家電と同じくらい新生活に大事なインテリア。ただし家電と違い、インテリアはすべて揃えようとするとキリがありません。あまり急いで買おうとすると、どこかで妥協してしまったり、出費がかさんで生活費を圧迫する事も…。失敗しない家具選びを、先に学んでおきましょう。
自分が選んだお気に入りの部屋で生活を始めるわけですから、家具も自分が気に入ったモノを揃えたいのが人情。でも、無計画に購入すると後で悲惨な目に…。家具購入の際は最低限の注意事項を事前に確認しましょう!
- 「かっこいいソファを買ったけど、いざ部屋に置いたらテレビと30cmしか距離がない…」「ダイニングテーブルを買ったけど、前から持っているローテーブルで十分だった。結局物置きに…」いずれもありがちな失敗談です。これらを避けるためには、置き場所や使うシーンをよく想像しつつ、用途にピッタリなサイズかどうか事前に採寸を。
- プロの業者も、さすがに魔法で部屋の入り口を広げたり、不思議な力でベッドをねじったりはできません。せっかく買った家具が部屋に入れられずに、泣く泣く手放すような事態は避けたいですよね。家具のサイズと部屋のサイズは、事前によく確認しておきましょう。手間はかかりますが、組み立て式の家具を選ぶのも一案です。
- より良い商品を、より少ない手間で見つけたいなら、リアル店舗とネットショップを上手く使い分けるのが◎。例えばリアル店舗なら商品を直に見てイメージを確かめられますし、店舗のコーディネートを見ていると思わぬ発見があります。ネットショップなら、たくさんの商品から欲しいサイズや条件で検索して候補を絞り込めます。
- 引越しは不用品を整理する絶好のチャンス! コツは、まずモノをすべて部屋の真ん中に出してしまう事。全体像を把握した後、「要るモノ」「要らないモノ」に仕分けします。必要か一瞬でも迷ったり、1年以上使っていないならまず「要らないモノ」。どうしても迷ったら「どちらか分からないモノ」としてOKですが、目に付く場所に出しておき、早い段階で再度仕分けを。
部屋の「完成形」を先にイメージしておくと、家具のテイストが選びやすくなりますよ。まずは代表的なインテリアスタイルから、自分が望むイメージに近いモノを探してみましょう。特に人気のある5つのスタイルを一挙ご紹介します!
あなたがこれから引越す部屋は広いですか、狭いですか? あなた自身はインドア派ですか、アウトドア派ですか? 生活の要となる基本的な家具は、自分のライフスタイルとよーく相談して、ピッタリのものを選んでいきましょう!
- 快適な睡眠の土台となる「寝具」選びには、大きく分けてふたつの選択肢があります。選ぶ際の基準は、「普段、部屋にどのくらいいるか」です。
-
-
-
- ベッドがおすすめ
- 「仕事が忙しい」「休日も外出がち」など、部屋で過ごす時間が比較的少ない方にはベッドが向いています。部屋を広く使う事はできなくなってしまいますが、片付けたり出したりする手間がかからないのが大きな魅力。
片付ける手間がいらない
床面積を大きく占めてしまう
- ベッドを探す
- イス・テーブルは、食事や団らんのスペースとなります。場所を取りすぎてしまうと生活の妨げになってしまうので、バランスを見つつアイテムを選びましょう。
-
-
-
- ハイテーブル×チェアが◎
- 住む部屋がある程度広いなら、ダイニングテーブルとチェアの組み合わせが◎。食事をするほか、パソコンで作業をしたり、大勢で団らんするのに向いています。テーブルとチェアは家具の中でも比較的サイズが大きいので、部屋の主役になってくれます。
- ダイニングテーブルを探す
- チェアを探す
- ダイニングセットを探す
-
-
- ローテーブル×ソファが◎
- 低い家具は、天井を高く見せてくれます。そして不思議な事に、天井が高いと部屋全体が広く見える効果があるのです! この目の錯覚をうまく利用すれば、狭い部屋でもある程度ゆったりと見せることが可能です。ソファの代わりに座椅子を使ってもOKですよ。
- ローテーブルを探す
- 一人用ソファを探す
- ラブソファ(二人用)を探す
-
-
- クッション・クッションカバー
- クッションを探す
- クッションカバーを探す
- ソファシーツ・座椅子シーツ
- ソファーシーツを探す
- 座椅子シーツを探す
- カーテンやラグなどの「インテリアファブリック」は面積が広いため、部屋全体のイメージを左右します。どのような印象の部屋にしたいかで、色柄を選んでいきましょう。
-
-
-
- 淡い色の同系色にまとめる
- 部屋が狭くて悩んでいる方は、インテリアファブリックを淡い色合いのものでまとめてみましょう。暗い色よりも明るい色の方が、空間を広く見せる効果がありますよ。
-
-
-
- どちらかに柄を取り入れる
- 個性のあるコーディネートにしたいなら、ラグかカーテンのどちらかに柄を取り入れると良いでしょう。柄は好みでOKですが、取り入れすぎるとうるさくなってしまうので注意。
-
犯罪の影はあちこちに潜んでいます。もちろん、あなたの側にも。慌しい新生活シーズンには、忙しさの中で生まれる油断につけいる犯罪も多くなります。楽しい新生活を台無しにされないためにも、自宅の防犯はしっかりする事。
- ある日のこと。夜遅くに家に帰ったら、窓ガラスが割られ、家具はすべてひっくり返されて、引き出しからは通帳や印鑑が消えている…。そんな恐怖は味わいたくないですよね? あなたの留守を狙って大事なモノを奪っていく「空き巣」の手口、事前にきちんとチェックして、被害を受けないように今から対策を練っておきましょう。
-
- 意外かもしれませんが、空き巣の侵入口の王道は玄関。鍵を閉め忘れた家を狙い正面からあがりこむのです。また、戸締りをしていても鍵の種類によっては簡単に開けられてしまいます。侵入を防止するには、鍵を開けるまでの時間を稼ぐ方法が有効。
- 対策グッズ 補助錠
- 鍵を開けるのに時間を要すれば、多くの空き巣は侵入をあきらめます。簡単なのは、単純に鍵の数を増やす事。ただし自分で鍵をなくさないように。
- 補助錠を探す
- マンションの1Fが空き巣に狙われるのは定石ですが、最上階やそれに近いフロアの方も要注意。ベランダがある場合、屋上から入る手口もあります。上階に住んでいると危機感が薄れ、窓の鍵が開いている事もしばしば。そこを狙われてしまうのです。
- 対策グッズ センサーライト
- 空き巣は音や光を嫌がります。音を出す防犯グッズは近所迷惑になりかねませんが、光であれば心配なし。侵入口になりうる場所に設置しましょう。
- センサーライトを探す
- 家中の戸締りをきちんとしていても、残念ながら空き巣に狙われてしまう事があります。窓ガラスに開けた小さな穴から手を入れ、鍵を開けられてしまうのです。人通りの少ない通りに面していたり、窓が植え込みで隠れていたりする家は空き巣の標的。
- 対策グッズ 防犯フィルム
- 窓ガラスを特殊なフィルムで補強しておくと、ガラスを殴ってもヒビが入るだけで穴が開きにくくなります。空き巣があきらめる確率が格段にアップ。
- 防犯フィルムを探す
「地震・雷・火事・オヤジ」とは、昔の人もよく言ったもので。雷が鳴ったら屋内に避難し、オヤジとは酒をはさんで語り明かせば万事解決ですが、地震と火事は現代においても非常に怖い災害です。日ごろからきちんと対策を。
- 地震はあまりに突然やってきます。発生自体は防ぎようがなく、また発生している間も下手に行動するのは危険。一番に気をつけるべきは、揺れている間に家具などが倒れてきてケガを負わないようにする事です。また、規模の大きな地震の場合、後々の避難生活が予想されるので、普段からそれらの準備をしておきましょう。
-
つっぱり棒タイプや粘着シートタイプなど、様々なものが選べるので、設置するモノや場所にあった商品を選びましょう。
- 家具転倒防止グッズを探す
災害時は情報収集がとても重要です。停電する可能性も十分考えられるので、自力で発電できるタイプが良いでしょう。
- 手回し充電式ラジオを探す
災害が起きたら、必要なモノは…と考えている余裕はありません。普段から非常時に必要なモノをまとめておく事。
- 非常袋を探す
- 火は、ガスコンロやライターの上だけで燃えるモノだと、心のどこかで思ってはいないでしょうか? 日常生活の中でほんのちょっと油断をするだけで、火事の危険は一気に増大します。「自分はそんな失敗はしない」と思っている人ほど危険。大事な家や家具が燃えてしまってからでは遅いのです。今すぐ、意識を改めてください。
-
小さな火種であれば、すばやく消火してしまいましょう。ただし、火が小さくなる気配がなければ、すぐに避難すること。
- 消火スプレーを探す
コンセント付近のホコリが静電気によって発火し、大きな火事を引き起こすことも。フタでホコリをシャットアウトしましょう。
- ケーブルボックスを探す
カーテンを燃えにくい素材にしておくだけで、火災の危険性はグッと抑えられます。ただしもちろん、過信はしないこと。
- 防炎素材カーテンを探す
-
-
- コンロは、目を離すときには必ず火を消す!
- 「自分の見ていない場所で、火が燃えている」…。そんな状態は絶対にダメ。ちょっとトイレに行く程度の時間でも、一度火を止めるようにしましょう。
- タバコは、水をかけて念入りに消火!
- タバコは見た目よりも非常に高温。また、パッと見て燃えているかどうか分かりづらいので危険です。面倒でも水をかけて完全に消火しましょう。
- 暖房器具の周りに燃えるモノを置かない!
- 石油ストーブのそばに洗濯物を干すなどもってのほかですが、一見火とは関係なさそうな電気ヒーターなどでも、火元になる可能性は十分あります。
- コンセント周辺のホコリ・水気は絶対NG!
- コンセントの周りに水気があると、漏電の危険が増大。そんなとき、近くに燃える素材であるホコリが溜まっていたりしたら…。さあ、今すぐ掃除を。