HA-FXT200 LTD スペック・仕様・特長

基本仕様

• タイプ*1: カナル型
• 接続タイプ: 有線(ワイヤード)
• 構造: 密閉型(クローズド)
• 駆動方式: ダイナミック型
• プラグ形状: ミニプラグ
• インピーダンス: 12 Ω
• 音圧感度: 105 dB
• 再生周波数帯域: 6Hz〜26KHz
• ドライバサイズ: 5.8 mm
• コード種類: Y字型
• コード長: 1.2 m
• 最大入力: 150 mW

カラー

• カラー: ゴールド系

サイズ・重量

• 重量: 6.9 g

※イヤホン・ヘッドホン項目解説

*1タイプ

• 

  インナーイヤー

  耳の穴に軽く押し込むタイプ。付属ヘッドホンはほとんどこのタイプ。オープンエアー型が多く、音漏れしやすい。

• 

  カナル型

  耳栓のように、イヤホンを耳の穴の中に押し込むタイプ。密閉感が高く、外部の音が聞こえにくい。

• 

  オープンイヤー

  「耳穴を塞がない」タイプのイヤホンです。物理的に耳の中にイヤホンを入れないため、耳への圧迫感や負担を軽減できます。

製品特長

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圧倒的な音の厚みを生み出す“ツインシステム”

再生帯域に適した素材の振動板を採用し、一体化することで高密度・高解像サウンドを実現

不要な振動をおさえる比重の大きいブラス（真鍮）ユニットベース内に中低音域用と中高音域用として再生特性の異なる素材の振動板を搭載したφ5.8mmの小型高性能ドライバーを並列に配列し一体化。２つのドライバーから生み出される音を重ねることにより、厚みのある高密度なサウンドを再生します。
中高音域用ドライバーには、伝播速度の速いチタンコート振動板を採用。微少信号も埋もれずに正確に再生することでクリアな高解像サウンドを実現します。

ボイスコイルの反応速度を高め、キレのある音を再生するトリプルマグネット構造

通常のマグネットに加え、ドライバーの前後にマグネットを追加配置。ドライバーあたり３個のマグネットを使用。

ボイスコイル駆動用のマグネットに加えて、それぞれのドライバーの前後にマグネットを追加配置。
ボイスコイルへ磁力を収束させ、磁力分布を最適化することで、入力信号に対する振動板の反応速度を高め、音の立ち上がりを強化しています。

原音に忠実なフルレンジサウンドを実現する“アコースティックチューブチャンバー”を搭載

ユニットの前方配置の弊害を解決するダクトが、振動板の動きを改善。

音のロスを減らすためにユニットを前へと移動させるほど、振動板の前方から受ける空気の圧力が強まり、振動板の動作に歪みが生じてしまいます。
この課題を解決するべく、筐体内にチューブ状のダクトを配置。
空気の圧力を分散させ、ユニット前方の容積を最適化することで、振動板の動きを改善し、低音域から中高音域までリニアリティ（入力信号に対する正確性）に優れた音を実現しました。

高音質へのこだわり

放射音を拡散し、クリアなサウンド再生を実現するスパイラルドットイヤーピース

HA-FXT200LTDには、高密度・高解像サウンドを際立たせるための仕掛けが満載されています。
ユニット背面に２つのバスポートを設け、それぞれのポートからの背圧を調整することで余分な反響を抑え、締まりのある低音域を再生するツインバスポート。
振動ロスを低減すると共に、振動板の歪みをおさえ、振幅を安定化するグラスファイバー配合高比重ハウジング。
反射する放射音を最適なディンプル配置で拡散し、クリアなサウンド再生を実現するスパイラルドットイヤーピース。
さらには、耳にフィットする新形状で安定した装着感を実現。長時間使用を快適にサポートする弾力のあるエラストマー樹脂のフィットサポート。
快適で高品位なリスニング環境をお届けします。

数量限定モデルにのみ与えられた専用仕様

オーナメントとケーブルに専用色のゴールドを採用

HA-FXT200LTDには、数量限定モデルならではの外観と音質が与えられています。
Hi-SPEED感を表現したシャープなフォルム、ガンメタリックのボディにゴールドの専用色オーナメントを装備。シリーズ随一の高級感と存在感を発する仕上げでプレミアム感を演出。
ケーブルもアルミシールドを編みこんだシャンパンゴールドの編組ケーブルを採用。音信号の伝送ロスをおさえ、音の解像度を高める銀コートOFC線を使用しています。スモークグレーの半透明シースに覆われ、スーツ姿にも品良くマッチする絶妙な色合いです。

新製品ニュース　JVC、Hi-SPEEDツインシステムユニットを搭載したイヤホン

2014年10月22日　16:43掲載

JVCケンウッドは、JVCブランドより、カナル型イヤホンの新モデル「HA-FXT200LTD」「HA-FXT200」「HA-FXT100」の3機種を発表。11月上旬より発売する。

いずれも、低音域用と中高音域用の2つのユニットを配置した独自の「ツインシステムユニット」に、振動板の応答速度を高める新たなマグネット構造を採用した、新開発の「Hi-SPEEDツインシステムユニット」を搭載するモデル。中高音域用ユニットには、伝搬速度にすぐれたチタンコート振動板を新たに採用するほか、ユニットベースには不要な振動を抑制するブラス（真鍮）を搭載。音の厚みとともに解像度を高めているという。

また、締まりのある低音域を再生する「ツインバスポート構造」を採用し、背圧を調整しながら余分な反響を抑え、締まりのある低音域を再生。イヤーピースの内壁には、イヤーピース内の反射音を抑えるディンプルをスパイラル状に配置した「スパイラルドットイヤーピース」を採用する。

■「HA-FXT200LTD」「HA-FXT200」

「HA-FXT200LTD」「HA-FXT200」は、「Hi-SPEEDツインシステムユニット」の各ユニットに3つのマグネットを配置した「トリプルマグネット」構造を採用。ボイスコイルにかかる磁力を最適化することで、入力信号への応答速度を飛躍的に高め、より解像度の高いサウンド再生を実現する。

主な仕様は、再生周波数帯域が6Hz〜26000Hz、出力音圧レベルが105dB/1mW、インピーダンスが12Ω、最大許容入力が150mW（IEC）。

このほか、音信号のロスを抑え、音の解像度を高める、銀コートOFC線を装備。「HA-FXT200LTD」は、銀コートOFC線の編組コードとゴールドカラーのオーナメントを採用した数量限定モデルとなっている。

市場想定価格は、「HA-FXT200LTD」が16,000円前後、「HA-FXT200」が14,000円前後（いずれも税抜）。

■「HA-FXT100」

「HA-FXT100」は、入力信号への応答速度を高め、解像度の高いサウンド再生を実現する「ダブルマグネット構造」を採用。主な仕様は、再生周波数帯域が7Hz〜26000 Hz、出力音圧レベルが104dB/1mW、インピーダンスが12Ω、最大許容入力が150mW（IEC）。

市場想定価格は9,500円前後（税抜）。