実現性や連携対象ソフトとの互換性を十分に確認し自社に最適な組み合わせを選定しましょう。

他社の給与ソフトともAPI・CSV連携が豊富な勤怠管理システム一覧

  • この製品の特徴サマリ

    • 「給料王」「弥生給与」「給与奉行」など主要給与ソフトとの連携で給与計算が簡単。給与額の計算、給与明細の発行などもシームレスに実行可能
    • 勤怠管理機能に特化してシステムを開発。勤怠管理以外のシステムをすでに運用中という企業にも選びやすい
    • 初期費用0円で、月額料金は1人あたり220円から。サポート込みのワンプランで低コストでの導入が可能です

    各種給与ソフトとの連携も可能で、給与額の計算、給与明細の発行などもシームレスに実行できます。「給料王」「弥生給与」「給与奉行」「給料らくだ」「PCA給与」など、主要な給与ソフトのフォーマットがあらかじめ登録され、CSVのダウンロードだけで簡単に連携ができます。勤怠管理に特化して開発されており、月額200円〜の低コストで導入できるため、勤怠管理以外のシステムをすでに運用中という企業にも選びやすいサービスです。

    価格.com編集部が実際に使ってみた使い方・使用感レポートを掲載中

    ICタイムリコーダーについて詳しく見る
  • この製品の特徴サマリ

    • 「freee人事労務」とのAPI連携に対応。勤怠データを送信し、「freee人事労務」に取り込むことができます。そのほかCSVのインポートができる給与システムであれば連携可能
    • 月次、日次、届出、工数実績、経費、打刻履歴など、各種CSVデータの出力が可能。「勤務形態」などの条件を指定し、必要なデータを出力できます
    • クラウド人事労務ソフト「SmartHR」、勤務シフト最適化クラウドサービス「Optamo」との連携も用意。今後も外部連携機能を拡大予定

    給与システムとの連携は「freee人事労務」とのAPI連携が可能。勤怠データを送信し、「freee人事労務」に取り込むことができます。また、月次、日次、届出、工数実績、経費、打刻履歴などの各種データをCSV出力でき、CSVファイルをインポートできる給与システムであれば連携可能です。そのほか、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」、勤務シフト最適化クラウドサービス「Optamo」との連携も用意しています。

    価格.com編集部が実際に使ってみた使い方・使用感レポートを掲載中

    e-就業OasiSについて詳しく見る
  • この製品の特徴サマリ

    • 勤怠データのCSV出力が可能。「弥生給与」「給与奉行」などの主要給与ソフトに勤怠データを送ることができます
    • 「マネーフォワードクラウド給与」や「給与奉行クラウド」など、API連携が可能な給与計算サービスも多数あります
    • 追加料金不要で使えるKING OF TIMEシリーズの給与計算や人事労務などを組み合わせて一元管理も可能

    使用中の給与ソフトの形式に合わせて勤怠データのCSV出力が可能。「弥生給与」「給与奉行」などの主要給与ソフトをはじめ、さまざまなソフトに対応できます。また、「マネーフォワードクラウド給与」や「給与奉行クラウド」など、API連携が可能な給与計算サービスも複数あります。いっぽう、KING OF TIMEシリーズ自体にも、給与計算や人事労務などのサービスを用意し、勤怠管理から給与計算までをシームレスに一元管理できます。ただ、スマホでの給与明細閲覧が非対応であるなど現場利用に不向きな点もあります。

    価格.com編集部が実際に使ってみた使い方・使用感レポートを掲載中

    KING OF TIMEについて詳しく見る

3.社会保険手続き・年末調整も含めて総務業務連携ができるタイプ

こんな企業におすすめ

  • 同じメーカーのシステムをシリーズで契約し、年末調整や社会保険手続きも効率化したい企業
  • 総務・人事・労務業務を部門横断的に連携させ、情報の整合性と運用効率を高めたい企業
  • 法改正を都度確認・対応するのが難しく、システム側で自動更新・対応される仕組みを求めている企業
  • 従業員数が一定規模以上で手続き件数が多く、人的リソースだけでの対応に限界を感じている企業

このタイプのメリット・デメリット

メリット
勤怠情報をもとに年末調整や社会保険手続きが自動で連携されるため、業務の自動化が進み作業効率と正確性の両立が図れる
従業員や扶養情報・マイナンバーなどを一元管理できるため、異動や退職時の手続きを一括処理でき、業務の抜け漏れ防止や処理スピードの向上が図れる
法改正や制度変更への対応がシステム側で自動反映され、実務担当者の対応負担を軽減できる
入退社、人事異動や雇用区分の変更などの人事情報が、勤怠・各種手続きに自動反映され、転記ミスや重複入力が減る
デメリット
多機能である分、初期設定やマスター整備に時間的工数がかかることがある
システムを複数連携させるには、正確な社内の体制構築や運用フローの整理が必要になる
法制度対応などに強みがある反面、搭載機能が多く、画面構成や操作が複雑になりやすい
従業員数や業務量の少ない企業では、シリーズごとの費用負担が割高に感じることがある
自社独自の運用ルールすべてを自動化できるとは限らず、一部手動での操作やExcel管理が残ることもある

導入前に担当者が検討するべきこと

  • 自社の人事・勤怠・給与・労務業務がシステム上で連携可能か、各部門の連携体制や業務フローを事前に可視化する
  • 人事・勤怠・給与の各マスター情報が正確で一貫性を持って管理できているか連携前に確認する
  • 帳票出力形式やe-Gov連携など、法定帳票や電子申請の対応範囲・方式が自社の運用と合っているか確認する
  • 既存の人事・給与システムとの親和性や移行可否を確認する
  • 法改正や制度変更への対応状況、サポート体制の充実度を事前にチェックしておく

専門家からの選び方アドバイス

勤怠だけでなく、社会保険手続きや年末調整まで一元管理できるタイプの勤怠管理システムは、煩雑になりがちな労務管理全体を効率化したい企業にとって非常に有効な選択肢です。従業員情報を起点に、勤怠・給与・社会保険・年末調整まで一連の処理を連動させることで、入力ミスや二重管理を防ぎ、作業の抜け漏れを減らす効果が期待できます。ただし、運用フローの見直しやマスター情報の整備、部門間での連携体制の構築が前提となるため、社内体制を整えたうえで段階的な導入も検討しましょう。複数のシステムをシリーズで利用する場合、コストがかさむこともあるため、特に小規模企業では費用対効果を慎重に見極めることが大切です。

社会保険手続き・年末調整も含めて総務業務連携ができる勤怠管理システム一覧

  • この製品の特徴サマリ

    • 給与明細、年末調整など勤怠管理以外のサービスも用意。CSVファイルをインポートすれば、給与明細のペーパーレス化が手軽に実現できます
    • 「人事労務freee」「マネーフォワード クラウド 給与」「給与奉行クラウド」とAPI連携が可能。勤怠データを他社の給与計算システムにスムーズに連携できます
    • 採用管理や人財活用、労務給与、経費精算など、ほかのハーモスシリーズをセットで使うとバックオフィス業務がもっと楽に

    Web給与明細や年末調整など、勤怠管理以外の業務に対応する機能も用意します。たとえば、給与計算ソフトから出力したCSVデータを毎月インポートすることで、給与明細のペーパーレス化が手軽に実現できます。また、CSVでエクスポートした勤怠データを他社の給与計算ソフトに連携することも可能。「人事労務シフト freee」や「マネーフォワード クラウド給与」とはAPI連携も可能で、インポートやエクスポートの工程も不要です。

    価格.com編集部が実際に使ってみた使い方・使用感レポートを掲載中

    HRMOS勤怠について詳しく見る
  • この製品の特徴サマリ

    • 給与管理は何人で使っても月額2万円〜提供。明細発行や住民税・年末調整などの一部業務のみ委託できるアウトソーシングオプションも用意します
    • 勤怠・給与・人事で共通のデータベースを利用するため、従業員情報の更新も1回で済み、情報管理の手間が軽減できます。毎月の勤務データの取り込みも不要です
    • 労務に精通したシステムエンジニアが顧客の要望を聞きながらシステムを設計・構築。運用しやすいシンプルなシステムに仕上げることができます

    勤怠から給与まで一気通貫のシームレスな管理をクラウドで実現できるサービスです。共通のデータベースを利用するため、従業員情報の更新も1回で済み、マスター管理がラクになります。毎月の勤務データの取り込みも不要です。給与管理は何人で使っても月額2万円〜で提供しており、さらにアウトソーシングオプションの追加も可能。給与計算業務をまるごとアウトソーシングできるほか、毎月の給与計算はクラウドで行い、明細発行や住民税・年末調整などの一部業務のみ委託するといったプランもあります。

  • この製品の特徴サマリ

    • 勤務データをCSV形式でエクスポート可能。給与ソフトのインポートフォーマットに合わせられるため、ほとんどの給与ソフトとデータ連携が可能です
    • 変形労働時間制(1か月、年間など)、フレックスタイム制、みなし労働時間制、裁量労働制など、さまざまな勤務形態に対応します
    • サポート担当者が顧客の要望などをヒアリングし、最適なシステム設計の提案から細かな設定、運用指導などをサポートしてくれます

    給与ソフトのインポートフォーマットに合わせ、勤務データをCSV形式でエクスポート可能。基本的にほぼすべての給与ソフトとデータ連携ができます。さまざまな働き方に合わせた柔軟な設定が可能で、変形労働時間制やフレックスタイム制などの勤務形態に対応します。導入から本稼働まで手厚いサポートを用意するのも特徴。労務管理に精通したシステムエンジニアが顧客の要望をヒアリングして、最適なシステム設計を提案。要望に合わせて細かな設定を行います。従業員や管理者向けの運用指導なども行うため安心です。

    価格.com編集部が実際に使ってみた使い方・使用感レポートを掲載中

    VG Cloudについて詳しく見る
  • freee人事労務

    この製品の特徴サマリ

    • freee人事労務は、勤怠管理や給与計算、労務管理、人事管理などの人事労務に関する業務全般を一気通貫で管理でき、年末調整にも対応します
    • 勤怠管理機能(freee人事労務|勤怠管理)では、打刻修正、各種申請・承認がWeb上で完結できるため、届出などの煩雑な管理から解放されます
    • 勤務状況がリアルタイムで確認でき、残業時間の管理もしやすくなります。また従業員も残業時間・有休取得日数を把握しやすく、労務・総務への問い合わせを減らせます

    freee人事労務は、勤怠管理や給与計算、労務管理、人事管理などの人事労務に関する業務全般を一気通貫で管理できるクラウド型の業務支援システム。年末調整業務に対応する機能も備えます。勤怠管理に関する機能(freee人事労務|勤怠管理)では、打刻修正や各種申請・承認がWeb上で完結し、届出などの煩雑な管理から解放されます。また、勤務状況をリアルタイムで確認でき、残業時間が管理しやすくなります。

4.中小企業・士業事務所と相性がよく、市販の給与ソフトと親和性が高いタイプ

こんな企業におすすめ

  • 社内ですでに給与ソフトを使用しており、勤怠情報をCSV連携させて利用したい企業
  • ITに不慣れな従業員もいるため、簡単操作と導入のしやすさを重視する中小企業
  • 給与計算は社労士や外部に依頼しており、勤怠データを正確に渡す仕組みとして導入したい企業
  • 従業員数が少なく、コストを抑えつつ最低限の勤怠管理をしたい企業
  • 既存の業務スタイルを大きく変えずに、勤怠管理のみ部分的なデジタル化を進めたい企業

このタイプのメリット・デメリット

メリット
勤怠データをCSV形式で出力することで、既存の給与ソフトと簡単に連携できるようになる
機能がシンプルで操作もわかりやすく、ITに不慣れな企業でも扱いやすい
社労士・税理士事務所や給与計算の外部委託先とも、勤怠データをスムーズに共有、連携できる
無料プランや低価格帯の製品が多く、コストを抑えて導入・運用できる
設立間もない企業や小規模事業者でも無理なく導入でき、既存の業務フローになじみやすい
デメリット
機能が最小限のため、残業申請やシフト管理など高度な運用には不向きな場合がある
サポート体制が限定的な場合があり、トラブル時の対応に不安が残ることがある
給与ソフトとの連携はCSV形式が中心のため、API連携に比べてやや手間がかかる
無料プランでは一部機能に制限があり、成長企業では機能不足を感じやすい

導入前に担当者が検討するべきこと

  • 自社が使用している給与ソフトと正確に連携できるかを確認する
  • 自社に必要な勤怠管理機能が備わっているかを見極める
  • 従業員数の増加や将来的な事業拡大を見据え、無料プランの制限事項を把握し、有料プランの利用も視野に入れて検討する
  • 操作に不慣れな従業員でも使えるか、画面の使いやすさやサポート体制を確認する
  • 社労士・税理士事務所や給与計算の外部委託先とスムーズにデータ共有できる出力形式か把握しておく

専門家からの選び方アドバイス

本タイプの勤怠管理システムは、市販の給与ソフトとの親和性が高く、既存の業務フローを大きく変えずに導入できる点が魅力です。操作も比較的シンプルで、ITに不慣れな担当者でも扱いやすいため、小規模な事業所にとっては導入・運用のハードルが低い選択肢といえます。いっぽうで、機能が限定的な場合もあるため、自社に必要な機能が過不足なく備わっているかを事前に確認し、必要に応じて有料プランの利用や今後の拡張性も視野に入れて検討するとよいでしょう。

市販の給与ソフトと親和性が高い勤怠管理システム一覧

  • キンコン

    この製品の特徴サマリ

    • 集計した勤怠データはPDF、Excel、CSV形式で出力でき、給与システムとの連携もスムーズに行えます
    • API連携にも対応し、「freee人事労務」「OBC給与奉行クラウド」には勤怠データを、「freee会計」には交通費データを送信できます
    • 「kintone」「Garoon」「コラボフロー」など、給与システム以外のサービスとの連携も用意されています

    集計した勤怠データはPDF、Excel、CSV形式で出力でき、給与システムとの連携もスムーズに行えます。API連携にも対応しており、「freee人事労務」「OBC給与奉行クラウド」には勤怠データの送信が可能。会計システムである「freee会計」には交通費データが送信できます。そのほか「kintone」「Garoon」「コラボフロー」などとの連携も用意されています。

  • この製品の特徴サマリ

    • 「PCAクラウド 給与」「OBC給与奉行クラウド」とのAPI連携にも対応。また勤怠データのCSV出力にも対応し、他社の給与ソフトに取り込ませる運用も可能です
    • 利用人数やデータ保持が無制限のプランなら、事業拡大中の企業や、医療業界や介護業界など人の入れ替わりが多い業種にもマッチします
    • 勤務時間や遅刻・早退・欠席回数の状況をグラフ表示する機能を装備。勤怠データの「見える化」を実現します

    勤怠データをCSV出力し、利用中の給与計算ソフトに取り込むことが可能です。また、「PCAクラウド 給与」「OBC給与奉行クラウド」とのAPI連携にも対応。勤怠管理から給与計算までの一元化や、さまざまな基幹業務の効率化を実現できます。登録人数無制限で定額制という料金プランが用意され、データ保持も無制限。そのため、事業拡大中の企業や、医療業界や介護業界など人の入れ替わりが多い業種にもマッチします。

    価格.com編集部が実際に使ってみた使い方・使用感レポートを掲載中

    Dr.オフィスLookJOB2について詳しく見る
  • この製品の特徴サマリ

    • 勤怠データのCSV出力が可能。また「フリーウェイ給与計算」用のCSVデータの出力もできるため、スムーズに連携ができます
    • 1人1か月分の勤務表を1枚のPDFデータで出力することも可能。行政機関などから勤務表の提出を求められた場合などにも対応できます
    • 同じ部署内に異なる勤務体系がある場合もルールを細かく分けて設定・集計できるいっぽうで、シフト制やフレックスタイム制など複雑な勤務体系には対応できません

    勤怠データの日次集計表や月次集計表を、全社または部署別にCSVおよびPDFでの出力が可能。出力したCSVデータを給与計算にも活用できます。「フリーウェイ給与計算」用データのCSV出力にも対応するため、連携がスムーズです。また1人1か月分の勤務表を1枚のPDFデータで出力することも可能です。なお、シフト制やフレックスタイム制など複雑な勤務形態への対応には制限がありますが、そのいっぽうで同じ部署内に異なる勤務形態がある場合はルールを細かく分けて設定・集計することができます。

この記事で紹介した勤怠管理システム

1.同じメーカーの給与計算機能と連携できる一体型

  • ジンジャー勤怠

    ジンジャー勤怠

    同シリーズの「ジンジャー給与」にCSVでのエクスポートやインポート不要で勤怠データを連携でき、担当者の工数や人的ミスを削減できます

  • オフィスステーション 勤怠

    オフィスステーション 勤怠

    「オフィスステーション 給与」と勤怠データの自動連携に対応しており、スムーズな給与計算を実現します

  • スマレジ・タイムカード

    スマレジ・タイムカード

    プレミアム以上のプランの場合は、給与計算機能も利用可能。勤怠管理データから自動計算を行います。交通費や手当の設定、割増賃金の自動計算も対応

  • マネーフォワード クラウド勤怠

    マネーフォワード クラウド勤怠

    API連携に対応し、勤怠データを「マネーフォワード クラウド給与」へワンクリックで取り込むことも可能。給与計算へとスムーズにつなげられます

2.他社の給与ソフトともAPI・CSV連携が豊富な汎用連携タイプ

3.社会保険手続き・年末調整も含めて総務業務連携ができるタイプ

  • HRMOS勤怠

    HRMOS勤怠

    給与明細、年末調整など勤怠管理以外のサービスも用意。CSVファイルをインポートすれば、給与明細のペーパーレス化が手軽に実現できます

  • CYBER XEED

    CYBER XEED

    給与管理は何人で使っても月額2万円〜提供。明細発行や住民税・年末調整などの一部業務のみ委託できるアウトソーシングオプションも用意します

  • VG Cloud

    VG Cloud

    勤務データをCSV形式でエクスポート可能。給与ソフトのインポートフォーマットに合わせられるため、ほとんどの給与ソフトとデータ連携が可能です

  • freee人事労務

    freee人事労務

    freee人事労務は、勤怠管理や給与計算、労務管理、人事管理などの人事労務に関する業務全般を一気通貫で管理でき、年末調整にも対応します

4.中小企業・士業事務所と相性がよく、市販の給与ソフトと親和性が高いタイプ

  • キンコン

    キンコン

    集計した勤怠データはPDF、Excel、CSV形式で出力でき、給与システムとの連携もスムーズに行えます

  • Dr.オフィスLookJOB2

    Dr.オフィスLookJOB2

    「PCAクラウド 給与」「OBC給与奉行クラウド」とのAPI連携にも対応。また勤怠データのCSV出力にも対応し、他社の給与ソフトに取り込ませる運用も可能です

  • フリーウェイタイムレコーダー

    フリーウェイタイムレコーダー

    勤怠データのCSV出力が可能。また「フリーウェイ給与計算」用のCSVデータの出力もできるため、スムーズに連携ができます

他にもこんな勤怠管理システムを紹介しています

  • ※ 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
  • ※ 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
  • ※ 最新の情報が反映されていない場合がございます。最新情報は各事業者の公式ページ等でご確認ください。
  • ※ 各種割引や特典は各事業者より提供されます。お申し込みの際は各事業者による注意事項や規約等をよくご確認の上お手続きください。

このページの先頭へ

© Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved. 無断転載禁止