不正利用対策に有効!クレジットカードのセキュリティコードの役割と注意点

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2019年8月30日掲載

基礎知識

不正利用対策に有効!クレジットカードのセキュリティコードの役割と注意点

不正利用対策に有効!クレジットカードのセキュリティコードの役割と注意点

インターネットショッピングの支払いでクレジットカードを利用する際、セキュリティコードの入力を求められる事があります。セキュリティコードとはクレジットカード本体に記載されている番号の事ですが、何のために必要なのか分からないまま入力する事に抵抗を感じる人も多いでしょう。今回はクレジットカードのセキュリティコードについて、その役割と取り扱い時の注意点をご紹介します。

1. クレジットカードのセキュリティコードとは

クレジットカードにはカードを個別に識別するためのクレジットカード番号が割り振られていますが、セキュリティコードはそれとは別の数字です。まずはセキュリティカードに関する基本的な情報を整理していきましょう。

1-1. セキュリティコードとは

セキュリティコードとはクレジットカードに記載されている3桁、もしくは4桁の番号を指します。
一般的には3桁のセキュリティコードが主流となっており、「VISA」「MasterCard」「JCB」「Discover」「Diners」の5ブランドではセキュリティコードが3桁です。4桁のセキュリティコードは主にアメックスで使用されています。

普段クレジットカードを利用する際にセキュリティコードを意識的に使用する事はほとんどないでしょう。しかし、インターネットショッピングでクレジットカード決済を選択した場合に入力が必要になるケースがあります。

1-2. セキュリティコードの役割

セキュリティコードは持ち主が意識的に使用する機会が少ないですが、普段から重要な役割を果たしています。例えば「スキミングの防止」がその一つです。

スキミングとはクレジットカードの磁気データを専門的な機械で読み取り、その情報を基に偽造カードを製造する犯罪の事を指します。スキミングではクレジットカード内部のデータが引き出されますが、セキュリティコードはこの内部データに含まれていないのでコピーされないのです。

また、クレジットカード番号に存在する一定の規則性を悪用して無作為に利用可能な番号を作る「クレジットマスター」と呼ばれる犯罪の防止にも、セキュリティコードが一役買っています。

1-3. セキュリティコードとCVCやCVVは同じものなのか

インターネットショッピング、とりわけ海外サイトの通販を利用していると「CVC」や「CVV」といった名称の番号入力を求められる事があります。あまり聞きなれない名前かも知れませんが、これらはセキュリティコードと同じ番号の事を指しているのです。

CVCは「Card Verification Code」、CVVは「Card Verification Value」を略して頭文字を取ったものとなっています。
CVCはマスターカード、CVVはVISAカードで使用されている名称です。また、アメックスではCID(Card Identification)という名称がセキュリティコードを指す事も覚えておきましょう。

1-4. セキュリティコードが不要な決済とは

セキュリティコードは利用者の手元にカードがある事を証明するとともに、様々な不正利用を防止するための重要なシステムです。
利用者が直接セキュリティコードを入力する機会があるのは主にインターネットショッピングですが、全ての通販サイトでセキュリティコードが必要になる訳ではありません。これは逐一セキュリティコードを入力するのがめんどうに感じたり、セキュリティコードが分からなかったりして利用者が買い物を止めてしまう事を防ぐためです。

しかし、こうした通販サイトはセキュリティ的に問題がある訳ではありません。セキュリティコードを必要としない代わりに、独自のセキュリティシステムを導入しているので安心して利用しましょう。

2. どこに記載されている?セキュリティコードの表示場所

セキュリティコードの表示場所はクレジットカードのブランドによって異なります。いざ入力が必要になった時にすぐ確認出来るよう、自分が持っているカードのセキュリティコードの表示場所をしっかり把握しておきましょう。

2-1. VISA

図:VISA(ビザ)ロゴ

VISAのセキュリティコードはカード裏面にある署名欄の右上に記載されています。一般的には3桁の数字がそのままセキュリティコードとして記載されているので、その場合は迷う事がないでしょう。

しかし、中には3桁以上の数字(クレジットカード番号である事が多い)がセキュリティコードの記載欄に表示されているケースがあります。この場合には最後の3桁がセキュリティコードとして機能している事を覚えておきましょう。

2-2. マスターカード

図:Master Card (マスターカード)ロゴ

マスターカードの場合もVISAと同様に、セキュリティコードはカード裏面にある署名欄の右上に記載されています。3桁のセキュリティコードがそのまま表示されている場合が多いですが、7桁の数字が表示されているケースも少なくありません。7桁表示の場合は最初の4桁がクレジットカード番号の下4桁、末尾の3桁がセキュリティコードの数字という構成になっています。

2-3. JCB

図:JCB (ジェーシービー)ロゴ

JCBのセキュリティコード記載欄も、カード裏面にある署名欄の右上となっています。クレジットカードの国内で大手と言われる3大国際ブランドはセキュリティコードの記載場所が共通してカード裏面であると覚えておきましょう。

JCBの場合はクレジットカード番号の末尾4桁にセキュリティコード3桁を付け足した7桁の数字が基本です。VISAやマスターカードのようにセキュリティコードの3桁のみが表記されている訳ではないので注意しましょう。

2-4. アメックス

図:American Express (アメリカン・エキスプレス)ロゴ

アメックスの場合は国内で大手の3ブランドとは異なり、セキュリティコードがカードの表面に記載されているので注意が必要です。アメックスのセキュリティコードはカード表面に大きく印字されたクレジットカード番号の右上に小さく表記されています。

クレジットカード番号は銀色で突起している場合が多く、右上に表記されるセキュリティコードは黒字で印刷されているデザインが一般的です。

2-5. そのほかのクレジットカード

クレジットカードは銀行系や信販系など、発行元によって多くの種類が存在しています。

しかし、どの発行元もVISA・マスター・JCBなどをはじめとするクレジットカードの国際ブランドと提携しているため、基本的なセキュリティコードの記載場所は各ブランドの位置に準じているのです。カード表面には発行元が提携している国際ブランドのロゴマークが表記されているので、どのブランドであるかすぐに確認する事が出来ます。

3. セキュリティコードの取り扱いで注意すべき点

セキュリティコードはクレジットカードの不正利用を防止するために重要な役割を担うシステムです。普段意識して使う機会が少ないとは言え、取り扱いにはいくつか注意しておきたいポイントがあります。安心してクレジットカードを利用し続けられるように、セキュリティコードの取り扱いに関する注意点を見ていきましょう。

3-1. クレジットカードの盗難や紛失

セキュリティコードは内部データではなく、カード本体に印字されている情報です。そのため、物理的にカードを紛失したり盗まれたりすると他人でも簡単に知る事が出来ます。

カードを紛失した、または盗難に遭った場合には速やかに盗難届けや紛失届けを警察に提出しましょう。警察で届け出が受理されると受付番号が発行されるので、その番号を改めてカード会社に連絡して利用停止してもらうという対処が一般的です。

3-2. セキュリティコードの漏えい

セキュリティコードは主にインターネットショッピングで利用される番号です。そのため、カード本体が手元にあったとしてもセキュリティコードが他人に知られただけで不正利用や予期せぬ犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。他人にセキュリティコードを知られてしまった恐れがある時は、こまめに利用明細を確認する事が重要です。身に覚えのない利用履歴があった場合には、すぐにカード会社に連絡しましょう。

3-3. フィッシングサイトからの流出

偽装が施されたメールや掲示板などから特定のホームページへアクセスさせて、利用者の個人情報やクレジットカード情報を盗み出す犯罪を「フィッシング詐欺」と呼びます。

こうしたフィッシングサイトでは直接クレジットカード番号やセキュリティコードを入力させるような仕組みになっている事もあるので、身に覚えのないメールや不審なサイトには十分な注意が必要です。フィッシングサイトは利用者を巧妙に信用させる文面になっているため、入力を求められた際はよく確認するようにしましょう。

3-4. セキュリティコードの入力間違い

セキュリティコードはカード所有者本人しか知りえない情報であり、所有者であれば簡単に確認出来る数字です。そのため、セキュリティコードの入力を複数回間違えると「入力者がカード所有者本人ではない可能性」があると判断されて、クレジットカードの利用が停止されるケースがあります。

ロックがかかる条件はカード会社によって異なりますが、セキュリティコードは正確に入力する事が重要であるという事実は共通です。利用停止になってしまった場合はカード会社に連絡しましょう。

3-5. クレジットカードの更新

クレジットカードには有効期限が設けられており、期限が過ぎたカードは利用出来なくなります。更新時期になると新しいカードが送付されてくるのが一般的です。

クレジットカードの更新ではカード番号が変更にならない場合でも、セキュリティコードだけが変更されるケースがあります。もちろん、カード番号ごと変更になる場合もあるのでその点には留意しておきましょう。カード更新におけるカード番号やセキュリティコードの変更の有無はブランドによって異なるので、手持ちのカードがどの国際ブランドであるか確認しておく事も大切です。

4. セキュリティコードを安全に管理する方法

セキュリティコードがカードに直接表記されている以上、カードを取り出す際に誰かに見られてしまう事を心配する人もいるでしょう。ここでは少しでもセキュリティコードを安全に管理するための方法をご紹介します。

4-1. セキュリティコードを隠す

セキュリティコードはカード表面に記載されている番号ですが、直接データの読み取りに影響する磁気部分に表記されている訳ではありません。そのため、セキュリティコードを予め隠しておく事で安全性を高める事は可能です。ただし読み取り端末へ通す際に物理的に引っ掛かってしまう恐れがあるので、繰り返し使えるテープやシールなどを使用してすぐに剥がせるようにしておきましょう。

また、セキュリティコードをマジックなどで塗りつぶしてしまうのはタブーです。店頭ではクレジットカードを利用する際、セキュリティコードを見てそのカードが本物であるかどうかを判別する事があります。塗りつぶてしまうと判別不能となりカードが利用出来なくなる可能性があるのです。

4-2. セキュリティコードを再発行してもらう

セキュリティコードを他人に知られてしまった恐れがある場合には、カード会社に申請する事でセキュリティコードを再発行してもらう事も可能です。紛失や盗難の場合はクレジットカード自体を再発行する必要がありますが、セキュリティコードの漏えいやカードの不具合の場合はカード番号を変更せずに済みます。

クレジットカードはカード番号やセキュリティコードを入力する事でウォレットアプリと連動させる事も可能です。こうしたアプリを利用している場合には、新しく発行されたセキュリティコードを登録しなおす作業が必要になる事も覚えておきましょう。また、新しいカードが手元に届いたら古いカードは細かく切って廃棄する事が安全性のために大切です。

5. 今後どうなる?セキュリティコードの課題と対策

安全なショッピングライフのために大きな役割を果たしているセキュリティコードですが、万能なシステムという訳ではありません。セキュリティコードが持つ問題点や課題、その対策なども押さえておきましょう。

5-1. セキュリティコードの課題

セキュリティコードはカードの不正利用を防ぐための手段として有効に働く場面が多いです。しかしその反面で、社会に浸透しきれていないというのもまた事実です。

例えば通販サイトでは利用者の利便性を優先させるために、セキュリティコードの入力を省略しているケースも珍しくありません。また、スキミングに対しては高い防犯性が期待出来ますが、フィッシング詐欺やファーミング詐欺といった犯罪に対するセキュリティ性能はまだ十分ではないという声もあります。カード本体に表記されている以上、カードの盗難や紛失に対しては意味を成さないという点も大きな課題点と言えるでしょう。

5-2. クレジットカードを安全に利用するための対策

クレジットカードをより一層安全に利用するためには、セキュリティコード以外のセキュリティ対策システムも併せて使用する事もひとつの手段です。

通販サイトによっては、利用されたカードの取引履歴から不正利用と思しきもの割り出す不正利用検知システムを導入しているところもあります。万が一不正利用された場合の保証サービスや、カード番号を暗号化して安全性を高める「トークン機能」と呼ばれるシステムを採用しているショップも少なくありません。ショッピング利用者本人しか知らないパスワードで認証を行う「3Dセキュア」という決済方法も、セキュリティ対策として有効な手段と言えるでしょう。

まとめ:セキュリティコードは、クレジットカードの適切な管理で守る事が出来る

セキュリティコードはクレジットカードの安全性を守る上で重要な番号ですが、そのセキュリティコードの安全を守る事もまた重要です。普段の利用からあまり人目に晒さない、不審なメールやサイトには手をつけないなど利用者が気をつけられる事も多いです。

セキュリティコードを他人に知られないよう厳重に管理しつつ、クレジットカードでの快適なショッピングライフを楽しみましょう。

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