2018年9月5日 17:30掲載
ソニーは、ウォークマンAシリーズの新モデルとして「A50」を発表。10月6日より発売する。
ラインアップは、「NW-A55」(16GB)、「NW-A55HN」(16GB、イヤホン「IER-NW500N」付属)、「NW-A55WI」(16GB、Bluetoothイヤホン「h.ear in 2 Wireless WI-H700」付属)、「NW-A56HN」(32GB、イヤホン「IER-NW500N」付属)、「NW-A57」(64GB)の5機種をラインアップ。
いずれも、上位モデルのウォークマンZXシリーズと同様に、アルミ材から削り出す手法で作った本体キャビネットを装備。基板とバッテリー線材の接続部分には、新開発の金入り高音質無鉛はんだを採用した。ボディカラーは、ムーンリットブルー、ペールゴールド、グレイッシュブラック、トワイライトレッド、ホライズングリーンを用意する。
デザイン面では「NW-ZX300」を踏襲し、エッジをラウンド形状にして、手のひらになじむスタイリッシュなボディに進化。前面はタッチパネルで操作でき、側面には、電源、ボリューム・再生・曲送りなど、よく使うボタンを独立ボタンとして配置した。
機能面では、「Bluetoothレシーバー機能」を新たに搭載。スマートフォンとウォークマンをBluetooth接続することで、ハイレゾ音源のクオリティを引き出すフルデジタルアンプ「S-Master HX」や圧縮音源をハイレゾ相当の解像度にアップスケーリングする「DSEE HX」などの効果により、ウォークマンを使って、ストリーミングサービスの音源などを高音質で楽しめるという。なお、「Bluetoothレシーバー機能」使用時は、ウォークマンとヘッドホンなどをケーブルでつなぐ必要があるとのことだ。
さらに、MP3やAACなどの圧縮音源を、ハイレゾ相当の情報量をもつ高解像度音源に自動でアップスケーリングする「DSEE HX」機能では、AI技術を新たに搭載。AIが視聴している曲のタイプを自動で判別し、特に高音域の補完性能が向上して、よりクリアで躍動感あるサウンドを楽しめるという。加えて、アナログレコード再生で生まれる音響現象をDSP技術で再現する新開発の「バイナルプロセッサー」も採用した。
このほか、再生対応フォーマットがMP3、WMA、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、FLAC、WAV、AAC、HE-AAC、Apple Lossless、AIFF、DSD、APE、MQAをサポート。Bluetooth機能はバージョンが4.2、対応プロファイルがA2DP、AVRCP。対応コーデックは送信がSBC、LDAC、aptX、aptX HD、受信がSBC、LDAC、AAC。
本体サイズは54.8〜55.7(幅)×97.3(高さ)×10.7〜10.8(奥行)mm、重量は約99g(充電池含む)。
市場想定価格は、「NW-A55」が22,000円前後、「NW-A55HN」が29,000円前後、「NW-A55WI」が40,000円前後、「NW-A56HN」が34,000円前後、「NW-A57」が37,000円前後(いずれも税別)。
このほか同社では、ウォークマンZXシリーズに、内蔵メモリー128GB搭載モデル「NW-ZX300G」を新たに追加。10月6日より発売する。市場想定価格は80,000円前後(税別)。