2018年3月20日
基礎知識
クレジットカードの不正利用・詐欺の手口と対処法
クレジットカードの不正利用や詐欺は多様化しており、誰にでも起こりえるリスクとなっています。知らない間に自分のクレジトカード番号が探されていたり、金融機関のサイトだと勘違いしてカード情報を流出していたり、カードの磁気情報を読み取られ、偽造カードが作られたりすることもあるのです。
このようなクレジットカードの不正利用、詐欺の被害を受けないために、犯罪の手口と被害にあった場合の対処法について知っておきましょう。
クレジットカードの不正利用・詐欺の手口
クレジットカードの不正利用や詐欺の手口は多岐にわたりますが、その中で特に注意したい手口を紹介します。
クレジットマスター
クレジットマスターとは、コンピュータープログラムでクレジットカード番号を無作為に作成し、利用可能なカード番号と有効期限を見つけ出し、そのカードを使ってネット上で買い物を繰り返す手口です。クレジットマスターによるカード番号の漏洩を防ぐことが難しいため、毎月の利用明細を確認して、見覚えのない請求がないかチェックしましょう。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは、カード会社を装ったメールを送信し、偽サイトに誘導してクレジットカード情報を盗み取る手口です。カード会社は、メールで顧客情報を問い合わせることはありません。またリンク先でクレジットカード情報を入力する場合は、偽サイトでないことをURLなどで確認しましょう。
スキミングによるカードの偽造
スキミングとは、スキマーと呼ばれる特別な装置でカードの磁気情報を読み取り、偽造カードを作る手口です。悪質な性風俗店や海外でスキミングされる事例が報告されています。スキミングの被害は、カードが手元に残るため、悪用されたことに気付きにくい特徴があります。利用明細を毎月確認して、見覚えのない請求がないかチェックしましょう。
ネットショッピング詐欺
人気商品が格安で売られている通販サイトでクレジットカードを使って決済したにもかかわらず、商品が送られてこないといったネットショッピング詐欺が報告されています。格安とだからといって見知らぬネットショップで商品を購入する際はクレジットカードで決済せず、代金引換やコンビニ後払いで購入しましょう。
不正利用・詐欺に遭った場合の対処法
クレジットカードの不正利用や詐欺に気付いたら、以下の手順で対処しましょう。
1. カード利用停止手続き
不正利用や詐欺にあったら、すぐにクレジットカード会社に連絡して、カード利用停止手続きをしましょう。
2. 警察に被害届や盗難届を提出する
次に警察に被害届や盗難届を提出しましょう。被害届や盗難届を提出したことを証明する受理番号が、盗難・紛失保険の補償を申請する際に必要になります。
3. 盗難・紛失保険の補償を受ける。
多くのクレジットカードには、不正利用や詐欺にあったら届け出から原則60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を補償してくれる盗難・紛失保険が付帯されています。
不正利用・詐欺にった場合の補償はどうなる?
不正利用や詐欺にあった場合は盗難・紛失保険によって、基本的に被害額が返金されます。しかし、例外的に下記のような場合は返金されません。
・契約者の故意または重大な過失による場合
クレジットカードをわざと他人に渡してクレジットカードで買い物を代行させるなど、不正利用や詐欺の原因が契約者にある場合は補償されません。
・署名欄にサインしていない場合
クレジットカードの裏面には、「署名のないカードは利用できません」と記載されており、署名欄があります。原則、署名欄にサインをしていないカードは、不正利用や詐欺にあっても補償されません。
・警察の調査に協力しない場合
盗難・紛失保険の補償を受けるためには、警察に被害届や盗難届を提出し、調査に協力しなければなりません。警察の質問に嘘をつくなど不誠実な対応はやめましょう。
・家族が勝手に使った場合
契約者の家族が勝手にクレジットカードを使っても、盗難・紛失保険で補償されません。クレジットカードの不正利用や詐欺事件では、犯人が家族や恋人のケースも数多くあります。
カードの不正利用・詐欺などの被害に遭わないためのポイント
パソコンやスマホにセキュリティソフトをインストールする
セキュリティソフトは、WEBサイト閲覧中でのウィルス感染やフィッシング詐欺での情報を盗まれないよう守ってくれます。ただし、セキュリティソフトも完璧ではありませんので、自分自身で注意することも必要です。
毎月の利用明細を確認する
毎月の利用明細を確認して、身に覚えのない請求内容がないかチェックしましょう。リボルビング払い利用している方は、月々の支払額が変わらず不正利用に気付きにくいため、特に注意が必要です。
クレジットカードは自分で管理する
クレジットカードは車やロッカーに入れっぱなしにせず、貴重品とともに肌身離さず持ち歩き、家族や恋人であっても預けないようにしましょう。
まとめ
クレジットカードの不正利用、詐欺の手口は多様化しています。それぞれ手口の特徴と対策を知ることで、被害を防げます。被害を受けてもすぐに気付けるよう毎月の利用明細を確認し、対処法の手順をおさえておきましょう。
もし被害を受けた場合は、クレジットカード会社に連絡すると盗難・紛失保険によって損害金を補償してもらえます。ただし、クレジットカードの署名欄のサインを忘れていたことで補償されない場合もあるので注意しましょう。
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クレジットカードに関するご注意
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