カメラ部門
カメラ部門大賞
受賞ポイント
- 静止画と動画の両方が超ハイレベルな「α」シリーズのフラッグシップモデル
- 有効約5010万画素ながらブラックアウトフリーでの最高約30コマ/秒の超高速連写を実現
- 8K/30pと4K/120pに対応する強力な動画撮影機能
何でも簡単に撮れてしまう、ソニー渾身の最上級機はまさにモンスターマシン
フルサイズミラーレスカメラの世界では、市場を一歩リードしてきたソニー。そのソニーが、2021年3月に満を持して発売したフラッグシップモデルが、この「α1 ILCE-1」である。そのスペックが発表された当初、カメラ好きの誰もが度肝を抜かれたことだろう。カメラの心臓部となるイメージセンサーには、有効約5010万画素という高画素を実現した最新型の「Exmor RS」を搭載し、この高画素センサーからの信号を処理する映像エンジンには、最新型の「BIONZ XR」を2基搭載するという豪華さ。このシステムにより、5010万画素の大容量データでありながら、AF/AE追随しながら最高30コマ/秒の高速連写をはじめ、1秒間に最大120回のAF/AE演算を行うことで、動き回る被写体にもしっかり追従するAF性能や、8K解像度で30Pという圧倒的な動画撮影性能を実現して見せたのだ。 これだけのモンスターマシンだけに、販売価格も80万円前後とモンスター級で、使う人を選ぶところはあるが、購入したユーザーからは、「なんでも簡単に撮れてしまう」「明らかに失敗写真の歩留まりがよくなった」など、価格なりのことはある製品と評された。コロナ禍の外出自粛の影響で、大きな影響を受けているデジタルカメラ市場ではあるが、この1年は、各メーカーからかなり意欲的な製品が発売され、カメラファンを喜ばせてくれた。本機は、そんな今年を見事に代表する、すぐれた製品と言えるだろう。
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| タイプ | ミラーレス |
| レンズマウント | α Eマウント |
| 画素数 | 5050万画素(総画素)/5010万画素(有効画素) |
| 撮像素子 | フルサイズ/35.9mm×24mm/CMOS |
| 重量 | 652g |
レビューピックアップ
さん
買って損は絶対にないカメラです。ほぼ全ての写真を電子シャッターで撮れるα1はNikon一桁機のようにシャッター耐久性を気にする必要がないのでおそらく値下がりもしにくいでしょうし、その点でもかなりコスパが良いと言えます。
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さん
【液晶】EVFが素晴らしくピント合わせがしやすい。古いマニュアルフォーカスレンズ遊ぶのにこれは必須【ホールド感】自分には最高【総評】RAW現像して追い込んだくらいの画が撮って出しで出力出来るというのは数撮る人には最高。
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レビューデータ
※2021年11月時点のデータです。
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- 人物、動物ともに大きく進化した瞳AF機能を高く評価する声が多く集まっており、動きのある被写体であっても、リアルタイムトラッキング並みに追従するので、ただ連写するだけでもしっかりと瞳にピントが合わせられるなど、カメラ任せにできる点も高評価につながっています。「誰でも決定的瞬間が撮れるモンスターカメラ」「全てが最高のレベル」と絶賛されるなど、現行フルサイズミラーレスの中でも最高峰の1つと言えそうです。



MBDさん
なんといって高速連写、AFの速度と精度、そして高画素がこのカメラの最大の特徴かと思います。α350/α900からのソニーユーザーなので、その頃から比べると、恐ろしく楽に撮影できます。
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