「元利均等返済」と「元金均等返済」違いと返済額の比較

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2013年8月19日掲載

選び方

「元利均等返済」と「元金均等返済」違いと返済額の比較

住宅ローンの返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。どちらを選ぶかで毎月の返済額や返済の総額(総返済額)も異なるため、それぞれのメリット・デメリットを理解して、あなたに合った選択をしましょう。毎月返済と併せてボーナス返済を利用する場合の注意点もお伝えします。

元利均等返済と元金均等返済の仕組み

元利均等返済

毎回の返済額(元金と利息の合計額)が同じ額になる返済方法です。金利が変わらない限り毎月の返済額は一定ですが、元金部分と利息部分の比率は変わっていきます。当初は利息部分が多く、元金部分が少ないため、元金の減り方は遅くなります。

元利均等返済と元金均等返済の仕組み

元金均等返済

毎月の返済額のうち元金部分が一定になる返済方法です。毎月の返済額は、元金部分と残高に対する利息額を合計した金額になります。残高が減っていくに従い利息額も減っていくので、毎回の返済額はだんだん少なくなっていきます。元利均等返済と比較すると、当初の返済額は多くなりますが、元金部分の減り方は早くなります。

元利均等返済と元金均等返済の仕組み

借入金3,000万円、金利2.5%(固定金利型)、返済期間30年の場合で、毎月返済額と総返済額を比較してみましょう。下表のとおり、当初の毎月返済額は元利均等返済の方が、約27,300円少なくなります。両方の毎月返済額がほぼ同じになるのは158回目(13年2か月後)です。一方、総返済額は元金均等返済の方が140万円近く少なくなります。

【毎月返済額】
返済回数 元利均等返済 元金均等返済 差額
1回目 118,536円 145,833円 27,297円
60回目 118,536円 135,589円 17,053円
120回目 118,536円 125,173円 6,637円
158回目 118,536円 118,576円 40円
240回目 118,536円 104,340円 -14,196円
360回目 118,536円 83,626円 -34,910円
【総返済額】
  元利均等返済 元金均等返済 差額
総返済額 42,672,840円 41,281,115円円 -1,391,725円

総返済額で得するという理由で、元金均等返済を希望する人も少なくありませんが、元利均等返済でも繰り上げ返済を行なうことにより近い効果を出すことはできます。例えば、「最初の頃の返済負担が重くて、子供の学費を必要な時までに充分貯められなかった」ということにならないよう、得することばかり目を奪われず、ライフプランをよく考えて返済方法を選ぶようにしましょう。

ボーナス返済と毎月返済

ボーナス返済と毎月返済

毎月返済のほかに、年2回のボーナス返済を併用することもできます。ボーナス返済分を増やせば、毎月返済額は少なくなります。例えば、借入金3,000万円、金利2.5%(固定金利型)、返済期間30年、元利均等返済の場合で、ボーナス返済なしの場合、500万円をボーナス返済にした場合、1000万円をボーナス返済にした場合、それぞれの毎月返済額を比べてみましょう。

【ボーナス返済を併用した場合の毎月返済額】
毎月返済額 ボーナス返済額
ボーナス返済なし 118,536円 0円
ボーナス返済500万円 98,780円 118,949円
ボーナス返済1,000万円 79,024円 237,899円

ただし、景気に影響されやすいのがボーナスの支給額です。支給額が減ったために、ボーナス返済が困難になるケースは多いものです。なるべくボーナス返済には頼らないで毎月の家計のやりくりを考えたいところです。毎月の家計の中で返済ができる程度に借入額を抑えておく方が、安心感は増すでしょう。

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