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レコードプレーヤーの選び方ガイド
レコードプレーヤーの魅力と特徴
レコードプレーヤーとは、CDが普及する以前に使用されていたオーディオメディア「レコード」を再生するための機器のことです。
レコードは、樹脂製の円盤で、音波信号が細い溝に記録されています。この音溝から細かな音を引き出し、アナログにしか出せない風情を楽しむことができるのが、レコードプレーヤーの魅力です。
レコードプレーヤーの構成で音質が変化
レコードプレーヤーは、主にターンテーブルとカートリッジ、トーンアームの3つのパーツで構成されています。各パーツの組み合わせによって、音質が変化するのが特徴です。
購入してすぐにレコードを再生できるオールインワンタイプから、各パーツを購入して組み合わせる玄人向けの製品まで、さまざまな製品があります。
レコードプレーヤーの選び方
レコードプレーヤーを選ぶ際には、6つの重要なチェックポイントがあります。
聴き心地(安定性)に関わる「ターンテーブルの回転方式」。LP、EP、SPで異なる「回転数」。音質に影響する「カートリッジ(針)」と「トーンアーム」。音の再現性を左右する「フォノイコライザー」等、それぞれのポイントを抑えて自分に合ったレコードプレーヤーを選びましょう。
6つの選び方のポイント
1.ターンテーブルの回転方式を確認
レコードを乗せて回転させるターンテーブルには「ベルトドライブ方式」と「ダイレクトドライブ方式」の2種類があります。
振動に強い「ベルトドライブ方式」
「ベルトドライブ方式」は多くのレコードプレーヤーで採用されている一般的な方式で、モーターの動力をゴムベルトによってターンテーブルに伝え、回転させます。ゴムベルトは消耗品のため、使用していない場合でも一定期間ごとに交換が必要ですが、手頃な価格で購入でき、簡単に交換できます。 周囲の振動の影響を受けにくく、回転が安定しているのが特徴で、レコードプレーヤーの価格帯を問わず、幅広い製品に採用されています。
回転精度にすぐれた「ダイレクトドライブ方式」
「ダイレクトドライブ方式」は、モーターとターンテーブルが直接結合しているタイプのレコードプレーヤーです。回転精度にすぐれ、スムーズな動作が魅力です。ピッチコントロール(回転数の微調整)に対応しているほか、ターンテーブルの逆回転によってスクラッチプレイができるため、DJ用の製品に多く採用されています。ベルトドライブ方式のゴムベルトのような消耗品がないため、交換の手間がかかりません。ただし、振動対策が難しいため、低速で回転させるとなめらかに回転できず音がカクついてしまう「コギンス」という現象が起きるデメリットもあります。
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2.レコードの回転数をチェック
回転数とは、レコードが1分間に回転する回数のことです。レコードプレーヤーを購入する場合には、再生したいレコードの回転数に対応した製品を選びましょう。多くのレコードプレーヤーは、ボタン1つで回転数を切り替えることができるようになっています。
一般的な33回転の「LPレコード」と45回転の「EPレコード」
レコードのなかで一般的なものが、33回転の「LPレコード」と45回転の「EPレコード」です。33回転のLPレコードの多くが、直径12インチ(30cm)で、45回転のEPレコードの多くが直径7インチ(17.78cm)になっています。LPレコードのほうが収録時間が長いのが特徴です。
収録時間の短い78回転の「SPレコード」
78回転の「SPレコード」は、レコードのなかでも最も古いタイプです。サイズは直径10インチ(25.4cm)、または12インチ(30cm)で、収録時間が短いのが特徴です。
初心者向けのレコードプレーヤーの場合、78回転に対応していないこともあるため、聴きたいレコードがSP盤の場合は、78回転に対応している製品かどうかを必ずチェックしましょう。
3.カートリッジの種類で選ぶ
カートリッジとは、針先を用いてレコード表面の音溝の振幅を電気信号に変換する接触式の装置のことです。
カートリッジには「MM型(ムービングマグネット型)」と「MC型(ムービングコイル型)」の2種類があります。
初めて使うなら「MM型(ムービングマグネット型)」
マグネットを震動させるMM型は構造がシンプルで、針交換を自分で行えるなど、取り扱いが簡単です。そのためエントリーモデルのレコードプレーヤーに多く採用され、初心者に適しています。
高音質を求めるなら「MC型(ムービングコイル型)」
コイルを震動させるMC型は、再生周波数も広くより繊細な表現が可能です。ただし、出力が低いため、昇圧トランスやヘッドアンプなどと併せて使う必要があり、高音質にこだわる中上級者に適しています。
カートリッジの種類で製品を探す
4.トーンアームの種類を知る
「トーンアーム」とは、カートリッジを支える固定装置のことで、針が正確に音溝をなぞれるようにする重要な働きを担います。
トーンアームには「インテグレーテッドタイプ」と「ユニバーサルタイプ」の2種類があります。また、アームの形状はストレート型・J字型・S字型の3種類に分けられます。
安価で初心者向きの「インテグレーテッドタイプ」
「インテグレーテッドタイプ」は、トーンアームとカートリッジが一体化したタイプです。カートリッジ交換などのカスタマイズはできませんが、価格が安く、エントリーモデルのレコードプレーヤーに多く採用されています。
音質にこだわるなら「ユニバーサルタイプ」
「ユニバーサルタイプ」はトーンアームからカートリッジの取り外しが可能なタイプです。同じレコードプレーヤーでもカートリッジを交換して音質の変化を楽しむなど、中上級者に適しています。
5.フォノイコライザーの有無を確認
レコードの音を再生するためには、レコードプレーヤーの針が読み取った信号を変換するための装置「フォノイコライザー」が必要になります。
エントリーモデルのレコードプレーヤーはフォノイコライザーを内蔵した製品が多く、比較的安価なモデルが選べる点が特徴です。初心者の方やコストを抑えたい場合に最適です。
音質にこだわる中級機以上では非内蔵タイプが多くなっています。非内蔵タイプの場合、外部フォノイコライザー、またはフォノイコライザー内蔵アンプが必要になります。
6.その他の便利な機能
最近では、デジタル機器との相性を考慮したレコードプレーヤーも多く販売されています。
「USB対応モデル」なら録音が簡単に
USBポートを装備したモデルであれば、PCやスマートフォンと接続し、レコードの音源をデジタル機器に取り込んだり、録音したりすることができます。
ワイヤレスで音楽を楽しむなら「Bluetooth機能」付き
ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを使用してレコードの音を楽しみたい場合は、Bluetooth機能を搭載したモデルを選びましょう。
予算を抑えるなら「スピーカー内蔵」タイプ
アンプやフォノイコライザーを搭載した「スピーカー内蔵タイプ」は、予算を抑えられるほか、接続の手間も省けます。レコードプレーヤー本体を購入するだけですぐにレコードを再生できるので、初心者に適しています。省スペースで設置できる点も特徴です。
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