製品特長
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オーディオ機器にとって、振動が音質に与える悪影響は見逃せません。アンプ構成部品の中で最大の振動源となるパワートランスは、マウント部に1.6mm厚の鋼板プレートを追加。トランスから発生する振動と共に外部の振動がトランスに伝わることも抑えています。また、振動元となるトランスをインシュレータ−を介して直接支えることで、シャーシが受ける振動を低減し、隣接しているパワーステージ/ヒートシンク部に振動が伝わりにくい構造となっています。
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ケーブルを確実に保持するスクリュー式のスピーカーターミナルには、信号劣化が少なく音質に配慮した、透明タイプのスピーカーターミナルを採用。スピーカーA、B、2系統の切り替えも可能です。
− 安定感のあるサウンドを獲得
一般的なトランジスターの3 倍の電流供給能力を持つHC トランジスターを採用した回路は、新たに「Advanced HC シングルプッシュプル回路」に進化。音質変化の大きい入力カップリングコンデンサを排除、信号経路をシンプルにし鮮度の高い再生が可能となりました。パワーアンプの入力段にはDUAL FETを採用、ペア特性のそろったDUAL FET選別品を用いることで、安定した動作を実現しました。さらに電源部には瞬時電流供給能力に優れる、従来機の1.5 倍の電流容量を持つショットキーバリアダイオードを採用。安定感のある音楽の表現能力を獲得しています。− 信号によってレイアウトを分離しクリアーなサウンドを実現
プリメインアンプには、Phono回路、プリアンプ回路、パワーアンプ回路など大小様々なレベルの信号を扱う回路が同居しています。これら大きく異なる信号レベル別にそれぞれの回路のレイアウトを分離し回路間の相互干渉を抑制する設計を採用。また、入力から出力までの信号ラインを極力短く配するミニマム・シグナル・パス・サーキットにより、信号劣化を抑えクリアーな再生音を実現します。電源トランスは、オーディオ系・コントロール系で巻線を分離。レイアウトによる回路分離と合わせて徹底して相互干渉を排除。電源部からのオーディオ信号ラインへのノイズの流入を抑え、より広がりのあるサウンドを実現しました。