価格.comプロダクトアワード2014 デジタル一眼カメラ部門賞

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gohst_in_the_catさん満足度満足度5

D800と入換えたので、主にD800との違いをまとめます。作例は全てOtus 1.4/55との組合せです。1枚目と2枚目は遠景での描写、3枚目はガラス越しですが擬似的ポートレート、4枚目は電飾です。機会が有... 続きを読む

当機種f1.4
当機種f2
当機種f2

f1.4

f2

f2

当機種f2.8

f2.8

D800と入換えたので、主にD800との違いをまとめます。

作例は全てOtus 1.4/55との組合せです。
1枚目と2枚目は遠景での描写、
3枚目はガラス越しですが擬似的ポートレート、4枚目は電飾です。

機会が有れば古いレンズとの相性チェックも
レンズのレビューに掲載したいと思います。

【デザイン】
ほとんど同じですが、グリップ形状が変わりました。
手が大きな人はD800(E)の方が握りやすいと思います。
また、測光ボタンが左肩に変更されています。
これは慣れれば問題ないです。

ファインダーの情報表示が白色LEDになり、
今までより見やすくなりました。

【画質】
解像感はD800(E)とほとんど変わりません。
(若干、D810の方がクリアと感じるかもしれません)
高感度もRAWを前提とした場合、互角です。
大きく変わったのは色味ですが、
個人的にはD800(E)の方が補正しやすく好みでした。

進化したと感じる点は、
光の明暗が激しい場面での階調性が広くなったように思います。
光を捉える際に以前よりも余裕があるような印象です。

【操作性】
ファインダーがクリアーになったので、見やすいです。
また、AF性能も若干向上しているように感じます。

MFレンズを頻繁に使用する際、
レンズ登録の設定でレンズを選択しやすくなりました。
(カーソルが選択画面のどこの場所でもOKを押すと設定されます)
地味にUI変更されている点ですが、便利です。

【バッテリー】
バッテリーの持続はD800(E)と同程度です。
200枚撮影して70%前後の表示です。

【携帯性】
このカメラに携帯性を求めてはいけないと思います。

【機能性】
D800(E)と明らかに違いを感じたのは、
低速シャッターでもブレ難いということです。
比較するとミラーショックとシャッターショックが明らかに小さいです。
このことによりSSが1/焦点距離でもブレが起きる率が激減しました。

D800ではSSが1/80前後で微妙なブレが発生することが多かったのが
D810だと完全に改善されています。
これだけの為に買い換えを決断しました。

低感度が64まで設定できる点も日中などの使用では大きいです。

【液晶】
必要十分です。
スタジオ撮影等、決まった場所での使用がメインであれば
液晶のカラーバランスが変更できる恩恵は大きいですが、
撮影する環境が色々と変わる場合はそれほど使わない機能です。
(無いよりは有った方がよいのでしょうけど)

【ホールド感】
自分はそれほど大きな手ではありませんが、
D800の方が自分には合っていたように感じます。
Nikonの開発の人は手が小さい人が多いのでしょうか。

【総評】
D800、D800E、D810、どれも描写性能という面では同等です。
ただし、D800とD800Eでは低速シャッターが使い難く、
SSを1/125以上確保しないとその性能を発揮できませんでした。
D810になり1/焦点距離でも問題なく使えるカメラになりました。
これが最大の進化だと思います。
焦点距離が標準域であればSSが1/60程度でキッチリ解像するので、
室内での感度も実質400~800程度あれば余裕です。
(D800より感度の面で1段分以上は有利)
言い換えると、ある程度の高速シャッターが切れる用途が多ければ、
D800やD800Eとの描写性能の差を感じることは無いと思います。

D800を所有していた際はDfの出番が多かったのに、
D810に入れ替えてからDfの出番が減りそうです。
今のところ弱点が見つかりません。
D810は万能なカメラに進化したと言えます。

投稿日:2014/11/09 2:39:00すべてのレビューを見る閉じる
dorothy74さん満足度満足度5

D7000からFXのD610にステップアップしてノイズの少なさや画像の鮮明さを体感しましたがどうしてもD610のAFの弱さが気になり、D810とD750のどちらかに乗り換えを考えました。乗り換えの条件として ... 続きを読む

当機種

D7000からFXのD610にステップアップしてノイズの少なさや画像の鮮明さを
体感しましたがどうしてもD610のAFの弱さが気になり、
D810とD750のどちらかに乗り換えを考えました。

乗り換えの条件としてD610と比べてAF性能アップ、AFエリア拡大、SS1/8000の
3点だけは譲りたくない部分だったので必然的にD810の選択になりました。

ただし僕が撮影する被写体は子供の成長記録として学校行事、運動会、
普段の遊んでいる姿を撮ることが大多数を占めていて、
さらに子供が所属するスポ少の室内スポーツ撮影もあります。

D810の高画素機で室内スポーツ撮影が大丈夫なのか、
D610より撮りづらくならないかとかなり悩みました。
高画素機故に手持ちでのブレの目立ちやすさやファイルサイズ増大による
PCへの負荷なども不安な部分でした。

購入してから室内スポーツ撮影や屋外の行事撮影など一通り撮影しましたが
結果としてD810への乗り換えは大正解でした。

室内スポーツでもD610と比較にならないほど良い結果が得られました
レビューとしてD610との比較や購入前の不安な部分が実際に使ってみて
どの様になったかを書いてみたいと思います。

【デザイン】
デザインとしては一般的なニコンの一眼レフデザインです。
ただ質感はD610よりも高いです、細かい部分がしっかりしているのと
AF-ONボタンの絶妙な位置がさすが上位機種だなと思います。

【画質】
画質は文句ナシです、使用してみるまでは高画素すぎてブレにシビアなのかと
思っていました、実際はシビアだと思います、等倍観賞するとブレがわかります。

等倍にしなくてもこれは微ブレしてるなとわかるんですけど、解像感が高いので
D610のときにあった少しモヤがかかったような感じではなく
しっかりとディテールが残っている為、微ブレがあってもD610を超える画を
見ることができます、仮にそれが室内スポーツの画であってもです。

そもそも等倍観賞派ではなく大きくてもPC画面での観賞なので
十分にD610を超えたものが撮ることができました。

またトリミング耐性も非常に高いのでスポーツ撮影で少し引き気味に撮っても
トリミングで後から構図を整えるような使い方も躊躇なくできるようになりました
画質は本当に満足です。

【操作性】
AF-ONボタンが絶妙な位置にありすぎて連打するようになりました
本体前面のPvボタンとFnボタンも押しやすい位置にあるので機能を割り当てて
多用しています。
D610よりファインダーから目を離すタイミングが減りました。

【バッテリー】
D610よりバッテリー持ちは少々落ちる印象です、
AF-ON連打も関係しているかもしれません。

でも僕の一日の撮影枚数では十分なようで予備を持つほどではありません。
今後不安がでてきたら予備購入しようかと思います。

【携帯性】
一眼レフ機に携帯性を求めていないので大きさに不満はありません。
見た目ではD610よりも一回り大きくなった印象でしたが、
実際に持ってみると意外に軽くサイズアップした感じはしません。
携帯性はカメラ本体よりも使用するレンズによって大きく変わってくると思います。

【機能性】
D610から替えて機能性が一番良くなった点はグループエリアAFです、
追従性もかなり優秀でスポーツ撮影ではかなり使えます。

また、1.2クロップモードも重宝しています、1.5クロップまでは寄りたくないという
焦点距離でも1.2クロップでまかなえる感じで使用頻度が高いです、
連写が秒6コマに上がるのも使用頻度が高い理由の一つです。

【液晶】
液晶に関してはD610との差はあまり感じません、D610も十分に見やすかったので
ファインダーはスッキリ見えるという印象です、
またファインダー内表示はD610比でかなり見やすくなったと思います。

【ホールド感】
D610よりも深く厚くなったのでホールド感が良いです、一日を通して使用しても
疲労感があまりないです、各ボタンにも指を伸ばしやすいので
そういうことも起因しているかもしれません。

【総評】
あらためて思いますが非常に良いカメラです、満足度が非常に高いです。
AF性能も十分な性能ですし動き回る子供たちを撮影するのも全く問題ないです。
購入前は屋外の動き物はまぁ大丈夫だろう、
ただ室内スポーツはどうなのかな?と購入を悩みました。

ネット上でもD810で撮影した室内スポーツの作例がほとんど見られなかったので
普通は室内スポーツでD810は使わないよなぁと思いました、思いましたが
室内スポーツ撮影だけが僕の撮影スタイルではないのでなんとかなるだろうという
見切りで購入に至りました、
使ってみればD610よりも良い結果が得られたので非常に満足です。

動き物でもピントがビシッと合ってブレがない画像は驚愕です。
鮮鋭感が本当に素晴らしく、驚くような画像が得られます。

ファイルサイズ増大によるPCの負荷ですが、僕は基本RAW撮影ですが
Windows8.1 core i7のPCでは特に重くなるようなことはありませんので
今まで通りRAW現像できています。

参考画像は庭先に咲いている小さい花です、普段はこういう写真は撮りませんが
子供主体で撮っていると載せられるものがないので仮に撮ってみました。
晴天で尚且つ風の強い日ということもあり花は大きく揺れていました。
なので、あえてSSは1/8000で撮りました。

望んでいたSS1/8000を試すという意味合いもあります
カメラの画像設定、ピクチャーコントロールはデフォルトのまま、
RAWをそのままJPEGにしています。

D810を動き物主体の撮影に使うカメラとして選ぶユーザーさんは
少数派かもしれませんが、こういうユーザーもいるということで
参考にしていただければ幸いです。

投稿日:2014/11/21 12:13:07すべてのレビューを見る閉じる
ミルチノビッチさん満足度満足度5

2010年にD300Sを購入して使ってきました。ゆくゆくはフルサイズ、と思い続け、D800Eに行こうかと思った矢先のD810発表。何よりも連写枚数の向上によりD300Sが優っている点がなくなったことから購入 ... 続きを読む

当機種
当機種
当機種

当機種サイズ変更のみ
当機種サイズ変更のみ
当機種サイズ変更のみ

サイズ変更のみ

サイズ変更のみ

サイズ変更のみ

2010年にD300Sを購入して使ってきました。
ゆくゆくはフルサイズ、と思い続け、D800Eに行こうかと思った矢先のD810発表。
何よりも連写枚数の向上によりD300Sが優っている点がなくなったことから購入を決断しました。


【デザイン】
・機能美とでもいう美しさ、気にいっています。しっかり感もあります。

【画質】
・D300Sからですので当たり前ですが、驚きました。想像以上の解像度。等倍鑑賞して一人ニヤついてしまいます。
・高感度耐性にも驚かされっぱなしです。ISO3200は十分使えます。D300SはISO800が限界でしたので、この差は大きいです。

【操作性】
・ボタン配置や操作はほとんど変わりませんが、機能が増えてまだまだ覚えきれてません。
・露出補正のダイヤル方向がD300Sと逆になって戸惑いましたが、こちらのほうが使いやすいです。(両機とも変更可能ですが)
・マルチセレクターのボタンがしっかりしていて、押しやすくなりました。
・ライブビューでのピント合わせが劇的に進歩していました。D300Sはピントリングを回すと映像もぐらぐら揺れたのですが、D810は全く揺れません。ピント合わせがとても楽です。

【バッテリー】
・寒冷地で撮影しない限りは十分だと思います。

【携帯性】
・MB-D12をつけて14-24つけると大きく重たいです。Spider Holsterで腰に吊るして歩く分には問題ありません。

【機能性】
・AEのレベルがすごく上がったと感じます。D300Sだと+0.7以上の露出補正もしくはスポット測光にしないといけない場面でも、マルチパターン測光のままでも露出がイメージに近く出ます。
・JPEGでの色乗りがいいですね。記録写真であれば現像処理なくてもいけそうです。
・ISO感度設定にあるシャッタースピードAUTO(焦点距離の1/10まで)がとてもありがたいです。D300Sにはなかったので。
・連写スピードもDXモードで撮れば十分早いです。

【液晶】
・綺麗で見やすいです。Wが入って画素数上がってもっと綺麗かな、と思ってましたが。。。

【ホールド感】
・ぶら下げて持つ際の本体グリップはD300Sのほうが好みですが、機能的には十分です。カメラを構えたときは人差し指がとても自然にシャッターボタンに載ります。
・MB-D12+Spider Holsterの金具を常時つけておりますが、縦グリップ時はさすがにSpiderの金具が少し邪魔です。

【総評】
・確かに高いですが、この画像と解像度を得るためなら仕方ないかな、と思わせてくれます。
・あまりに解像度が高いので、手持ちのレンズで使えるレンズが限られてしまいます。
・解像度が高いため、ブレには厳しいです。拡大すると微妙にぶれていることがあります。


【その他】
・ファイルサイズが巨大です。RAWとJPEG Lだと合わせて60MB/枚、選別していかないと。。。
・再生画面でマルチセレクターの中心ボタンを等倍表示に割り当てられるのがとても便利です。撮影してボタン押して確認、が簡単にできます。
・レンズを選びます。14-24/60-2.8を使うと驚くほど解像しますが、24-120 3.5-5.6だと逆の意味で愕然とします。優秀な標準ズームが欲しくなってしまいました。
・シャッター音は個人的には好きです。写真撮ってる!という気持ちになります。


まだFXの画角に慣れず、四苦八苦しておりますが、数点貼っておきます。
JPEG撮って出し、AWB、ピクチャーコントロール:スタンダード、手持ち撮影です。白点該当機種ですが、まだ調整しておりません。
ファイルサイズが大きく、タイムアウトになってしまうため、後半の3枚はLightroomでサイズ変更しております。
大統領専用車だけSB-910を使用してバウンス撮影しております。

投稿日:2014/09/26 12:31:59すべてのレビューを見る閉じる
価格.com PRODUCT AWARD 2014
銀賞
デジタル一眼カメラ
D4S ボディ
ニコン

D4S ボディ

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Berniniさん満足度満足5

D4S発売日に購入し2ヶ月使用した後の再レビューです(2014.5.6)D一桁機はD3Sからの乗り換えになります。最近はまんまとニコンの販売戦略に乗せられD700→D800→D800E→Dfと購入してきまし ... 続きを読む

当機種58mm f/1.4G, 屋内自然光
当機種24-70mm f/2.8G ED, 蛍光灯
当機種58mm f/1.4G, 自然光 + LEDライト

58mm f/1.4G, 屋内自然光

24-70mm f/2.8G ED, 蛍光灯

58mm f/1.4G, 自然光 + LEDライト

当機種58mm f/1.4G, 自然光(夕方西日)+レフ
当機種58mm f/1.4G, 蛍光灯+屋内自然光
当機種58mm f/1.4G, 蛍光灯+屋内自然光

58mm f/1.4G, 自然光(夕方西日)+レフ

58mm f/1.4G, 蛍光灯+屋内自然光

58mm f/1.4G, 蛍光灯+屋内自然光

D4S発売日に購入し2ヶ月使用した後の再レビューです(2014.5.6)

D一桁機はD3Sからの乗り換えになります。最近はまんまとニコンの販売戦略に乗せられD700→D800→D800E→Dfと購入してきました(満足していますが^^)。

D4からD4Sでは撮像素子と画像処理エンジンEXPEED 4が変更になるとのアナウンスを受け、Dfで色合いが変わった(人物撮影では私なりには良いと思える方向)ようにD4Sも変わってくるだろうと考え購入しました。実際に使ってみると予想していた以上の進化でした。私の用途では特にホワイトバランスの進化が顕著でした。公式HPで「多様な光源の下でも、一段と健康的かつ鮮やかに肌の色を表現」と謳うだけのことはあります。

ノイズ制御技術に常に磨きをかけている画像処理エンジンEXPEED 4はかなりD4Sでチューンナップされており、忠実な色再現と高感度でのノイズ低減のために新しいアルゴリズムが採用されていることが最近発売のDfと比較してもわかります。

マイクロコントラストの高いレンズと組み合わせると微妙な質感や明るい部分のディテールを失うことがなく、一見して解像感や鮮鋭感の違いを実感することができます。

かつてないレベルのクリアーな画像を実現するさらに進化したノイズ低減機能は素晴らしいと思います。撮影対象としてスポーツだけではなく低光量下でのロケーションポートレートや街でのスナップでもかなり有用だと思います。

【画質】
超高感度領域のことは言うまでもなく普段よく使う低・中感度領域でもハイライトが粘るとともにシャドーの描写(再現性)が良いです。ISO400以上でノイズが低減されていてニコン機の中では一番だと思います。D4Sのローパスフィルターにかけられたコストが違うためでしょうか1ピクセルあたりの画のピュアさは抜きんでていると思います。これに厚みのある階調特性が加わって、ハイライトからシャドーまでのなめらかなグラデーションによる美しい描写が楽しめます。

【機能性】
・Dfから搭載されたスポットホワイトバランスがD4Sでも採用されています。
ライブビュー映像を最大まで拡大してもスポットホワイトバランスデータ取得エリアは拡大率に合わせて自動でリサイズ(データ取得エリア自体も縮小)してくれます。つまり自分の欲しい部分のホワイトバランスのデータが正確に取得できます。
データを正しく取得できなかった場合も、データ取得エリアを動かすなどして、連続してプリセットマニュアルデータの取得が可能であり最初からやり直すことはないので一連の動作がスピーディーにできます。
何度でもやり直しがその場でできますし撮影メニューから[ホワイトバランス]の[プリセットマニュアル]を選ぶとデータを取得した範囲がサムネイルと共に表示されどこからデータを取得したのか確認しやすくなっています。
近距離の撮影ではキャリブレーション用のカラーチェッッカーパスポート(CCP)も小型で済むので携行が楽になりました。また、CCPが使いにくい遠距離などではかなりこの機能は力を発揮します。
・縦位置と横位置でカメラを回転させたとき予めフォーカスポイントとAFエリアモードを組み合わせて個別にカスタマイズ設定できるのは面白いと思います。グループエリアAFモードの表示がデフォルトだと四角形が4個あり少し見づらいので4箇所の「点」の設定にして被写体が見づらくならないように小さくして使っています。
・タイムラプスをよく撮るのでインターバルタイマー撮影における設定可能な撮影回数を最大999回(D4)から9999回へと大幅に拡大してもらったのはありがたいと感じています。

【デザイン】
底面はD4とほぼ同一形状。Really Right StuffのD4用LプレートはD4S兼用として使用できます(購入確認済み)。レンズを含めた重量はかなり重くなるため長時間の使用を考えたときに肩や首への負担低減化を図りたいと思っています。2月25日に米国ニコンが発表したクイックドローストラップが発売されたらRRSのMini Clamp B2-FABF B及びL-Plateをセーフティーテザーとともに使用しようと考えています。
http://www.nikon.com/news/2014/0225_strap_03.htm

【不満な点】
ファインダー内水準器の表示はD800/D800Eの方式が良かったと思います。広角〜標準レンズを使用し主要被写体と直線の多い背景を撮影する際、主要被写体に確実にフォーカスしつつ傾斜センサーのピッチング方向とローリング方向の傾斜角度を参考にして撮影したくなります。最終的には実像を見ながらレリーズしたいので実像にローリング方向の傾斜角度がスーパーインポーズされ実像が見にくくなるD4Sの方式はあまり良い方式ではないと感じます。

【総評】
D4でも機能的に申し分のないカメラでしたが、新しい撮像素子と新しい画像処理エンジン及び撮影を便利にする最新の機能投入のおかげでますます死角のないカメラになったように感じます。奇をてらわず撮影に必要な機能・性能の向上をしっかりと上げてきたニコンの改善姿勢には感謝せずにはいられません。
同じような画素数ですが、「撮る愉しみを追求したDf」と「一瞬を確実にものにするプロ機D4S」との差を先鋭化させることによりどちらも欲しくなるよう仕向けたニコンは商売上手だと思います。

■撮影:Spot White Balance with CCP / High ISO NR OFF / Active D-Lighting OFF / Vignette Control OFF / Auto Distortion Control OFF / Picture Control SD / Lossless Compressed RAW(14-bit)
■現像 Lightroom 5.4 / Camera Calibration Profile Adobe Standard

1枚目:58mm f/1.4G, 屋内自然光, ss1/125sec, f/2.2, ISO160
2枚目:24-70mm f/2.8G ED, 蛍光灯, ss1/125sec, f/3.2, ISO500
3枚目:58mm f/1.4G, 自然光 + LEDライト, ss1/500sec, f/2.5, ISO400
4枚目:58mm f/1.4G, 自然光(西日)+レフ, ss1/250sec, f/2.5, ISO400,
5枚目:58mm f/1.4G, 蛍光灯+屋内自然光, ss1/125sec, f/2.2, ISO250
6枚目:58mm f/1.4G, 蛍光灯+屋内自然光, ss1/125sec, f/2.2, ISO250

投稿日:2014/05/06 8:27:32すべてのレビューを見る閉じる
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銅賞
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EOS 7D Mark II ボディ
CANON

EOS 7D Mark II ボディ

EOS 7D Mark II ボディのレビュー ピックアップ
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taichosanさん満足度満足度5

これまで7Dをメインに使用。買い増しで、こちらを今後メインとして使用するつもりです。7Dと比較した評価です。【デザイン】丸みを帯びたEOSのデザインは非常に好きです。7Dとほぼ同じで、私にとっては非常に馴染 ... 続きを読む

当機種ISO3200 DPP4で現像・TIFF出力→JPG変換
別機種こちらは7D。ISO1600 DPP3で現像・TIFF出力→JPG変換
当機種ISO6400 LR5で現像・TIFF出力→JPG変換

ISO3200 DPP4で現像・TIFF出力→JPG変換

こちらは7D。ISO1600 DPP3で現像・TIFF出力→JPG変換

ISO6400 LR5で現像・TIFF出力→JPG変換

別機種こちらは7D。ISO1600 LR5で現像・TIFF出力→JPG変換
当機種こんな端でも65点のAFポイントでしっかり追いかけてくれます。
当機種iTR AF結構使えます。もっと手前に物があっても顔や目を認識。明るいレンズ推奨

こちらは7D。ISO1600 LR5で現像・TIFF出力→JPG変換

こんな端でも65点のAFポイントでしっかり追いかけてくれます。

iTR AF結構使えます。もっと手前に物があっても顔や目を認識。明るいレンズ推奨

これまで7Dをメインに使用。買い増しで、こちらを今後メインとして使用するつもりです。
7Dと比較した評価です。

【デザイン】
丸みを帯びたEOSのデザインは非常に好きです。7Dとほぼ同じで、私にとっては非常に馴染みのあるデザイン。

【画質】
JPG撮って出しの評価は各所に上がっていますので省略します。
私は普段RAWデータから現像したものを使用していますので、その方法での評価です。

気になる高感度から。
まず現像にDPP4を使用しISO3200。ノイズリダクション(NR)に関連するパラメータの手動調整はしていません。7DでDPP3を使用したISO1600の画像(同じくNRパラメータはいじらず)より全然きれいです。アップできる画像枚数の制限で掲載はしませんが、7D2のISO6400が7DのISO1600相当の感じです。高感度画質は7Dと比較して2段程度改善されています。
次いで、11/19に対応したLR5を使用。ISO6400を追い込んでいくと、やはり概ね7DをLR5で現像したときのISO1600と同程度の画質を得ることができました。7D2の場合、7Dに比べパラメータをきつく設定してもディティールの潰れが少ない画像が得られます。LR5での現像では、7D2用の高感度用NRのプリセットを新たに用意しておくと非常に便利です。
7DのころはISO1600を限界ラインで使ってきたのですが、同じ基準で見るとISO6400までは許容できる感じです。

※7Dの画像は撮影時に私の設定ミスで0.5段ほど明るく撮影してしまっています。7Dの明るさのみ、現像段階で少し調整をしています。暗部の見え具合に若干差があるのはそのためです。

ちなみに7D2をDPP4で現像した場合とDPP3(7D2対応)で現像した場合で、高感度におけるノイズ感の違いは感じませんでした。

解説用の作例は画像枚数制限のため上げていませんが、低感度もなかなか良い画質だと思います。7Dでは低感度撮影時でも条件によってシャドウ部に特有のノイズが発生することがあったのですが、こちらでは今のところその発生はありません。

【操作性】
7Dとほぼ同じボタン配置、各種ボタンの機能割り当てを7Dと同様に設定できるので、7Dから移行であれば非常にスムーズに操作できます。AFゾーンレバーは「ダイレクト」に設定して使っていますが、非常に便利で使いやすいです。
各種操作ボタンのカスタマイズが、地味でいて、操作性の向上に非常に効果的です。

【バッテリー】
7Dと比べると減りは早いです。ワンショットAFで約200枚、AIサーボで300枚撮影してバッテリー残量が30%強。1.3〜1.5倍くらい消費が早い感じです。
まあ、でも私の普段の撮影スタイル(ワンショット中心で300枚前後/日)ですと、2〜3日は持ちそうです。

【携帯性】
7Dと全く変わりません。

【機能性】
<連写性能>
10コマ/秒の連写速度は非常に速くて快適です。ただ私は普段使いにはもう少し低いほうが使いやすいと感じ、低速を7コマ/秒に設定して使っています。シャッター音は非常に軽く、また振動が少ないのでとても撮影しやすいです。
静音モードにすると、より静かで振動も少なくなります。近距離での動物の撮影でとても重宝します。また舞台撮影などでも威力を発揮しそうです。

<AF性能>
65点の全自動選択が結構使えるのには素直に驚きました。愛猫の写真を50mm F1.2Lで撮影したのですが、手前側にある「目」をしっかり認識して、ジャスピンの画が一発で撮れたのには感動しました。
iTR AF、なかなか素晴らしいです。ただ背景が賑やかですと迷うことも。傾向としては開放時の被写界深度が深い(要は暗い)レンズだと、迷うケースが増えるようです。裏を返すと、50mm F1.2Lを使うと面白いくらいにAFが決まります。もし65点全自動でAFが迷う時は、ラージゾーン、ゾーンに切り替えると概ね解決します。
AIサーボは、上空を飛ぶ鳥の撮影を想定して追従性「0」速度変化「1」乗り移り「2」に設定しました。結果は上々。65点全域で被写体をしっかり捉え喰い付いてくれます。概ね7〜8割の割合で、ピントもきっちりきています。
また、これまで7DではAF合焦できなかった暗い環境でも、しっかり合焦してくれます。

<フリッカーレス撮影機能>
当初OFFにしていましたが、折角の機能なので最近はONにして使っています。
確かに、室内撮影の時の露出のばらつきは激減しました。また室内撮影では複数の異なる光源が存在することによって、気持ち悪い光のムラが発生することが時々ありますが、フリッカーレスの結果としてそれも抑制されています。
取説によるとシャッタータイミングが微妙に遅れることがあるとのことですが、感覚として違和感を感じたことはありません。

【液晶】
非常にキレイで十分。

【ホールド感】
手にしっかりと馴染みます。何気にラバー面積が増えていて滑りにくくなっています。

【総評】
他の方の検証を拝見する限り、高感度画質などはフルサイズより1段程度落ちる感じですが、物理的なアドバンテージでそれは至極当然のこと。APS-Cフォーマットとしては、非常に優秀なカメラだと思います。個人的には、機能、画質とも大変満足しています。
いろいろと試し撮りをして感じたのですが、このカメラは「子供撮り」にも非常に威力を発揮するのではないかと思います。決して安いカメラではありませんが、そのようなニーズをお持ちの方にもおすすめしたいところです。


※11/8、AF関連を中心に各部加筆しました。
※11/9、AIサーボの私の設定値に誤りがありましたので訂正します。正しくは『乗り移り「2」』です。
※11/23、LR5が対応したことにより、高感度系画像とレビューを中心に加筆修正しました。

投稿日:2014/11/24 11:45:22すべてのレビューを見る閉じる
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2015年のプロダクト大賞レースはもう始まっている!? いま人気の製品・これから人気の出そうな製品をいち早くチェックしておこう!

プロダクト大賞、部門賞の選考基準について

ユーザーによるレビューのレポート内容などを基に総合的に算出しました。
※尚、レビュー数が一定数に満たない製品に関しては選考対象外としています。(対象外となる人数は各部門によって異なります。一定数を満たした製品が1つしかない場合は金賞のみの選出となります。また一定数を満たす製品が1製品もない部門に関しては部門全体が対象外となります。)
・部門賞(金賞、銀賞、銅賞)・・・各部門の上位3位を選出します。(1位:金賞、2位:銀賞、3位:銅賞)
・各カテゴリ内で最も評価ポイントの高い製品をプロダクト大賞とします。

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