彩速ナビ MDV-M805L
- 「彩速ナビ」の使い心地をそのままに、見やすい大画面8V型モニターを搭載したカーナビ。専用エスカッションと純正クラスターパネルなどで取り付け可能。
- 必要と思われる情報を自動的に表示する新しい「INFOウィンドウモード」や、操作ボタンが地図画面上に浮かび上がる「アクティブオーバーレイGUI」を採用。
- ハイレゾ対応のオーディオ機能や、ドライバーの意図に合ったルートを探すことができる「マイルートアジャスター」機能を搭載。
彩速ナビ MDV-M805L のスペック・仕様・特長
- 「彩速ナビ」の使い心地をそのままに、見やすい大画面8V型モニターを搭載したカーナビ。専用エスカッションと純正クラスターパネルなどで取り付け可能。
- 必要と思われる情報を自動的に表示する新しい「INFOウィンドウモード」や、操作ボタンが地図画面上に浮かび上がる「アクティブオーバーレイGUI」を採用。
- ハイレゾ対応のオーディオ機能や、ドライバーの意図に合ったルートを探すことができる「マイルートアジャスター」機能を搭載。
| 基本仕様 | |||
|---|---|---|---|
| 画面サイズ | 8 V型(インチ) | 画面種類 | |
| 解像度 | 800×480 | タイプ | ラージサイズモデル |
| 設置タイプ | 一体型(2DIN) | 記録メディアタイプ | メモリ |
| タッチパネル | ○ | タッチパネル種類 | 静電式 |
| フローティング構造 | 地図データ | MapFan | |
| リアモニター付属 | |||
| チューナー | |||
| TVチューナー | フルセグ(地デジ) | 4x4地デジチューナー | ○ |
| その他機能 | |||
| バックカメラ | 別売 | ドライブレコーダー | |
| Bluetooth | Bluetooth | スマホ連携 | |
| ハイレゾ | ○ | ハンズフリー機能 | ○ |
| ワイドFM | ○ | ETC2.0 | ○ |
| VICS WIDE | ○ | VICS | ○ |
| スマートIC考慮検索 | ○ | 音声認識 | |
| ミラーリング対応 | 搭載プレーヤー | DVD/CD | |
| 外部メモリスロット | SDカード SDHCカード SDXCカード |
接続端子 | USB端子 |
| 安全運転サポート機能 | |||
| 逆走検知・警告 | ○ | 一時停止表示 | |
| 制限速度表示 | ゾーン30表示 | ||
| 速度超過警告 | |||
| サイズ・重量 | |||
| 幅x高さx奥行き | 197x125x184 mm | 重量 | 2.56 kg |
- スペック情報を含め、掲載している価格やスペック・付属品・画像など全ての情報は、万全の保証をいたしかねます。実際に購入なさる場合は各メーカーへお問い合わせください。また、空白部分は未調査の項目です。
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JVCケンウッドは、旧株式会社ケンウッドの設立70周年を記念したAVナビを2017年10月4日に発表した。「TYPE M」と総称される新ナビは同社の「彩速ナビ」シリーズの中核をなすモデルで、8V型ディスプレイの「MDV-M805L」、7V型ディスプレイで200mmワイドの「MDV-M705W」、7V型・2DINサイズの「MDV-M705」の3モデルからなる。発売はいずれも10月中旬から。
操作性よく、自車位置精度にもこだわった
ケンウッドの彩速ナビには、「TYPE Z」と「TYPE L」がすでにある。今回、彩速ナビのラインナップに追加されるTYPE Mは、その中間に位置するモデルかといえば、決してそうではなく、Mは「マスターモデル」を意味するのだという。マスター=中心的存在、つまり何でもありの“オールラウンドモデル”ということだそうだ。さらにその内容も、既存モデル(特に上級のTYPE Z)の特徴を受け継ぎながら、いっそう磨きをかけたとされている。
まず、基本性能から。「彩速」のゆえんたる操作レスポンスはさらに向上。スマートフォンでおなじみの指を使った操作がより俊敏になり、地図のスクロールはまさに高速。フリック、ピンチ、ドラッグがストレスなく操作できるのも高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」によるもの。ディスプレイも大きく進化し、メリハリある高コントラストの画面表示も上級機に迫るものだ。ハード面では6軸ジャイロの搭載が新しい。これまでの3軸に対し、傾斜した路面でも高精度な測位が可能となり、例えばGPS電波の届かない屋内駐車場でも自車位置を見失うことなく正確な自車位置表示を可能としている。新しい機能としては、高速道路などでの逆走警告、スマートフォン置き忘れ警告、ルート案内時に目的地近くになると自動的に音楽音量を下げる機能など、使いやすさに主眼を置いて改善を施したものが多い。
ハイレゾ対応ナビの先駆者が打つ次の一手
音楽再生の高音質化も大きな話題だ。音楽ソースのハイレゾへの対応は今年登場したAVナビがこぞって採用しているものだが、そもそも先鞭(せんべん)を付けたのは彩速ナビ。上級のTYPE Zは2年以上前の「MDV-Z702」の時代から対応してきたが、このTYPE Mもハイレゾ対応となる。そのレベルも192kHz/32bitの音源に対応するだけでなく、非ハイレゾの音源も192kHz/32bitにアップコンバートしてハイレゾに近い音質で再生可能という高度なもの。使用するDACや音質設計も上級機に引けを取らないレベルのものだ。今回注目すべきはその伝送方法。ハイレゾ音源の音楽データをナビで再生しようとすると、これまでは自宅等でダウンロードしたデータをハイレゾ対応のUSBなどにインストールしてナビに読ませるのが一般的だったが、TYPE Mではソニーが開発したワイヤレス・オーディオ伝送技術「LDAC」を使うことによって、Bluetooth接続でハイレゾの高音質音源を楽しむことができる。
利用シーンを広げる連携型周辺機器も同時発売
高音質再生のほか周辺機器との連携を見据えた設計も売りのひとつ。TYPE Mとともに、ドライブレコーダー、ETC車載器が同時発売されるが、これらとTYPE Mを連携させることで新たな利用形態を提供する。TYPE Mに接続可能なドライブレコーダーは前方用と後方用があり、それぞれの画像をナビのディスプレイに表示できる。特に後方の映像をディスプレイに映せばそのまま「バーチャルルームミラー」として利用でき、後方視界のよくないクルマには有益な機能となる。また、本格的な運用はこれからだが、高度化ビーコン対応ETC2.0車載器をTYPE Mに接続すれば、「信号情報活用運転支援システム(TSPS)」を利用して前方数カ所の信号機情報をナビ画面に表示することで、余裕のある効率的な運転に役立てることができる。まさに最先端のITSツールを真っ先に手にすることができるわけだ。
TYPE Mはすべてオープン価格だが、メーカー想定実売価格は、MDV-M805Lが11万円前後、MDV-M705WとMDV-M705が9万円前後、ナビ連携型ドライブレコーダーフロント用「DRV-N530」が2万2000円前後、同リア用「DRV-R530」が2万7000円前後、ナビ連携型高度化ビーコン対応ETC2.0車載器「ETC-N7000」が3万7000円前後(いずれも税抜き)とされている。
(文=尾澤英彦)
- 価格.com 新製品ニュース
ケンウッド、「彩速ナビ」の新モデル「TYPE M」を発売2017年10月6日 14:29掲載



