カードローンの使い道は調査される？

カードローンで借りたお金について、基本的に用途を聞かれることはありません。

基本的にカードローンの使い道を調査されることはありません。
「マイカーローン」「住宅ローン」のように用途が限定されているものと異なり、借りる側が自由に使い道を決められるのがカードローンのメリットです。

しかし、調査とまではいかなくても、最初の審査時やプランの相談時に用途を聞かれることは多くあります。詳しく伝える必要はありませんが、ある程度はきちんと答えましょう。カードローン会社としては、審査するにあたってごまかされたり、嘘をつかれたりすると、あなたの信用を下げざるをえなくなってしまいます。

また、借りたお金の支払いが困難になったり、多重債務が発覚したりした場合は、カードローン会社側も使い道を調査することが認められています。この場合、借りた側はお金を「どこで」「いくら」使ったのか具体的に説明しなければなりません。

さらに、使い道が自由とされるカードローンですが、唯一の例外が「事業性資金」です。カードローンの商品説明の用途の部分にはたいてい「事業性資金を除く」「事業性資金にはお使いいただけません」と書かれています。

事業性資金とは、事業を経営するために必要なお金のこと。事業性資金は、他の用途で使われるお金と法律上扱いが異なるので、一般のカードローンで借りることはできません。事業性資金を借りる際は、専用のローンを利用しましょう。たとえ用途を詳しく調査されることはないと分かっていても、このルールは必ず守ってください。