自動車部門
自動車部門大賞
受賞ポイント
- 前後に駆動モーターを搭載するツインモーター4WDにより、力強い加速と高い操安性を実現
- 大容量駆動バッテリーの搭載によって、日常的なクルマ移動をモーターのみで走行できる
- 車内に設置されている100V AC電源(最大1500W)により、電化製品への電力供給が可能
PHEVシステムの搭載でさらに走行性能が向上した、地味ながらも本格派のSUV
自動車市場では、世界的なSUVブームが続いているが、ここ数年の「価格.comプロダクトアワード」でも自動車部門で大賞に選出されてきたのはSUVばかり。今回大賞に選出された、三菱自動車の「エクリプス クロス PHEV」も、このSUV人気に乗った1台だ。ただ、これまで大賞に選出されてきたSUVとやや趣が異なるのは、本製品がれっきとした「PHEV(プラグインハイブリッド)」車であったことだろう。PHEVは、今世界中で進んでいるEVシフトへの過渡的製品とも言えるが、EVが持つモーターの大出力と、ガソリンエンジンが持つ利便性をあわせ持っており、EVシフトへの過渡期である現時点ではかなり有力な選択肢だ。しかも、大容量バッテリーを備えているので、社内で家庭用電源が取れるといったメリットもあり、コロナ禍で人気爆発しているアウトドアシーンでも便利に使える。 三菱自動車はもとからこのPHEVの開発には力を入れてきたメーカーで、よりオフロード寄りの「アウトランダーPHEV」で、業界をリードしてきた。その「アウトランダーPHEV」のPHEVユニットを、同社が主力SUVとして展開中の「エクリプス クロス」に搭載したのが本製品。先代の「エクリプス クロス」もユーティリティーの高さと、走行性能では、高く評価されてきたSUVだったが、今回PHEVとなったことで、よりパワフルになったとともに、より走行性能が高まったことで、SUVの中でも走りにこだわるユーザーに高く評価された。
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レビューピックアップ
さん
この車に乗るようになって、ドライブがより楽しくなりました。見た目も走行性能も文句なしの完成度が非常に高い車だと思います。この車で初めてphevを体験したのですが、本当に感動モノで次世代の乗り物って感じでした。
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さん
【エンジン性能】【走行性能】立ち上がりも静かでほとんどエンジン音が気にならないにも関わらず加速は素晴らしく、回生ブレーキもしっかり効くので運転が楽しいです。さすがはEVと言った感じ。
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レビューデータ
※2021年11月時点のデータです。
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- 走行時の静粛性にくわえ、走行性能においては重厚かつ安定感がありながら、滑らかで瞬発力のある加速感を味わえる点などが高く評価されています。ドライブモードをターマック(=舗装路)に切り替えることで、より力強くスポーティーな走りを体感でき、「開発陣の情熱が伝わってくる」「運転がより楽しくなる完成度」と手放しで賞賛する声も見受けられるなど、満足度の高さがうかがえます。
三菱自動車工業株式会社
エクリプス クロス PHEVで、いつもより一歩先へ
この度は栄えある価格.comプロダクトアワード2021をいただき、大変光栄に存じます。皆様より多大なるご支援をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
エクリプス クロスは2017年の発売以降、グローバルに展開し、ご好評をいただいておりましたが、さらに魅力ある商品としてお客様に提供するため、発売から3年という短期間でデザインを中心とした大幅な改良を実施するとともに、PHEVモデルを設定いたしました。
特にPHEVモデルの投入にあたっては、3つのこだわりを持って開発してまいりました。先ずは、電動車の魅力である滑らかで力強く静かな走り。次いで、ボディの高剛性化とバッテリーの車体中央配置による低重心化による優れた操縦安定性。最後に、S-AWCの制御と足回りのセッティングの最適化によるスポーティな走りです。
これらの結果、ドライバーのイメージ通りのラインを描いてカーブを駆け抜けることが可能となり、気持ちのよいモータードライブを楽しみたい、いつもより一歩先へ、もっと遠くに行ってみたい、そんなドライバーの気持ちを後押しできる電動SUVに仕上げることができました。
今後も電動化による環境技術と4WD技術をさらに進化させ、安全・安心で快適な走りと持続可能な社会への貢献を実現していきたいと考えます。この度は誠にありがとうございました。
商品戦略本部 上原 実



ペポピーさん
【走行性能】モーター特有のスイスイなめらかな加速で、重さを感じさせない浮いているかのような走りです。日常的に雪道、凍結路走りますが、Snow、Gravelモードを駆使すると圧巻の走りを見せます。
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