RAL-DSDHA2 スペック・仕様・特長

基本仕様

• タイプ: ヘッドホンアンプ
• 形状: 据え置き
• 出力: 910mW/68Ω
• 電源: AC
• サンプリング周波数: L-PCM/192ｋHz、176.4kHz、96ｋHz、88.2ｋHz、48kHz、44.1kHz
• 量子化ビット数: 16bit、24bit
• DSD対応: ○
• DSDネイティブ再生: ○
• ハイレゾ: ○
• 消費電力: 20 W

インターフェース・機能

• ヘッドホン端子(標準プラグ): 1 系統
• アナログ出力端子: 1 系統
• USB端子: 1 系統

サイズ・重量

• 幅x高さx奥行: 300x60x217 mm
• 重量: 2500g

新製品ニュース　ラトック、DSDのネイティブ再生に対応したUSBヘッドホンアンプなど2機種

2012年11月30日　12:10掲載

ラトックシステムは、パソコンに保存した音楽ファイル再生に対応したUSBヘッドホンアンプの新モデルとして、「RAL-DSHA2」と「REX-A1648HA1」の2機種を発表。12月中旬より発売する。

■DSD音源の再生に対応した「RAL-DSHA2」

サンプリング周波数がCDの64倍にあたるDSDファイルなどの再生に対応したUSBヘッドホンアンプ。「DoP（DSD Audio over PCM Frames）」方式に対応し、配信サイトからパソコンにダウンロードしたDSDファイルを、USB接続した本機でネイティブに再生することができる。D/Aコンバーターには、英Wolfson製の「WM8741」を搭載し、PCM 24bit/192kHzの音楽ファイル再生にも対応した。

バランス駆動出力とステレオ標準ジャック出力の2系統のヘッドホン出力を備えており、それぞれの出力に独立したアンプを搭載したのも特徴だ。各出力に出力コンデンサーを使用しないOCL回路を採用することで、低音から高音までの全帯域でフラットな周波数特性を実現したという。また、各ヘッドホン出力には専用のLEVEL設定（可変抵抗）を搭載し、インピーダンスの高い大型ヘッドホンからイヤホンまで、細やかなボリューム調整を可能にしている。

そのほか、本体背面には、基準クロック（10MHzマスタークロック 10MHz/50Ω）入力に対応した周波数特性の高いBNCジャックを搭載。同社のクロックジェネレーター「RAL-RbOSC01K」を接続すれば、歪みが少なく、より精度の高いD/A変換が可能だ。

このほか、対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、MacOS X 10.7以降。主な仕様は、周波数特性がDC〜90kHz（PCM/192kHz動作時）、S/N比が100dB（IHF-A S=1Vrms RCA アナログ出力）、ヘッドホン出力が84.7mW/68Ω負荷時（バランス出力、ノンクリップ最大出力）、910mW/68Ω負荷時（アンバランス出力、ノンクリップ最大出力）。本体サイズは300（幅）×60（高さ）×217（奥行）mm、重量は約2500g（突起部含まず）。付属品として、USB 2.0ケーブル（約100cm）やAC電源ケーブル（3Pプラグ、3Pインレットプラグ付き)などが同梱される。

価格は120,000円（税抜）。

■エントリー向けの「REX-A1648HA1」

16bit、32KHz/44.1kHz/48kHzの音楽ファイル再生に対応したエントリー向けのUSBヘッドホンアンプ。iTunesやWindows Media Playerなど、パソコンに内蔵したアプリケーションに対応し、プレイリストや好みの設定をそのまま活用することが可能だ。NAXOSなどのネットワークストリーミング再生も楽しむことができる。

音質面では、パソコンに保存した音楽ファイルの処理をデジタルで行い、クリアな状態のデータを受け取ることで、透明感のある音質を楽しむことができるという。出力端子は、アナログ出力（RCA）とヘッドホン出力（ステレオ標準ジャック）を備える。出力は、ヘッドホンが優先されるため、スピーカーを接続したまま音楽を再生することも可能だ。

このほか、対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、MacOS X 10.7以降。主な仕様は、周波数特性が20Hz〜20kHz（44.1kHz動作）、S/N比が97dB以上、全高調波歪みが0.02%（ヘッドホン出力/32Ω）、0.005%（ラインアウト/10Ω）、ヘッドホン出力が90mW×2ch（32Ω）。本体サイズは111（幅）×41（高さ）×78（奥行）mm（突起部含まず）、重量は約235g。付属品として、100cmのUSBケーブルやゴム足などが同梱される。

価格は10,400円（税抜）。