1/4.1型約332画素の裏面照射型CMOSセンサーを2基搭載。光学式の2眼手ブレ補正は難しいということで、手ブレ補正は電子式を採用している。「映像処理エンジン『FALCONBRID』(後述)が、2つの映像をシンクロして電子手ブレ補正ができるようにしています」と担当者は語る。

バッテリーは内蔵型だが、大型の大容量バッテリーにも対応している。回路をぎっしり詰め込んだ今までの小型ムービーと比べると、カメラ後半のスペースに余裕がありすぎてもったいない気もするが、2眼レンズで横に拡大したボディー空間をうまく活用している。

バッテリーは本体下部に収納する。内蔵型だが、大容量バッテリーにも対応している(画像クリックで拡大)

背面左端にある「ADJ」ボタンを長押しするとマニュアルメニューが表示される。背面左下のダイヤルでマニュアル操作が可能だ。

主な操作は背面ボタンで行う。背面もSF的なデザインだが、すべて同じ形のボタンになっているため、操作には慣れが必要かもしれない。

GS-TD1の背面操作部。ほとんどが丸いボタンで占められている。下部のフタ内にはHDMIミニ端子と電源端子が備えられている(画像クリックで拡大)

本体左側面には電源ボタン以外に操作ボタンは用意されていない。SDカードスロットとUSB端子、AV端子はこちらに配置されている(画像クリックで拡大)

背面の「3D」ボタンを押すことで、ムービー・静止画ともに3D記録モードと2D記録モードを切り替えられるようになっている。なお、2D記録モードでは左側のレンズからの映像を使って記録される。そのほかの機能は従来とほぼ同じだ。シャッターを含めてボタンばかりの操作系は、好みが分かれるところだと思う。