DA-06 スペック・仕様・特長

• 32bitデジタル・シグナルプロセッサーを搭載したハイレゾ対応USB D/Aコンバーター。
• USB入力は最大384kHz/32bitのPCMデータとDSDデータ（2.82M、5.64MHz）に対応し、S/PDIF入力は最大192kHz/24bitのPCM信号に対応。
• CD/SACDプレーヤー「Dシリーズ」に採用しているバーブラウン製DACチップ「PCM1792A」を左右チャンネル独立で搭載。

基本仕様

• タイプ: DAC(D/Aコンバーター)
• 形状: 据え置き
• 出力: 2.5V/300Ω
• 電源: AC
• サンプリング周波数: USB入力(PCM)/32kHz、44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHz、352.8kHz、384kHz; COAX・OPT・AES/EBU入力/32kHz、44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHz
• 量子化ビット数: USB入力(PCM)/16、24、32bit; COAX・OPT・AES/EBU入力/16、20、24bit
• DSD対応: ○
• DSDネイティブ再生: ○
• ハイレゾ: ○
• バランス出力端子: XLR3極バランス
• 消費電力: 15 W

インターフェース・機能

• 光デジタル端子入力: 2 系統
• 光デジタル端子出力: 1 系統
• 同軸デジタル端子入力: 2 系統
• 同軸デジタル端子出力: 1 系統
• アナログ出力端子: 1 系統
• USB端子: 1 系統

サイズ・重量

• 幅x高さx奥行: 440x92x400 mm
• 重量: 11kg

新製品ニュース　ラックスマン、384kHz/32bitのPCMデータ再生に対応する「DA-06」

2013年1月25日　18:10掲載

ラックスマンは、ハイレゾリューション（高解像度）音源の再生に対応したD/Aコンバーター「DA-06」を発表。2月に発売する予定だ。

USB接続で入力した音源を、高音質化して出力するD/Aコンバーター。最大で384kHz/32bitのPCMデータや5.64MHzのDSDデータ再生に対応するデジタル回路と、同社の高級CD/SACDプレーヤー「D」シリーズのアナログ回路を融合させている。デジタル・シグナルプロセッサー（DSP）にはTexas Instruments製の「TAS3152」を搭載し、PCM信号は3種類のデジタル・フィルターを実行。DSDデータは「D」シリーズにも採用されているDACチップ内蔵のアナログフィルターにより、2種類の音質を切り替えることができる。

ノイズ対策として、高精度・低ジッターの低位相雑音クロックモジュールを搭載し、発振周波数付近のノイズを低減。USB入力は、アシンクロナス通信によるUSB専用のDSPで、S/PDIF入力は内蔵するDAIRの高精度クロックで低ジッター化している。

本体は、厚さ3mmの鋼板シャーシにアルミニウム削り出しの高剛性インシュレーターを装備。電源回路には、OIコアタイプの電源トランスと、カスタム仕様の10000μF×2本のブロックコンデンサーを組み合わせた回路を搭載した。また、独自のラウンドパターン配線基板やオリジナルカスタムパーツなどを各部に採用している。

USB接続は、Windows XP以降の環境に付属のドライバーをインストールして動作させる。また、Mac OS Xでは、USBオーディオクラス 2.0対応のOS標準ドライバーにより動作。DSD再生はASIOとDoPに対応（MacはDoPのみ）する。今後は、WindowsとMacの両方のOSに対応した標準プレーヤーソフトも提供する予定だ。

主な仕様は、周波数特性が2Hz〜55kHz（+0、-3.0dB）、全高調波歪み率が0.0005%（アンバランス）、0.0005%（バランス）、S/N比が124dB（IHF-A）。消費電力は15W。ライン出力電圧/インピーダンスが2.5V／300Ω（アンバランス）、600Ω（バランス）。インターフェイスは、デジタル入力がUSB（B型）×1、COAX×2、OPT×2、AES/EBU（XLR）×1。デジタル出力がCOAX×1、OPT×1。アナログ出力がRCAアンバランス×1、XLRバランス×1。本体サイズは440（幅）×92（高さ）×400（奥行）mm（奥行きは前面ノブ14mm、背面端子6mmを含む）、重量は11.0kg（本体）。付属品として、電源ケーブル「JPA-10000」などが同梱される。

価格は315,000円。