NS-5000 [ペア] スペック・仕様・特長

• ベリリウムに匹敵する音速の新開発振動板をツイーター/ミッドレンジ/ウーハーの全ユニットに採用した、フラッグシップ3ウェイブックシェルフスピーカー。
• ツイーターやミッドレンジの背面から放射される不要音を抑える新開発の「R.S.バックチャンバー」により、音楽のデリケートなニュアンスを克明に描写。
• 外装の6面すべてに同社のグランドピアノと同じ専用塗料や研磨工程による黒鏡面ピアノフィニッシュを採用。ひときわS/N感の高いさえたサウンドを実現する。

基本仕様

• タイプ: ステレオ
• 形状: ブックシェルフ型
• 販売本数: 2台1組
• WAY: 3 WAY
• 搭載ユニット数: 3
• 出力音圧レベル: 88dB/2.83V 1m
• インピーダンス: 6 Ω
• 許容入力: 200 W
• 再生周波数帯域: 23Hz〜40kHz
• ハイレゾ: ○
• カラー: ブラック系

サイズ・重量

• 幅x高さx奥行: 395x690x422 mm
• 重量: 35 kg

新製品ニュース　ヤマハ、3Wayブックシェルフ型のフラッグシップスピーカー「NS-5000」

2015年9月24日　18:30掲載

ヤマハは、3Wayブックシェルフスピーカー「NS-5000」を発表。 2016年6月1日より予約を受付を開始し、2016年7月より発売する。

「従来のスピーカー設計の枠に捉われない、新たな概念の技術と素材に挑戦した」というフラッグシップモデルのスピーカーシステム。ベリリウムに匹敵する音速（音の伝播速度）を実現する新開発の振動板素材をツィーター、ミッドレンジ、ウーファーのすべてに採用して全帯域の音色を統一するとともに、エンクロージュア（キャビネット）にも最新の研究成果を投入することで、定在波の解消と無共振化を徹底させたという。

ツィーターとミッドレンジの背面には、振動板の背後で発生する不要な管共鳴を抑制する新開発バックチャンバーを装着。独自の音響解析に基づいて配置した2本の特殊形状管が管共鳴を打ち消し、各スピーカーユニットの周波数特性を平坦化して、音楽ソースの微小信号を損なう可能性のある大量の吸音材を不要にすることで、より高解像度の再生を実現する。

また、1974年に発売した同社製モニタースピーカー「NS-1000M」の伝統を継承するブックシェルフ型を採用。30cm3Way構成として最小限のサイズとなる内容積65Lのバスレフ方式キャビネットは、総三方留め構造をはじめとする伝統的工法によって強固に組み上げている。

さらに、FEM解析に基づく補強桟の作用で、キャビネットの6面から時間差を伴って放出される「箱鳴り」を根本的に抑制。加えて、バスレフ方式の宿命であったポートノイズを防ぐツイステッドフレアポートを採用し、低音域の解像度が向上するとともに S/N 感も向上した。

このほか、キャビネット素材には北海道産白樺の積層合板を使用。板厚はバッフル面を厚さ29.5mm、そのほかの5面を厚さ20mm（いずれも塗装下地材および塗膜厚を除く）とし、剛性を確保した。

主な仕様は、再生周波数帯域が23Hz〜40kHz、インピーダンスが6Ω、許容入力が200W、出力音圧が88dB/m/2.83V。本体サイズは395（幅）×690（高さ）×422（奥行）mm（突起含む）、重量は35kg。ボディカラーはピアノブラックの1色のみ。

価格は750,000円（1本・税別）。2本1組での販売となる。

また、専用スピーカースタンド「SPS-5000」も2016年7月より発売する。ボディカラーはブラック。価格は75,000円（1台・税別）。