
住宅ローン 金利比較
住宅ローンを比較するときに、最も基本になるのが「金利」です。金利とは、借りている額に対して、支払う利息の割合のことを指します。ここでは最新の住宅ローン金利や金利タイプ別の金利推移のほか、住宅ローンの人気ランキング、金利に関する借入レポートなど幅広く紹介します。
目次
【2021年3月最新】住宅ローン金利
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新規借り入れ金利タイプ別金利一覧
2021年3月1日時点3月の金利 (前月比) 変動金利 0.380%〜 ( → ) 固定金利3年 0.340%〜 ( → ) 固定金利5年 0.490%〜 (+0.020%) 固定金利10年 0.499%〜 ( → ) フラット35・全期間固定金利 0.590%〜 (+0.030%) -
借り換え金利タイプ別金利一覧
2021年3月1日時点3月の金利 (前月比) 変動金利 0.380%〜 ( → ) 固定金利3年 0.340%〜 ( → ) 固定金利5年 0.490%〜 (+0.020%) 固定金利10年 0.499%〜 ( → ) フラット35・全期間固定金利 1.020%〜 (+0.030%)
新規借り入れ住宅ローン 人気ランキング
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変動金利
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固定金利10年
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全期間固定金利
借り換え住宅ローン 人気ランキング
住宅ローン返済額シミュレーション
【2021年02月最新】プロが解説!住宅ローンの金利推移・動向
2021年02月08日 更新
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住宅ローンの金利は多くの金融機関で毎月1日に発表されます。
各月の金利推移や動向について、ファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さんに解説していただきました。- 豊田眞弓
- ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー、相続診断士。FPラウンジ代表、短大非常勤講師。マネー誌ライター等を経て、94年より独立系FP。個人相談のほか、講演や研修、マネーコラム寄稿などを行う。「親の入院・介護が必要になるときいちばん最初に読む本」(アニモ出版)など著書多数。ライフワークとして子どもの金融教育に携わる。趣味は講談、投資。
※住宅ローン選びは金利だけでなく、事務手数料や保証料なども含めた総返済額で比較して選ぶべきである点にご注意ください。変動金利は無風
1月20、21日に行われた日銀の金融政策決定会合では、現状の大規模な金融緩和策を維持することが決定されました。そのため、「無担保コールレート(オーバーナイト物)」をマイナス0.1%、長期金利の指標になる10年国債の金利を0%程度(±0.2%)に誘導するイールドカーブコントロール(長短金利操作)は引き続き維持されています。
今月の変動金利は、まったく動きはありませんでした。最低金利は、新規も借り換えもジャパンネット銀行で、いずれも0.380%です。
最低金利の推移(下図)は、主要都市銀行の変動金利のうち新規借り入れは2018年4月以降、借り換えは5月以降、まったく動きがありません。ネット銀行では、新規借り入れ・借り換えとも、2019年7月30日にジャパンネット銀行の参入で下がり、さらに2020年1月、7月といずれもジャパンネット銀行が金利を下げ、最低金利を維持しています。
今後の変動金利は現状では、日銀が金融政策のひとつとして金利決定に影響する「無担保コールレート(オーバーナイト物)」の金利をコントロールしていることから、景気が良くならないかぎり、上がりにくいと考えられます。ただし、金融機関が独自に適用金利を上げるなど、独自の判断で金利を動かす可能性は常にありますので、過信しすぎないことも大事です。
新規借り入れ変動金利の最低金利推移(直近5年間)
2021年3月1日時点最低金利 (前月比) 主要都市銀行 0.470%〜 ( → ) ネット銀行 0.380%〜 ( → ) 新規借り入れ変動金利 商品別金利一覧(金利が低い順)
2021年3月1日時点順位 商品名 適用金利 1位 ジャパンネット銀行 住宅ローン 0.380% 2位 auじぶん銀行 住宅ローン 全期間引下げプラン 0.410% 3位 SBIマネープラザ ミスター住宅ローンREAL<通期引下げプラン> 0.410% 4位 住信SBIネット銀行 ネット専用全疾病保障付住宅ローン<通期引下げプラン> 0.440% 5位 横浜銀行 住宅ローン 融資手数料型金利プラン 0.440% 6位 新生銀行 パワースマート住宅ローン変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス> 0.450% 7位 ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン【自己資金10%以上】 0.457% 8位 りそな銀行 りそな住宅ローン(金利プラン全期間型)融資手数料型 0.470% 9位 埼玉りそな銀行 りそな住宅ローン(金利プラン全期間型)融資手数料型 0.470% 10位 三井住友銀行 WEB申込専用住宅ローンT 0.475% 借り換え変動金利の最低金利推移(直近5年間)
2021年3月1日時点最低金利 (前月比) 主要都市銀行 0.429%〜 ( → ) ネット銀行 0.380%〜 ( → ) 借り換え変動金利 商品別金利一覧(金利が低い順)
2021年3月1日時点順位 商品名 適用金利 1位 ジャパンネット銀行 住宅ローン(借り換え) 0.380% 2位 auじぶん銀行 住宅ローン 全期間引下げプラン(借り換え) 0.410% 3位 住信SBIネット銀行 ネット専用全疾病保障付住宅ローン(借り換え)<通期引下げプラン> 0.410% 4位 SBIマネープラザ ミスター住宅ローンREAL(借り換え)<通期引下げプラン> 0.410% 5位 りそな銀行 りそな借りかえローン WEB申込限定プラン(金利プラン全期間型) 0.429% 6位 埼玉りそな銀行 りそな借りかえローン WEB申込限定プラン(金利プラン全期間型) 0.429% 7位 新生銀行 パワースマート住宅ローン(借り換え)変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス> 0.450% 8位 三菱UFJ銀行 ネット専用住宅ローン変動金利選択プラン (借り換え) 0.475% 9位 ソニー銀行 変動セレクト住宅ローン(借り換え) 0.507% 10位 イオン銀行 住宅ローン 変動金利プラン 手数料定率型(借換え) 0.520% -
固定金利10年は多くが変わらず
固定金利10年は多くの金融機関が変更しませんでしたが、一部に上げたところと、下げたところがありました。金利を上げたのは、みずほ銀行、横浜銀行、auじぶん銀行(全期間引き下げプラン)、SBIマネープラザ、KDDI(全期間引き下げプラン)で、引き上げ幅は0.030〜0.050%です。下げたのは、楽天銀行、auじぶん銀行(当初期間引き下げプラン)、KDDI(当初期間引き下げプラン)で、下げ幅は0.002〜0.005%。
最低金利は、1月に続きジャパンネット銀行で、新規借り入れ・借り換えともに0.499%です。最低金利の推移(下図)を見ると、2019年3月と9月に主要都市銀行の最低金利がネット銀行と逆転しましたが、翌月には再びネット銀行が挽回(ばんかい)。2019年10月以降で見ると、2020年3月・4月に主要都市銀行がネット銀行と並びましたが、それ以外はネット銀行が最低金利を維持しています。 今後の10年固定に影響する10年国債の金利は、現在、日銀の金融政策により「ほぼ0%(±0.2%)」で推移するようにコントロールされています。ただし、国債は常に多少の上下動があることや、金融機関が独自に金利を動かす可能性があることは知っておきましょう。
新規借り入れ固定金利10年の最低金利推移(直近5年間)
2021年3月1日時点最低金利 (前月比) 主要都市銀行 0.640%〜 (+0.045%) ネット銀行 0.499%〜 ( → ) 新規借り入れ固定金利10年 商品別金利一覧(金利が低い順)
2021年3月1日時点順位 商品名 適用金利 1位 ジャパンネット銀行 住宅ローン 0.499% 2位 auじぶん銀行 住宅ローン 当初期間引下げプラン 0.525% 3位 ソニー銀行 固定セレクト住宅ローン【自己資金10%以上】 0.550% 4位 イオン銀行 住宅ローン 当初固定金利プラン 手数料定率型 0.620% 5位 三菱UFJ銀行 ネット専用住宅ローン固定10年プレミアム住宅ローン 0.640% 6位 りそな銀行 りそな住宅ローン(金利プラン当初型)融資手数料型 0.645% 7位 埼玉りそな銀行 りそな住宅ローン(金利プラン当初型)融資手数料型 0.645% 8位 住信SBIネット銀行 ネット専用全疾病保障付住宅ローン<当初引下げプラン> 0.660% 9位 SBIマネープラザ ミスター住宅ローンREAL<当初引下げプラン> 0.660% 10位 りそな銀行 りそな住宅ローン(金利プラン当初型)保証料一括前払い型 0.700% 借り換え固定金利10年の最低金利推移(直近5年間)
2021年3月1日時点最低金利 (前月比) 主要都市銀行 0.640%〜 (+0.045%) ネット銀行 0.499%〜 ( → ) 借り換え固定金利10年 商品別金利一覧(金利が低い順)
2021年3月1日時点順位 商品名 適用金利 1位 ジャパンネット銀行 住宅ローン(借り換え) 0.499% 2位 auじぶん銀行 住宅ローン 当初期間引下げプラン(借り換え) 0.525% 3位 ソニー銀行 固定セレクト住宅ローン(借り換え) 0.600% 4位 イオン銀行 住宅ローン 当初固定金利プラン 手数料定率型(借換え) 0.620% 5位 三菱UFJ銀行 ネット専用住宅ローン固定10年プレミアム住宅ローン (借り換え) 0.640% 6位 りそな銀行 りそな借りかえローン WEB申込限定プラン(金利プラン当初型) 0.645% 7位 埼玉りそな銀行 りそな借りかえローン WEB申込限定プラン(金利プラン当初型) 0.645% 8位 住信SBIネット銀行 ネット専用全疾病保障付住宅ローン(借り換え)<当初引下げプラン> 0.660% 9位 SBIマネープラザ ミスター住宅ローンREAL(借り換え)<当初引下げプラン> 0.660% 10位 新生銀行 パワースマート住宅ローン(借り換え) 0.800% -
フラット35と多くの全期間固定(35年)が引き上げ
今月のフラット35は上昇しました。フラット35(買取型)は「融資率9割以下、借入期間21年以上35年以下、新機構団信付き」で年1.320〜2.170%(最多金利1.320%)と、前月と比べ、最多金利で0.03%アップしました。同条件の借入期間20年以下も、1.230〜2.080%(最多金利1.230%)と、やはり最多金利で0.03%アップしました。
フラット35以外の全期間固定金利(35年)は、多くが金利を引き上げました。上げ幅は0.060〜0.110%です。多くが金利を上げる中、変動がなかったのは、三菱UFJ銀行や常陽銀行、中央労働金庫、SBIマネープラザ、ジャパンネット銀行、ヤフー株式会社です。
フラット35の最低金利(団信を含む)は、新規借り入れでアルヒ「ARUHIスーパーフラット5S(金利Aプラン)【自己資金50%以上】」、「同(金利Bプラン)」の当初0.840%(保証型、団信0.280%含む)、借り換えは住信SBIネット銀行「フラット35(借り換え)(保証型) 全期間固定(15年〜35年)」の1.220%でした。
フラット35以外では、新規はみずほ銀行の「みずほネット住宅ローン『全期間固定プラン』(保証料一部前払い方式) 全期間固定(31年〜35年)」で1.090〜1.190%が最低でした。借り換えは、同行の「みずほネット借り換え住宅ローン『全期間固定プラン』(保証料一部前払い方式)全期間固定(31年〜35年)」の1.090〜1.190%とともに、常陽銀行「めぶき de かりかえ(ネット申込専用住宅ローン)」の1.100%でした。
最低金利の推移(下図)を見ると、主要都市銀行もネット銀行も2018年12月以降は最低金利が下落傾向でしたが、2019年11月以降は上昇し、その後、2020年3月に下げてからまた上昇傾向になっています。借り換えでは、2020年11月に主要都市銀行とネット銀行が並んだのち、12月にみずほ銀行が金利を下げたことで、主要都市銀行が最低金利となっています。ただし、みずほ銀行は、借入者の条件によって金利が決まるタイプの幅を持たせた金利表示になっています。
10年固定でも書いたように、フラット35や長期固定の金利に影響する10年国債の金利は、現在日銀によって「ほぼ0%(±0.2%)」で推移するようにコントロールされています。ただし、多少の上下動はあると知っておきましょう。
新規借り入れ全期間固定金利の最低金利推移(直近5年間)
2021年3月1日時点最低金利 (前月比) 主要都市銀行 1.140%〜 (+0.050%) ネット銀行 0.900%〜 (+0.030%) 新規借り入れ全期間固定金利 商品別金利一覧(金利が低い順)
2021年3月1日時点順位 商品名 適用金利 1位 アルヒ ARUHI スーパーフラット5S(金利Aプラン)【自己資金50%以上】 0.590% 2位 アルヒ ARUHI スーパーフラット5S(金利Bプラン)【自己資金50%以上】 0.590% 3位 アルヒ ARUHI スーパーフラット6S(金利Aプラン)【自己資金40%以上50%未満】 0.620% 4位 アルヒ ARUHI スーパーフラット6S(金利Bプラン)【自己資金40%以上50%未満】 0.620% 5位 アルヒ ARUHI スーパーフラット6.5S(金利Aプラン)【自己資金35%以上40%未満】 0.640% 6位 アルヒ ARUHI スーパーフラット6.5S(金利Bプラン)【自己資金35%以上40%未満】 0.640% 7位 アルヒ ARUHI スーパーフラット7S(金利Aプラン)【自己資金30%以上35%未満】 0.670% 8位 アルヒ ARUHI スーパーフラット7S(金利Bプラン) 【自己資金30%以上35%未満】 0.670% 9位 アルヒ ARUHI スーパーフラット7.5S(金利Aプラン)【自己資金25%以上30%未満】 0.690% 10位 アルヒ ARUHI スーパーフラット7.5S(金利Bプラン)【自己資金25%以上30%未満】 0.690% 借り換え全期間固定金利の最低金利推移(直近5年間)
2021年3月1日時点最低金利 (前月比) 主要都市銀行 1.140%〜 (+0.050%) ネット銀行 1.150%〜 (+0.030%) 借り換え全期間固定金利 商品別金利一覧(金利が低い順)
2021年3月1日時点順位 商品名 適用金利 1位 アルヒ ARUHI スーパーフラット借換 1.020% 2位 住信SBIネット銀行 フラット35(借り換え)(買取型) 1.150% 3位 アルヒ ARUHI フラット35(借り換え) 1.150% 4位 住信SBIネット銀行 フラット35(借り換え)(保証型) 1.270% 5位 新生銀行 パワースマート住宅ローン(借り換え) 1.500% 6位 ソニー銀行 住宅ローン(借り換え) 1.619%
住宅ローンの金利に関する借入レポート(評判・レビュー)
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新規借り入れ初めての住宅ローン評価点数(金利):4
地銀、信用金庫、ネット銀行と色々検討しましたが、地銀は、担当者から書類をさんざん提出させられ、最後に出てきた金利が一番高かった。信用金庫は、担当者は、丁寧に対応は、してくれたもののこちらも金利が高かった。(地銀よりは、低かったですが・・・。)、ネット 続きを読む 銀行は、分割決済(土地と建物を別々にローン決済)をしてくれませんでした。また、担当者がつかず、相談に乗ってもらえないことが不安でした。結局、勤務先のメインバンクである三井住友銀行が、ネット銀行とそん色ない金利を提示してくれたので三井住友銀行にお願いしました。契約後も担当者が親切に対応してくれ、手続きには、数回、銀行に出向く必要ありましたが、そのたびに事前に必要な書類をメール等で連絡をくれ、問題なく手続きを進めることができました。ネット上では、金利比較サイトで低金利をうたう銀行が多数ありますが、一生に一回の買い物ですので若干、金利、手数料が高くても親身に相談にのってくれる銀行にお願いするのがいいと思います。(銀行間の比較は、必須ですが)
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新規借り入れ申請から借入まで特段迷うこともなくスムーズに完了しました。評価点数(金利):4
不動産仲介業者さんの紹介です。
他にネット銀行も選択肢はありましたが、その時のネット銀行の利率よりも低く当時の最低利率で適用もできましたし特に不満はありません。
最近は怪我や疾病についても無償で附帯されているものが多く、その点は保証不足を感じます 続きを読む 。 -
新規借り入れ手続きがネットで完結して便利かつ金利・団信がお得評価点数(金利):5
@金利の低さ
当時金利の低い銀行はジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行とあり、auじぶん銀行は変動金利0.41%だった。金利の低さではジャパンネット銀行の方が一番低かったが、左記2社との差はほとんどなかった。これらの中から選ぼうと決めていた。
続きを読む
Aお得な団信がある
上記3社は金利の低さという点では多少の差はあれど低い水準にあったが、団信には違いがあった。auじぶん銀行は金利引き上げなしで50%ではあるががん保障が付いていた点が魅力的であった。
B手続きがラクだった
住信SBIネット銀行にも本審査を申し込んでいたのだが、ネットで書類のアップロードが完結し、郵送の手間がなかった点がすごくよかった。隙間時間に手続きができたのがとても好印象。 -
借り換え利便性の高いネット銀行住宅ローン評価点数(金利):5
金利が安くなったため、一度他行へ借り換えをしましたが帰って来る形で住信SBIネット銀行に再借り換えを行いました。
住宅ローンを借りる際にもっとも重視するのは金利かと思いますが、毎月変動する金利で最安を狙うよりも安定して最安クラスを維持している住信S 続きを読む BIネット銀行にしました。
金利の次に重視したのは繰り上げ返済のしやすさ。私の場合は毎月繰り上げ返済を行っていたので、コスト面でも手間の面でも繰り上げ返済しやすいかどうかは大事なポイントでした。
住信SBIネット銀行は繰り上げ返済手数料無料、入金もファミリーマートなどのコンビニであれば手数料がかからず、繰り上げ返済の申しこみ自体もネットで数十秒あればできるので非常に助かっています。 -
新規借り入れ金利重視評価点数(金利):5
ハウスメーカー提携で変動0..395%でした。手数料一括型で融資総額×2.2%支払い。住宅ローン控除を考えると実質プラスです。他にも提携ローンはありましたが、最も安かったので選びました。団信は8代疾病等はつけていません。
住宅ローン金利の基礎知識
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金利とは何か
住宅ローンを比較するときに、最も基本になるのが「金利」です。住宅ローンを選ぶ際になぜ「金利」が大切になるのかを理解するためにも、金利の基本を知っておきましょう。
そもそも金利とは?
お金を借りたときには、その対価として利息を支払います。借りている額に対して、支払う利息の割合のことを「金利」と言います。
毎月の利息額の元金(借りている額)に対する割合を月利、年間の利息額の元金に対する割合を年利といいます。住宅ローンで表示されている金利は年利です。
なお、実際には毎月元金を返済するので、元金は少しずつ減っていきます。その減った元金(残高といいます)に対して、利息がかかるので、支払う利息額は毎回減っていきます。
金利が変わるとどのくらいの差が出るのか
例えば、3,000万円を30年間で返済した場合、金利が1%違うと返済額の総額は500万円以上多くなります。
金利が高いほど、毎回の返済額も多くなり、総返済額も多くなります。たとえ1%の違いでも、総額で見ると大きく違うことがわかります。
金利による返済額の違い毎回の返済額は元金の返済分と利息の合計額です。そのため、金利が上がると返済額が多くなるにもかかわらず、内訳を見てみると元金返済分は減っていることがあります。金利が高いほど元金が減るスピードも遅くなってしまいます。
毎月返済額の金額と内訳の違い金利はどうやって決まるの?
世の中のさまざまな経済的な変化にともない、金利も変動します。景気がよくなったり、物価が上がったりすれば一般的には金利も上昇します。
金利変動の要因金利はいろいろな要因が複合して、その結果として決まります。そのため、景気は良くないのに物価が上昇したため金利も上がるということもありえます。
実際の住宅ローンの金利は、「無担保コール翌日物金利」(変動金利型の金利に影響します)や「10年国債の利回り」(10年固定や35年固定など長期固定の金利に影響します)というものを指標の一つとして、各銀行が毎月決定しています。
住宅ローン関連金利の推移(10年国債の利回り)「固定金利型」は10年国債の動きに連動
固定期間が10年以上など長いものは、長期金利に影響されるところが大きくなります。長期金利が動く代表的な指標は新発10年ものの国債の利回りです。例えば株高になると、国債は売られ利回りは上昇します。また、世の中の景気がよくなると上昇傾向になります。新聞などに載る長期金利や日経平均株価の動きから予測ができます。
「変動金利型」は日本銀行の経済政策に注目!
変動金利が動く代表的な指標は「無担保コールレート(オーバーナイトもの)」です。これは、日本銀行が民間の金融機関にお金を貸し出すときの金利で、現在は政策金利の役割もあります。日本銀行はこの政策金利を上げ下げして、景気をコントロールしています。日本銀行が金融緩和をはかれば低く、金融引き締めに動けば高くなるのが基本的な考え方です。新聞やテレビのニュースなどで、日本銀行の方針発表を確認することで、変動金利の動きをある程度予測できます。
10年国債の利回りはH27年半ばから下降傾向となり、H28年2月にはマイナスになりました。その後マイナス金利からは脱したものの、H29年は0.1%程度と非常に低い水準が続いています。※「無担保コール翌日物金利」の金利は毎営業日ごとに日本銀行のサイトで発表されており、過去のデータも確認することができます。
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金利の選び方
住宅ローンの金利タイプは大きく3つ
住宅ローンの金利タイプには、大きく3つのタイプがあります。それぞれの仕組みや特徴、メリット・デメリットを知っておきましょう。
詳しい情報はこちら「「住宅ローンの金利」3つのタイプ、それぞれの違いは?」
金利の変動がない「全期間固定金利型」
その名のとおり、借り入れから、完済まで金利が変わらないタイプです。借り入れ時に全期間の返済額が確定できることが最大の特徴です。代表例はフラット35です。フラット35Sのように、段階的に金利が変わるものもありますが、将来の金利も借り入れ時に決まっているため、全期間固定金利型の一つになります。特別な優遇期間のあと金利が変わるものもあります。3つの金利タイプの中では金利は高めになります。
全期間固定金利型のメリット・デメリット
メリット
- 毎月の返済額が変わらないので、ライフプランが立てやすい
- 返済額が確定できて安心
- 低金利時においては、完済まで低金利の恩恵を受けられる
デメリット
- 高金利時に選んだ場合、その後市場金利が低下しても、金利は高いままになってしまう
一定の期間の金利を固定できる「固定金利期間選択型」
当初定めた期間の金利は変わらず、固定期間が終了する時、改めて金利タイプを選び直すものです。当初固定期間は2年、3年、5年、10年、15年、20年などから選べます。金利は一般的に固定期間が短いほど低く、長いほど高くなります。期間終了後は、変動金利、同じ固定金利期間選択型のどちらも選ぶことができ、その時点での金利に見直されます。そのため、金利が上がっている場合、月々の返済額が増える可能性がある点に注意が必要です。期間の種類や期間終了後の選び方のルールは、金融機関によって違うので、あらかじめ確認しておきましょう。
固定期間選択型のメリット・デメリット
メリット
- ライフプランをもとにするなど、必要な期間は返済額を一定にできる
- 全期間固定よりも金利を低くおさえられる
デメリット
- 固定期間終了時には、金利変動のリスクがある
- 変動金利型のように返済額の増額幅を制限するルールがないため
- 固定期間終了後、返済額が大きく増える可能性がある
半年ごとに金利を見直し「変動金利型」
変動金利型の大きな特徴は、半年ごとに金利が見直されることです。また、一般的には3つの金利タイプの中では、一番金利が低くなっています。
5年間は毎回の返済額を変更しない、次の5年間の返済額は従前の返済額の1.25倍までとするというルールがあり、家計に急激な変化が起こらないよう配慮されています(一部の金融機関を除く)。とはいえ、金利が上昇すると、利息にあてられる部分が増え、元本がなかなか減らないということも。金利の上昇が大きいと、返済額全てが利息にあてられ、それでも利息に足りず未払い利息が発生する可能性があることも知っておきましょう。変動金利型のメリット・デメリット
メリット
- 金利が下がれば、返済額も少なくなり、金利下降場面では返済額が減る
- 他の金利タイプに比べて金利が低い
デメリット
- 常に金利変化に対する不安がつきまとう
- 急激な金利上昇期には未払い利息が生じる可能性がある
- 将来の返済額や総返済額が読みづらく、長期的な計画が立てにくい
金利タイプ選びの基本は?
金利が上昇するときには固定金利型を、金利が低下するときには変動金利型を選ぶのが王道です。
低金利時に固定金利型のローンを利用すれば、その後金利が上昇しても適用金利は低いままです。一方、高金利時ならば変動金利型のローンを利用すれば、市場金利が下がるにつれ適用金利も下がります。
これから金利が上昇するというときには固定金利型、これから金利が下がるというときには変動金利型が金利タイプ選びの基本的な考え方です。
金利タイプ選びの基本的な考え方変動か固定、どんな人に向いている?
どの金利タイプを選ぶかは多くの人が悩むところです。返済額の多少や損得は、完済するまで結論が出ません。金利や返済額だけでなく、リスクの受け入れ方や価値観、生活設計も金利タイプ選びの際には重要なポイントになります。
金利タイプ こんな人に向いている 全期間固定金利型 - 毎月の住居費を完済まで確定させたい人
- 返済期間が長く、家計状況の変化が大きいと予想する人
- 新聞などあまり読まず、社会情勢に目を向けるのが苦手な人
- 心配性な性格で、金利の動きに不安やストレスを感じやすい人
固定金利期間選択型 - 当面、子どもの教育費などが重なり返済額を抑えたいが、その間の金利変動リスクは避けたい人
- 一定期間が過ぎたら、妻が働くなどで収入がアップする予定のある人
- 今は車などのローンがあるが、終われば家計に余裕ができる人
変動金利型 - 金利上昇にも対応できるような家計に余裕のある人
- 早い時期から、繰上返済しようと計画している人
- 妻が働くなど、家計収入の増える予定のある人
- 教育費など、今後大きな支出がない人
- 経済雑誌やニュースなどを見るのが好きな人
詳しい情報はこちら「資金の余裕度で変わる!金利タイプの選び方」
詳しい情報はこちら「金利タイプは変動or固定?性格やライフスタイルによる選び方」
店頭金利と適用金利の違い
金融機関の住宅ローン金利を見ると、次のような表示があります。それぞれ、どのような意味があるのでしょうか?
店頭金利と適用金利(1)店頭金利 3.5% (2)金利引き下げ幅 2.2% (3)適用金利 1.2% (4)当初特約期間終了後の金利引き下げ幅 1.4% (1)店頭金利
引き下げなどが行われる前の、本来の金利です。金融機関によって表現が異なり、店頭表示金利、基準金利などと表示されているものもあります。
(2)金利引き下げ幅
昨今の住宅ローンは、ほとんどが本来の金利である店頭金利よりも低い金利で融資されます。店頭金利から何%引き下げてくれるかというのが金利引き下げ幅です。この金利引き下げ幅は、金融機関によっては審査次第で決められることもあり、●%〜●%と幅をもって表示されていることもあります。
(3)適用金利
融資してくれる際の実際の金利です。店頭金利(1)から金利引き下げ幅(2)を差し引いたものが適用金利となり、返済額はこの適用金利で決まります。
(4)当初特約期間終了後の金利引き下げ幅
固定金利選択型の場合、当初の固定金利期間(=当初特約期間)と、固定金利期間終了後とで金利引き下げ幅が異なる場合があります。例えば、上記の事例が10年固定だった場合、当初10年間は店頭金利から2.2%引き下げられますが、11年目以降はその時点の店頭金利から1.4%の引き下げに変更されます。固定金利選択型の場合は、当初特約期間終了後にどのくらい引き下げてくれるのかも総返済額に影響してくるため、当初の適用金利と合わせて確認・比較することが重要です。
住宅ローンの金利はほとんどの金融機関では、毎月第一営業日に発表され、その月に実行されるものに適用されます。
金利の変動に備えるにはどうしたらよい?
金利が上昇してきたときに繰上返済ができるような貯蓄を心がけましょう。金利の動向をウォッチすることも忘れないようにしましょう。
変動金利型で借入れし、金利が上昇すると毎回の返済額も増えてしまいます。まずは増えることを前提に、増えても支払える程度の借入額にすることがポイントです。そうすれば、返済していても家計に余裕が生まれるはず。その余裕分を貯蓄しておけば、将来もし金利が上昇したら繰上返済することで毎回の返済額や総返済額を抑えることが可能になります。
最近では変動金利型はほぼ動きがないのに対して、固定期間が長期のものは、毎月わずかではあるものの金利が上下しています。2014年は金利は下がる傾向にあり、長期の固定金利商品の代表的なものであるフラット35の金利は過去最低を更新するなど低い水準が続いています。
金利上昇時に総返済額を抑える例固定金利型で借入れした場合には、金利が下がってきたら、借換えをした方が支払う利息額が少なくてすむことがあります。より効率的に返済するためにも、金利の状況はいつもチェックするようにしましょう。
金利タイプは金利がこれからどのように動くと考えるか、で選ぶのが基本ですが、一人ひとり違う家計の状況や借入額、価値観から選ぶという考え方もあります。
いずれにしても、住宅ローンは住宅購入には欠かせない身近なものでありながら、金額も大きく、よく理解せずに利用すると大きな痛手を受ける危険性も秘めています。
住宅ローンの基本は「金利」ですので、金利の仕組みをよく理解し、しっかりと自分の考えを持った上で住宅ローン選びをしていきましょう。
金利の理解を深めて、住宅ローンの効率的な返済を。
詳しい情報はこちら「金利が上昇したらどうする?リスクとその対策」
金利は借りた月の金利が適用される
住宅ローンの金利は毎月発表されていますが、実際に自分が借りる住宅ローンの金利はいつのものになるのでしょうか?ほとんどの金融機関は、ローンが実行される月の金利を適用します。そのため、契約後、引き渡しまでの期間が長い場合は、金利が大きく変わる場合もあるので、引き渡しの2ヶ月程度前に再度確認するようにしましょう。なお、財形住宅融資などのように申込時の金利というローンもあります。いつの金利が適用されるかを確認しておきましょう。
住宅ローンをなるべく低い金利を適用してもらうには
住宅ローンの金利を見てみると、多くの銀行に「引き下げ幅」があります。これは、本来の金利(基準金利、店頭金利などといわれるもの)からどれだけ引き下げてくれるか、という話。この「引き下げ幅」が大きいほど、実際に適用される金利が低くなります。
詳しい情報はこちら「金利引き下げ交渉の前に準備すべき3つのこと」>
引き下げ幅って何?(ある銀行の例)
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- 基準金利 2.475%
金利引き下げ幅 -1.5%〜-1.7% - 適用金利は?
金利引き下げ幅が-1.5%の場合 0.975%
金利引き下げ幅が-1.7%の場合 0.775%
- 基準金利 2.475%
上記のように引き下げに幅をもたせている金融機関があります。自分の引き下げ幅は審査によって決まります。審査において、物件の価値や、借入れする人の返済力を総合的に判断して決定されます。
では、どのような人の引き下げ幅が大きくなるかというと、「安定した収入があり、確実に返済してくれる」と銀行が見込んだ人です。勤務先も安定していて、本人の毎年の収入に大きな波がない人の方が望ましいと考えられ、大手企業の正社員などが当てはまります。勤務年数も長い方が安定しているとみられます。
確実に返済してくれる、という点では返済に余力がある方がよいので、年収に対しての借入額が適正かどうかが大切でしょう。これは主に「返済負担率」(年間返済額の年収に対する割合)というものでみられます。
住宅ローンの借入額だけでなく、他の借入金も含めてみられますので、車など他のローンは無い方が有利です。
金融機関の中には、頭金の割合によって異なる金利を適用しているところがあります。ある銀行では、頭金が20%以上の人の引き下げ幅は−1.5%〜−1.7%なのに対して、頭金が20%未満の人は−1.4%〜−1.7%と公表しています。このように頭金が多ければ引き下げ幅の下限で0.1%の差が出ます。
頭金が多ければ、物件の価値に対して借入れしている割合が少なくなります。金融機関側からすれば、もしも返済できなくなった場合の担保の確実性が上がるのです。
住宅ローン金利交渉はできるのか?
銀行から金利を提示されてから、金利交渉する余地はあるのでしょうか? 「必ずできる」とは言い切れませんが、実際には交渉の結果下げてもらったという人もいます。
どんな人なら、交渉の結果金利を下げられるかというと、金融機関が「この人に借りてほしい」と思う人です。先に記載したような、確実に返してくれる、いわゆる良質な顧客である必要があります。まずは、自分に金利を引き下げてもらえるような条件が揃っているか、客観的に自分を見てみましょう。他行で仮審査を受けてみるのも一手です。もっと低い金利で審査が通っていることを示すことができれば、説得力が増します。
さて、借入れ中の人は、新規で借入れる人よりも現在の自分の金利の方が高いことに疑問を感じることもあるでしょう。もっと低い金利にするには、通常他行へ借り換えを行いますが、借り換えには費用がかかります。そこで、今の住宅ローンの金利を引き下げてもらえないかの交渉をしてみるのも良いでしょう。
この場合でも、「引き下げてくれなければ、借り換えます」という本気度を示すために、借り換え費用を支払っても効果が出るような、他行の住宅ローンを調べ、できれば仮審査を出しておくとよいでしょう。
新規でも借入れ中でも、交渉するには「自分を知る」「世の中を知る」の両方の準備が大切です。「このくらいなら下げてくれそうだ」という程度を知るためにも、世の中の住宅ローンの金利状況は調べておくべきでしょう。やみくもに下げて欲しいと言うよりも、「こういう理由で下げてほしい」と伝える方がずっと上手な交渉です。
なお、金融機関側にもその時々で事情や方針があります。たまたま実績を上げたい時期に当たれば引き止めてくれやすいでしょうし、借り換える人はあえて追わない方針にしている場合もあります。
「こうすれば交渉で金利を下げられる!」という明確な方法はありませんし、手間も時間もかかりますが、金利が下がれば、大きな金額の節約につながります。たとえダメもとでも、金利の交渉にトライしてみるのもよいでしょう。
金利交渉の準備
- 世の中の金利水準など住宅ローンの状況を把握する
- 安定した年収など、確実に返済できる状況をPRする
- 他行に仮審査を出し、ほかでもっとよい条件で貸してくれるところがあることを示す
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金利動向・見通し
今までの金利の動きは?
90年代までは金利が高い時代でしたが、ここ十数年は低い水準で安定しています。
変動金利型の金利の推移を見てみると、1990年頃に8.5%まで上昇したこともありました。バブル崩壊後は、ゼロ金利政策(金融緩和)などもあり、現在まで金利はほぼ最低水準で安定しています。
最近では変動金利型はほぼ動きがないのに対して、固定期間が長期のものは、毎月わずかではあるものの金利が上下しています。長期固定金利の代表格とも言えるフラット35の金利は、2016年8月に過去最低金利になって以降、1%台前半の低い水準が続いています。
ただし、これらはあくまでも過去のデータです。これから住宅ローンを借入れする人や、現在返済中の人は、今後金利がどう動くかが重要です。
銀行の変動金利型(基準金利)の推移フラット35の過去3年間の金利推移金利はこれからどう動く?みんなはどう考えている?
今後一年間は「ほとんど変わらない」と考えている人が多く、現状より低下するという考えは少数派です。
実際に住宅ローンを借り入れした人が、今後一年間の金利はどう動くと考えているのかを聞いたアンケート結果では、全体で見ると
・「ほとんど変わらない」と考える人が約半数
・「現状よりも上昇する」と考える人が約3分の1
となっています。このように、今よりも金利が下がると考える人は少ないようです。
さらに借りた金利タイプ別に見てみると、全期間固定型で借入れした人は現状よりも上昇すると考える人が一番多く、変動型で借入れした人はほとんど変わらないと考える人が多いという結果でした。
住宅ローン利用者の実態調査※住宅金融支援機構「2016年度民間住宅ローン利用者の実態調査(民間住宅ローン利用者編)第2回」より
金利の動きはウォッチすべき?
住宅ローンの返済は長期にわたります。リスクに備えるためにも、より有利な返済をするためにも、折にふれて金利の状況を確認しましょう。
金利が変わるタイプの住宅ローンを借りている人は、金利が上昇するような動きになってきたときには備えが必要です。金利が固定されているものを借入れしている人も、金利が下がっている時には借換えをした方が有利になることもあります。
10年、20年、30年という長期間の間には、経済状況はめまぐるしく変化しますので、できるだけ金利の動きに注目していることが、上手に返済するコツです。
住宅ローン金利は、借り入れ時だけなく、長期間にわたって確認したい。
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