カメラ周辺機器部門
カメラ周辺機器部門大賞
受賞ポイント
- ズーム全域で開放F2.8通しながら重量810gの小型・軽量化ボディ
- リニアモーターフォーカス機構で高速・高精度AFを実現
- 大三元レンズとしては比較的購入しやすい価格
バランスのよい中望遠ズームレンズとして高い評価を獲得
「α7」シリーズなど、ソニーのフルサイズミラーレス機用に開発されたタムロン製のズームレンズ。35mm判換算で70〜180mmという、中望遠クラスのズームレンズだが、注目なのはその軽さ。このクラスでは異例とも言える810gという軽くコンパクトなレンズで、軽量・小型ボディで人気の「α7」シリーズと組み合わせて使うのにちょうどいいサイズ感を実現。しかも、タムロン製では初となるリニアモーターフォーカス機構「VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)」を採用し、静粛性・俊敏性にすぐれているなど、機能性にもすぐれている。しかも、全域通しでF2.8という光学性能を持ち、解像感も高いため、明るく使いやすいのも特徴。小型・軽量で携帯性にすぐれるうえ、AF速度や画質面でも高い性能を誇り、さらには11万円前後で購入できるコストパフォーマンスのよさもあって、バランスのよい中望遠ズームレンズとして高い評価を得た。
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| レンズタイプ | 望遠ズーム |
| 焦点距離 | 70〜180mm |
| 最大径x長さ | 81x149mm |
| 重量 | 810g |
| 対応マウント | α Eマウント系 |
レビューピックアップ
さん
実際撮影会で使ってみました。モデルさんとの距離はおおむね2m〜5mで(今は寄りの撮影はできない)、全ズーム域とも開放から解像感がよいし、ボケもきれいでクセが少ない、ニコン70-200F4より明らかに上で、大満足でした。
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さん
FE70-200F4Gも約6年使い、解像度云々だけでは測れない、大好きな雰囲気の写真が撮れるレンズでとても気に入っていたのですが、その思い入れを上回る位、魅力的なレンズだと思います。
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レビューデータ
※2020年11月時点のデータです。
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- 大型で重くなりがちな同クラスのレンズにおいて、コンパクトで軽量である事や、TAMRONレンズが誇るボケや描写のクオリティはそのままに、高いコストパフォーマンスを実現している点を評価する声が多く見られます。また、ピント外れの少なさやオートフォーカスの速さなど、実践面での利便性も高評価につながっています。
株式会社タムロン
コンセプトを追求したレンズ
このたびは栄えある賞をいただき、ありがとうございます。
携帯性に優れた大口径ズームレンズが欲しいとの声を受け、28-75mm F2.8 Di III RXD(Model:A036)より、従来の焦点距離から変化をつけることで、小型・軽量の大口径ズームレンズを追求してきました。この70-180mm F2.8 Di III VXD(Model:A056)も望遠側を大口径望遠ズームの常識200mmから大胆に180mmと縮めることで全長・最大径共に極限まで小型化。本レンズに込めた「小型・軽量、高速AF、そして高画質な大口径望遠ズーム」というコンセプトを突き詰めました。結果として私たちの思いが、皆さまに広く受け入れられ、高い評価につながったことを大変嬉しく思います。
本レンズの登場で、F/2.8大口径ズームレンズのラインナップが揃い、広角から望遠まで3本で1,780gと驚きの小型軽量ラインナップを創り出すことができました。
これからも、お客さまの期待に応えられる商品を開発していき、再度このような賞を受賞できるよう頑張ってまいります。
映像事業本部 マーケティング企画部 三澤 幸大



Nabezouwさん
先日試合があり、1日で1000枚ほど撮影しましたが、ピント外れの少なさに驚きました。AF-Cにしておき、縦ポジション、f2.8、1/400くらいで選手のアップを狙うのですが、AFがとにかく爆速です。ホント一瞬です。
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