


コンタクトレンズのメリット
-
見え方が自然
コンタクトレンズは、眼鏡よりも物が自然に見えます。眼鏡は目とレンズが離れているため、見えている物がゆがんだり、位置がズレたりすることがあります。コンタクトレンズは目にくっついているため、そのようなゆがみが生じにくいのです。
-
くもらない
コンタクトレンズは、涙のおかげで常に濡れた状態になっています。眼鏡のように、少し運動しただけでくもってしまったり、室内と外の気温差でレンズがくもり、前がまったく見えなくなってしまったりということもありません。
-
ズレない
激しく動いたりマスクをしたりするとズレてしまう眼鏡に対して、コンタクトレンズはほとんどズレることがありません。また下を向いたときに鼻を滑ってしまうこともありません。
-
スポーツがしやすい
スポーツ用眼鏡も存在しますが、割れてしまうリスクがあります。目の中に入れるコンタクトレンズは、こうした心配が少ないのがメリット。また眼鏡のズレを気にする必要がないので、快適にスポーツを楽しめます。
-
オシャレやメイクが楽しめる
せっかくのメイクも、眼鏡があると目元が隠れてしまいがち。いろんなタイプのオシャレやメイクが楽しめるのもコンタクトレンズのメリットです。カラーコンタクトレンズやサークル系コンタクトレンズで瞳そのものの印象を変えることもできます。
-
視界が広い
ツーポイントの眼鏡など、フチを取り除いたものであっても、レンズやテンプルは視界に入ってしまいます。普段眼鏡をかけているとあまり気になりませんが、コンタクトレンズをつけるとその視界の広さに驚くことでしょう。
コンタクトレンズのデメリット
-
毎日のケアが必要
コンタクトレンズは毎日外したあとに、専用の洗浄液でこすり洗いをする必要があります。
-
眼鏡に比べてコストがかかる
ケア用品を購入したり、レンズそのものを買い続けたりする必要があるため眼鏡よりも維持費がかかります。
-
目の病気のときはつけられない
目の病気になっても、眼鏡はかけて問題ありませんが、直接目に触れるコンタクトレンズはつけられません。
コンタクトレンズと眼鏡の比較





眼鏡は、レンズから外れる部分の視界は矯正できませんが、目を直接覆うコンタクトレンズでは、すべての視界を矯正可能。コンタクトレンズの視界は180〜210度、眼鏡の視界は120度と、その広さは実に60度以上の差があります。



眼鏡をかけないことで、顔の印象が明るくなる、若々しく見えるといったメリットはあるのですが、眼鏡にも知的に見える、オシャレに見えるといった効果が。どんな自分を演出したいかによって、使い分けるのがよさそうです。



眼鏡レンズのくもりは、眼鏡をかけ続ける限りつきまとう問題。いっぽうコンタクトレンズは、目の渇きや汚れの付着が原因でくもってしまうことはあるものの、適切な使い方をしていれば、くもることはほぼないといえます。



レンズサイズの小さなハードコンタクトレンズだと目の中でズレるということがあるものの、ソフトコンタクトレンズであればズレることはほぼありません。スポーツなどの激しい動きをするときはコンタクトのほうがよいでしょう。



お手入れのしやすさでは拭くだけで済む眼鏡が有利。コンタクトレンズは、1日で使い捨てるタイプ以外は毎日こすり荒いと数時間のつけおきが必要。汚れがひどいときには、別の洗浄液を使うことも。



2〜3年使え、維持費が比較的安価なコンタクトレンズでも、数千円台から購入できる眼鏡に価格面では及びません。また、コンタクトレンズはケア用品代もかかるため、実際の金額はレンズ代以上になります。

Q1.コンタクトレンズは痛くないの?
種類によってはつけ始めに異物感がありますが、痛みはほぼありません。異物感も数日で気にならなくなります。痛みが続く場合は目が傷ついている可能性があるので、医師に相談しましょう。Q2.コンタクトレンズは面倒じゃないの?
こすり洗いなどのケアが必要ですが、5分もかかりません。1dayのコンタクトレンズであれば毎日新しいコンタクトレンズに交換するので、洗って保管する必要もありません。Q3.コンタクトレンズをつけるのには練習が必要?
最初の眼科での検査時に練習できるので、購入時には問題なくつけ外しができるようになります。