スケジュールや予算の確認に始まり、物件探し、家具・家電探し…と、ここまで大変お疲れ様でした! ここまでくれば後は新天地に引越すのみですが、最後まで油断は禁物。引越しや各種手続きもスマートにこなして、パーフェクトな状態で新生活をスタートさせましょう〜♪
引越しのことは引越しのプロに任せるのが一番。しかし、引越し業者が星の数ほどたくさんある中、どの業者を選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか? 失敗しない引越し業者選びのコツをお伝えします!
「新居で荷ほどきしたら、お気に入りの食器が割れていた!」「通帳・印鑑が見当たらない!」そんな「荷物をめぐるトラブル」に巻き込まれないために、荷造り段階で対策を。適切に梱包すれば事故を防げますし、搬入もスムーズ。
- 陶器やガラスの食器は、運搬中に割れやすいので特に注意。食器同士が直接触れ合わないよう、新聞紙やあまった布などでくるみましょう。また、ダンボール内の隙間はなるべく無くすと、食器が揺れたりぶつかりづらくなります。
- どの箱に何が入っているか分かるだけで、搬入や荷ほどきの手間が軽減します。 自分も業者も分かりやすいよう、中身と、「キッチン」「書斎」「リビング」など搬入する部屋を書いておきましょう。荷解きの優先順位も書けば完ペキ。
- さすがの引越し業者も、中身がギッシリ詰まったタンスは運べません。搬入しやすいように中身は全てダンボールに移しておきましょう。小さい収納家具の引き出しはテープで留めておくと、引き出しだけ落ちてしまう事故も防げます。
- 最近はほとんどの引越し業者が「ハンガーボックス」を導入しています。服をハンガーにかけたまま梱包できるので、荷ほどきがラクなのが魅力。事前にサービス内容を確認し、ハンガーボックスがある場合はぜひ利用しましょう。
- 本のような重い物を大きな箱に詰めると、重すぎて持てません。逆に衣服など軽い物を小さな箱に詰めると、数が多く何度も往復するハメに。引越し用ダンボールは、「重い物には小さな箱」「軽い物には大きな箱」を使いましょう。
- 通帳・印鑑などの貴重品は、必ず自分で運びましょう。万が一紛失した際、責任の話になると面倒ですし、モノによっては犯罪に巻き込まれかねません。貴重品以外でも、絶対に破損・紛失したくない小さめの家具は自分の手で。
公共料金の支払いや身分証明書など、住所情報が必要な場面は数多くあります。引越す際にはこれら全てにおいて住所変更手続きが必要ですが、普段意識しないような場面で住所が使われている事も多く、意外と厄介です。
- 引越し前は荷づくりなどで忙しく、新天地での楽しい新生活に意識が向いてしまいがち。ですが、今住んでいる場所での契約関連をきっちり精算しておかないと、後で面倒なことになってしまうのでご注意を!
- ガス会社に連絡
- 精算方法は会社それぞれ
詳細はガス会社の指示に従おう - 退去日が決まったら、ガス会社に連絡を取りましょう。基本的に本人証明書などは必要ありませんが、ガス会社によって精算方法が違うことがあるので要注意。ガス会社の指示に従って、最後の清算まで済ませてから退去しましょう。
- 転出届の提出(別の市区町村へ引っ越す場合)
- 今の市区町村を出るための手続き
同じ市区町村内の引越しであれば不要 - 市区町村をまたいで引越す場合は、引越し前の14日以内に「転出届」を提出する必要があります。役場の窓口へ行って書類をもらい、記入して「転出証明書」を取得しましょう。これは引越し先で「転入届」を提出する際に必要になります。
- 電話の新設・移転
- 引越しシーズン中は予約困難
固定電話を使っているなら早めに対応しよう 電話工事は予約制なので、シーズン中は希望日が通らない事も。また東日本と西日本で手続き先が違うので、関東・関西をまたいで引越す際は注意。

- 水道局に連絡
- 退去・入居手続きは
一度にできないので注意 引越し前は、検針票の「お客様番号」や使用中止日などを水道課へ連絡。引越し後は、新居に用意された申込ハガキに必要事項を記入して投函しましょう。
- 郵便局に転居届けを提出
- 古い住所宛ての郵便を転送してもらえる
ただし住所変更手続きもお早めに - 郵便局に「転居届」を提出しておくと、引越し後1年間は、古い住所宛ての郵便物を新しい住所へ転送してもらえます。意外とすぐに期間終了してしまうので、雑誌の定期購読などがある場合は、早めに新しい住所を通知しておきましょう。
- 電力会社に連絡
- 退去手続きに必要な情報が載っている
「検針票」を1枚手元に! 電気会社に連絡すると、退去日までの利用料を計算しに社員が派遣されます。手続きに必要な情報が載っているので、検針票を1枚とっておきましょう。

- 新しい部屋、新しい町、新しい生活! 引越し後はウキウキが止まらないものですよね。でも、意気揚々と家のまわりへ散策に出かける前に、やり残した手続き関連をキレイさっぱり終わらせちゃいましょう!
自動車の登録変更手続き
車の大きさなどによって書類が変わる
意外とスケジュールがシビアなので注意
車をお持ちの方は、転居後15日以内に新居地の陸運支局で住所変更手続きを。必要な書類が多く、発行のために別の手続きが必要な事もあるので意外とシビア。車の大きさなどによって必要書類も違うので、確認して臨みましょう。
年金手帳の住所変更手続き
まずは自分の年金手帳の種類をチェック
市区町村外への引越しかどうかも確認を
年金手帳の住所変更手続きは手帳の種類によって違うので、まずは自分の手帳を確認するコト。加えて、引越し先が同じ市区町村内か、違う市区町村かでも手続き内容が変わってきます。自分の条件とよく照らし合わせてみましょう。
転入届 or 転居届を提出する
市区町村をまたぐか否かで書類が変わる
印鑑などが必要なので事前に準備を
同じ市区町村内で引越す場合は、引越し後14日以内に「転居届」を提出。市区町村をまたぐ場合は、引越し前に取得した「転出届」を持ち、「転入届」を提出しましょう。本人確認書類や印鑑などが必要なので、直前に探すことのないように。
プロバイダ契約
新規契約プランは通信会社によって様々
価格.comプロバイダを活用して見積もろう
既存のプロバイダを解約した場合は、新居地で新たに契約しましょう。状況によって料金プランが異なるので、価格.comプロバイダを参考に検討を。
ペット(犬)の登録変更手続き
ワンちゃんにも住所変更は必要!
鑑札などを事前に探しておく事
市区町村をまたぐ際は、転入届と一緒に旧住所で交付された鑑札と狂犬予防注射済証を提出。市区町村内の引越しなら転居届提出時の報告だけでOKです。
運転免許証の住所変更
もっとも便利な身分証明書のひとつ
住所変更手続きは早めに行っておこう
運転免許証の住所変更は、新居地の警察署(運転免許課)か運転免許センターで行います。新住所を確認できる書類、印鑑、警察署か免許センターで記入した「運転免許証記載事項変更届」を用意する事。証明写真が必要な場合も。
銀行などの住所変更
新天地に支店があるか要チェック
無い場合は口座解約も検討が必要
住所変更方法は銀行によって異なるので、早めに確認しましょう。また、口座を持っている銀行の支店が、新居地にあるかどうかも重要なポイント。支店がない場合はその口座を解約し、銀行を乗り換えるという選択肢も検討しましょう。