繰り上げ返済、期間短縮型と返済額軽減型はどう使い分ける?

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2017年8月22日

基礎知識

繰り上げ返済、期間短縮型と返済額軽減型はどう使い分ける?

住宅ローンの繰り上げ返済の方法には「期間短縮型」「返済額軽減型」の2つがあります。どちらの方法でも総返済額を減らす効果がありますが、繰り上げ返済をする目的によって使い分けが必要です。目的別の繰上げ返済の効果や注意点について見てみましょう。

完済時期を早めるためには「期間短縮型」

「期間短縮型」は、返済額はそのままで返済期間が短くなる繰り上げ返済の方法です。完済時期を早めたいという目的のためには「期間短縮型」が向いています。

【定年までに住宅ローンを完済したい】

35年返済など長期で借りた場合には、借入れ時の年齢によっては定年後も返済が続いてしまうことがあります。定年後に支払い続けられるのかという問題もありますし、「退職金でまとめて返済する」という予定でも、返済途中で転職した場合など思惑通りに退職金がもらえないという事態も考えられます。
また、退職金を返済に充ててしまうと、老後生活資金が不足することもあるでしょう。できれば、住宅ローンは現役のうちに完済したいところです。このような場合は、期間を短くするのが一番の目的ですので「期間短縮型」での繰り上げ返済が適しています。

【老後の生活資金を少しでも増やしたい】

繰り上げ返済で総返済額を減らすことができれば、その分、将来の手元資金が増えることになり、老後の生活資金としても利用できます。「返済額軽減型」でも総返済額を減らすことはできますが、「期間短縮型」で定年前に早めに返済を終わらせることにより、定年までの間に確実に貯蓄をしやすくなります。

例)35歳のときに3,000万円を35年返済で借入れ。繰り上げ返済を行わないと70歳まで返済が続く。45歳から毎年60万円を期間短縮型で繰り上げ返済をすることで、60歳時に完済が可能。この場合には、約250万円の利息軽減にもつながる。
(金利2%、ボーナス返済なし、元利均等返済の場合)

期間短縮型のイメージ

支出増や金利上昇に備えるには「返済額軽減型」

「返済額軽減型」は返済期間はそのままで、毎回の返済額が少なくなる繰り上げ返済の方法です。毎回の支払額を抑えたいという目的のためには「返済額軽減型」が向いています。

【子どもの教育費がかかるので支出を抑えたい】

住宅ローンの借入れ当初は無理なく返済できていたとしても、子どもの誕生など家族が増えて支出が大きくなったり、転職などで収入が減ることもあるでしょう。将来の家計の変化によっては、それまでの返済額のままでは苦しくなることも考えられます。
そのような時には「返済額軽減型」での繰り上げ返済が適しています。利息の軽減効果は、一般的に「期間短縮型」よりも少なくなりますが、教育費など家計の支出増が予想される場合には、毎月の返済額を減らすことで家計を安定させることを優先しましょう。

【金利が上昇した場合の返済額アップを抑えたい】

変動金利型や固定金利選択型のローンの場合、将来の金利変動に注意する必要があります。金利の見直し時に、金利が上昇していて毎月の返済額が増えてしまう時には「返済額軽減型」で繰り上げ返済すれば、返済額を抑えることができます。金利上昇に備えるためにも金利が低い期間のうちに繰り上げ返済資金をためておきましょう。

例)3,000万円を10年固定、金利1.3%で借入れ。固定期間終了後に金利が4%になり、毎月返済額が約2.8万円アップ。465万円を返済額軽減型で繰り上げ返済することで、金利見直し前とほぼ同水準に。(30年返済、ボーナス返済なし、元利均等返済の場合)

返済額軽減型のイメージ

繰り上げ返済は将来を見通した上で行おう

将来のライフプランを考えて返済

繰り上げ返済は「期間短縮型」、「返済額軽減型」のどちらも総返済額を抑える効果があり魅力的です。そのため、少しでも貯蓄ができれば繰り上げ返済をどんどん行いたい衝動にかられる人も少なくありません。ただし、どのような目的で繰り上げ返済しても、時期や金額を間違えると貯蓄が減り、かえって家計を圧迫して必要な時期に必要な資金が準備できなくなります。繰り上げ返済する際には、今だけでなく、数十年先までのライフプランやイベントを考え、返済時期・返済金額など、家計に支障のない範囲で返済をしていくことが大切です。
金融機関では店舗やホームページで繰上げ返済をした時の利息軽減額や、毎月返済額・返済期間などをシミュレーションすることができます。繰り上げ返済をする前に、どの程度の効果を見込むことができるのかも確認しておきましょう。

住宅ローン 人気ランキング

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  • SBI新生銀行
    1

    SBI新生銀行パワースマート住宅ローン 変動(半年型)

    変動金利
    0.990% (2026/05/01 時点)
    • 表示金利は「<SBIハイパー預金開設者限定>住宅ローン金利優遇プログラム」(年-0.090%)が適用されています。適用前は年1.080%です。契約時金利は申込内容や審査結果等により決定されます。
  • イオン銀行
    2

    イオン銀行全期間優遇金利プラン 変動

    変動金利
    1.130% 〜1.180% (2026/05/01 時点)
    • 借入金利は物件価格の借入比率(80%以内・80%超)により異なります。表示の金利は手数料定率型で借り入れをした場合の最大差引幅適用の参考金利となります。
    イオン銀行の住宅ローンをおすすめしている評判・借り入れレポート
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    現在は若干高めになっていますが、借り入れを決めた際には変動金利がかなり低く、ネットバンクの中でも低かったのが決め手です。またキャンペーンとしてイオングループでの買い物が5%オフになるという特典もかなり魅力的です。

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    【保険オプション】金利の上乗せにより「がん保障付団信」と「8疾病保障付団信」を付帯することができます。「全疾病団信」の金利上乗せはありません。
    【借り入れ手続き】ネットでシミュレーションして、ネットで対応できます。
    【サポート】基本的に電話やメールでの対応となりますが、特に問題はないです。
  • 三菱UFJ銀行
    3

    三菱UFJ銀行住宅ローン 変動

    変動金利
    0.945% (2026/05/01 時点)
  • auじぶん銀行
    4

    auじぶん銀行住宅ローン 全期間引下げプラン 変動

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    • 表示金利は「au金利優遇割」(年-0.100%)が適用されています。適用前は年1.080%です。表示金利に「J:COM金利優遇割」「コミュファ光優遇割」は適用されていません。表示金利は借り入れ時50歳以下で一般団信を選択し、物件価格の80%以下で借り入れた場合です。借入金利は物件価格の借入比率(80%以下・80%超)により異なります。新規借り入れに適用される金利です。
    auじぶん銀行の住宅ローンをおすすめしている評判・借り入れレポート
    5 サポート・説明が非常に丁寧
    最近はネット銀行以外のメガバンクなども金利が低くなっていますが、auじぶん銀行はその中でも低い方だと感じています。
    また手続きの際に電話をして保障オプションなどに関して質問した際に非常に丁寧だった点や、借り入れの際の返済プランの提案、シミュレーションなどがわかりやすくて信頼できると思いました。
    審査には若干時間がかかりましたが、その他は特に問題なくスムーズでした。

    【金利】全ての銀行の中でも低い方です。
    【借り入れ費用】一般団信は金利上乗せなし、事務手数料は2.2%で普通です。
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    【借り入れ手続き】基本的にウェブのフォームに記入されば良いので簡単です。
    【サポート】シミュレーションや保障オプションの説明などとても丁寧でした。
  • りそな銀行の住宅ローンをおすすめしている評判・借り入れレポート
    5 金利自体も低めでお得感がある
    変動金利自体は他の銀行のプランに比べて低めに設定されているのでお得感はありますね。保障のオプションも幅広く用意されていますし、電話などの他に店舗でも無料の相談を行なっているなどサポートが丁寧な印象です。

    【金利】他の銀行と比べて低いと思います。いくつか条件がありますが、それほど難しくは無いですね。
    【借り入れ費用】事務手数料はしっかりとかかります。
    【返済】元利均等返済であり口座からの自動引き落としとなります。
    【保険オプション】「3大疾病保障特約」や「特定状態保障特約(団信革命)」があり個性的です。
    【借り入れ手続き】申込はネットから可能です。借入の契約に関しては店舗で相談しました。
    【サポート】店舗で相談しましたが、説明はとても丁寧でした。

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