4K
横3840x縦2160ピクセル以上の画素数を持つパネル。
フルハイビジョン映像の約4倍の解像度となる。
フルハイビジョン
横1920x縦1080ピクセル以上の画素数を持つパネル。
デジタル放送などのフルハイビジョン映像をそのままの解像度で再現できる。
画素数
画素とは画像を構成する単位で、有効画素数が多くなるほど画像が細かく繊細になる。
HDR
High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略で、新しい高画質規格の1つです。HDRでは、ダイナミックレンジ(最も明るい部分と最も暗い部分の明暗の比)が従来よりもさらに広がっています。HDR対応テレビでは、漆黒の暗闇からまばゆい光といった明暗差の大きな映像もリアルに再現することが可能になります。
HDR10
明暗の幅を従来より広く表現できる技術「HDR」の規格のひとつ。Ultra HD Blu-rayで使用されています。
ドルビービジョン
明暗の幅を従来より広く表現できる技術「HDR」の規格のひとつ。シーンごとに輝度を設定することができるため、HDR10より優れた明暗のコントラスト表現が期待できます。
HLG
明暗の幅を従来より広く表現できる技術「HDR」の規格のひとつ。従来の「SDR」対応テレビでも映像を映すことができ、一部の放送で採用されている。
IPS方式
液晶パネルの方式の1つで、視野角が広く、輝度や色の変化も少ないのが特徴です。
画面分割(2画面機能)
テレビ画面を分割し2種類の映像を同時に再生できる機能です。機種によって異なりますが、テレビ&テレビ、テレビ&ゲーム、テレビ&PC、テレビ&DVDなどの組み合わせで映像を再生できます。
倍速液晶
1秒間に60枚で表示している映像を倍の120枚で表示し、動きの速いシーンやテロップなどもより滑らかに表示できる。中には1秒間に240枚表示しているタイプもある。
自動録画機能
キーワードなどを入力して、自動的に見たい番組を録画する機能です。
Wi-Fi Direct対応
無線LANルーターを使わず、無線LAN対応機器同士をダイレクトに接続できる規格。
DLNA
ネットワーク規格の1つ。DLNAに対応したレコーダーの映像をリビングのタブレットや寝室のテレビで視聴することが可能です。
DTCP-IP
異なるメーカー同士でも家庭内ネットワークを通じてデータ転送を可能にするための著作権保護方式。
SeeQVault対応
著作権保護技術の1つ。この規格に対応していると、地上デジタル放送の番組を録画したテレビや外付けHDD以外でも再生することができます。
D端子入力
コンポーネントケーブルを1本にまとめたもの。D1〜D5の5種類あり、ハイビジョンに対応しているのは、D3以上の端子。
2018年5月8日 11:07掲載
ソニーは、4Kブラビアの新製品として、液晶モデルの「X9000F」「X8500F」「X7500F」シリーズを発表。「X9000F」「X8500F」シリーズを6月9日より、「X7500F」シリーズを6月23日より発売する。
いずれも、Android TV機能に加え、独自にリモコンを進化させており、テレビ放送や録画番組、インターネット動画など、見たい動画や音楽コンテンツまで直感的にアクセスできるようになったのが特徴だ。
新リモコンには、動画配信サービスなどのアプリを簡単に起動できるボタン(Netflix/Hulu/AbemaTV/U-NEXT/YouTube)を上部に搭載。ブルーレイレコーダーのホーム画面を表示する「レコーダーホーム」ボタンも装備する。
さらに、リモコンに話しかけることで、テレビ放送や録画番組、インターネット動画のコンテンツの検索から再生や、天気、交通情報、ニュースなどの情報を確認することができる「Google アシスタント built-in」への対応を予定。Amazon EchoなどのAmazon Alexa搭載端末に話しかけることで、電源オン/オフなどの操作が行える「Works with Alexa」に対応。2018年内には、Android OS 8.0へのアップデートが予定されている
■「X9000F」シリーズ
4K液晶テレビの上位モデル。画面サイズは、65V型/55V型/49V型の3モデルをラインアップする。
画質面では、4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」を搭載。高輝度技術「X-tended Dynamic Range PRO」と、直下型LED部分駆動を組み合わせることで、明るい部分の輝度を突き上げ、高輝度および高コントラストを実現している。
さらに、独自技術「X-Motion Clarity」を新たに搭載。LEDバックライトの発光をエリアごとに高精度に制御し、発光時間を最適化。画面の明るさを保ったまま残像感をより効果的に低減させ、動きのくっきりした映像を実現する。
このほか、倍速駆動パネル(120Hz)を採用する。
市場想定価格は、65V型モデルが370,000円前後、55V型モデルが250,000円前後、49V型モデルが190,000円前後(いずれも税別)。
■「X8500F」シリーズ
4K液晶テレビのスタンダードモデル。画面サイズは、85V型/75V型/65V型/55V型/49V型/43V型の6モデルをラインアップする。
画質面では、4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載。さまざまな映像をHDR相当にアップコンバートすることが可能だ。超解像エンジン「4K X-Reality PRO」との連携により、地上デジタル放送、インターネット動画コンテンツなどフルHD以下の映像も4K解像度にアップコンバートし、高精細な映像で楽しめる。
また、幅広くサイズをラインアップ。49/43V型では、ブラックに加え、シルバーに真鍮(しんちゅう)の色味を加えたウォームシルバーの2色を用意する。
このほか、倍速駆動パネル(120Hz)を採用する。
市場想定価格は、85V型モデルが800,000円前後、75V型モデルが500,000円前後、65V型モデルが300,000円前後、55V型モデルが220,000円前後、49V型モデルが160,000円前後、43V型モデルが140,000円前後(いずれも税別)。
■「X7500F」シリーズ
4K液晶テレビのベーシックモデル。画面サイズは55V型/49V型/43V型の3モデルをラインアップする。
画質面では、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を搭載し、地上デジタル放送、インターネット動画コンテンツなどフルHD以下の映像も4K解像度にアップコンバートすることで、高精細な映像で楽しめる。
市場想定価格は、55V型モデルが170,000円前後、49V型モデルが140,000円前後、43V型モデルが120,000円前後(いずれも税別)。